人生は駆け足日記

 またもや近況を駆け足で報告だ。オレの人生、一生駆け足なんだろうか。悔んでみても始まらないので、さっそく走り出す。

 某日、正月休みも終わりハッピーマンデーとかいうこじつけ連休も終わり、ようやく日常に復帰する。正月とか連休はマックスで3日でいいな。それ以上あると人間が堕落する。朝起きるのも遅くなるし、夜も遅くまで起きているし、かといって昼間は何も生産的なことはせず、ネットで遊んでいるかせいぜい自転車転がすか、散歩しているかくらいである。本が中々読めない。集中力が無くなっている。ここ最近の、平均的な休日の過ごし方は午前中は布団の中で「夢の中(by ボ・ガンボス)」で、昼前に起きてコーヒー入れて新聞を読む。昼飯は大抵麺類で、九州人なら異議なしの声が上がること必定のアベックラーメンであったり、手ごろな野菜とベーコンをニンニクと一緒に炒めてサッポロ一番味噌ラーメンの上に乗っけて食べたり、ホウレン草とベーコンをバター醤油で味付けしてパスタを絡めるとか、まあ、お湯を注いで3分待つだけ(by リザード)よりは多少マシな程度。食ったら眠くなるが、そこで寝ると家族全員の非難が待ち受けているので、ぐっとこらえてフルモト、あ、最近はあんまりいかないか、それよりは図書館に行ってうたたねしながら本を読んでるかな。とにかく、生産性が全くないのだ。

 某日、借りていた本の返却日だったので、仕事が終わった足で図書館に行った。窓口で本を返して、止せばいいのに書架のほうにふらふら行ってしまう。僕が気に入っているスペースは窓際の大きなソファなのだが、そこに先客がいた。室内なのにごついジャケットを着こんでマフラーを巻いて、頭にはアポロキャップといういでたち。ん、この縞模様のマフラーには見覚えがある。先週の土曜日にここに座っていたオッサンだ。そして、1日於いて祝日の月曜日、遅い午後にも何冊か雑誌を横に置いてぱらぱら眺めては外の景色を眺めてぼんやりしていたっけ。これで3回連続見かけている。服装からヒッピーというかフーテン(どちらの単語も今時死語であるが、まあ風来坊ってこと。あ、風来坊も死語ですか)というか野外生活者ではないと思われるのだが、これだけ図書館に入り浸っているというのは哲学関係の人なんだろうか。それとも単に家庭に居場所のない人か。ま、家庭に居場所が無いのは僕も同じか。しかし、そういう視線であたりを見渡すと、中高年のオッサン達が結構いる。それぞれ単独行動で来ているようだ。皆様方の心の中の風景を想像すると、ここ何日かの気温以下の氷点下の寒さを感じるのは気のせいだろうか。

 今回は借りないつもりだったが、別段金利がかかるわけじゃなし、善良なる市民の当然の権利だ、バカヤローと誰に対して怒っているのか良く分からないが、やはり面白そうな本を借りてしまう。マイク・モラスキーという人の『戦後日本の(映画・文学・アングラ)ジャズ文化』という青土社から出ていたハードカバーに、四方田犬彦編集の『ザ・グレーテスト・ヒッツ・オブ平岡正明』、そして植垣康博の『連合赤軍27年目の証言』の3冊。1冊目は出版されていたのは知っていたが、地方ではなかなか書店で見かけることが無く読む機会が無かった。ぱらぱら立ち読みしたら面白そうで、著者が同い年なのも気に入って借りた。2冊目は、毎度おなじみの宣言評論家というか、3馬鹿トリオ(この言葉も死語かなぁ)の一人だった平岡正明。この間借りた『昭和ジャズ喫茶伝説』も面白かったし、時々正調平岡節が読みたくなるのよね。こういう本は万年床でキャイン、キャインといいながら読みたいものだ。死なずに読めるかと、何故か殿山のタイちゃんか内藤陳かというフレーズが出てきてしまった。今、気がついたが、みなさん故人だ。3冊目は、ちょうどオウムの逃走犯が自首して来たり、それをかくまった元女性信者も自首して来たり、というニュースが続き、時効を逃れるための逃亡というと、これは元祖逃亡者、只今潜航中だった滝田修に連想が行きそこから連赤にイメージが飛び、去年DVDで見た、あ、一昨年だったか若松監督の『実録連合赤軍』まで一気加速に飛んで行ってしまい、思わず手に取った。この人の『兵士たちの連合赤軍』は出版されてすぐに読んだのだが、風景画が上手だったのといろんなエピソードにさりげないユーモアがあったりして、読みやすかったイメージがあった。今回借りて失敗したのは、最初のインタビューが以前読んだ鈴木邦男の『右であれ、左であれ』に収録されていたものと同じだと分かったことだ。ま、こういうことは良くあります。今度は締め切りまでに、全部読んでちゃんと返そう。しかし、読書のスピードは落ちているし、布団の中で読んでいると30分もしないうちに寝てしまうんだよな。

 某日、朝、下の子がなかなか起きてこない。配偶者が何度も起こすが、何かぶつぶつ言って出てこない。「きつい」、とか「しんどい」みたいなことを言ってる。配偶者が「バイトで遅くなって疲れたんじゃないの。ほら頑張って起きて」などと言ってるが、なかなか起きてこない。ふと、壁に貼ってあるカレンダーを見たら、翌週から学年末試験と書いてある。ここで無理して体を壊したらいかんから、どうしてもきつかったら休むかと声をかけたら、「休んだらバイト先に迷惑をかける」などという。どういうことか聞き返すと、今週は日曜までずっとバイトのスケジュールが入っているという。「アホ、お前試験前やないか。バイト休ませてもらえ」というと、「代わりの人がおらんから休めん」などという。頭に来て、「そら、この時期学生はみんな試験だからバイトを休むだろうが。大学生ならともかく、お前はまだ高校生だからバイトより学校が最優先じゃないか」と声を荒げたら、「赤点は取らん」などという。

 怒り心頭に発して、朝だというのに大声あげて叱り飛ばした。「なんで高校生が試験前に毎日バイトじゃ。学校あってのバイトだろうが。もういい分かった。お前が自分で休みを取れないならお父さんがバイト先に電話して、店長に話をつけてやる」というと、「それだけはせんで」と大声あげて泣く。普段は口答えばかりしているのに、ちょっと感情が込み上げたのだろうか「絶対赤点は取らんから電話はせんで」と喚く。「アホ、赤点取るか取らんか何でわかる。だいたい毎日バイトしてたら、疲れてしまって家で勉強できないだろうが。昨日も机に向かってなかったぞ」と指摘したら、「学校で頑張る」などとぬかすので余計頭に来て、「学校ではみんな同じように習うだろうが、差がつくのは家庭での勉強だ。そんなことも分からんのか、お前は。もういい、バイトなんか辞めてしまえ」と半狂乱の父親は叫んだ。そうすると「バイトで稼がんでどうするとね」とまたもや口答えしやがる。要するに我が家がビンボーなので、自分はバイトで小遣いを稼がないとやっていけないみたいなことを主張するのである。まあ、我が家が貧乏であるとか、オヤジに甲斐性がないというのは、これは歴史的事実であるから分かるのだが、別に食うのに困ってバイトしているわけでもないし、いったいどうしてそんなに稼がないといけないのか、今度は配偶者に聞いてみたら、どうやら車の免許を取るために自動車学校に行きたいらしい。それを聞いたワタクシ、またもやブチ切れて、「あほんだらぁ!!何が免許じゃ、ボケ。20歳過ぎるまで免許なんか取らせるか。銭金の問題違うわ、オレは絶対認めんぞ」と再度大声で子供に行ってどかどか足音立てて仕事に向かった。

 不愉快である。高校生が試験前も毎日バイトに行くなどということがあっていいものか。バイト先のルールで、休む時は代わり人間を見つけないといけないと決まっているらしいが、そんなもん、雇う側の我がままというかマネージメント能力が無いから、高校生バイトに代理を見つけるノルマ与えているだけではないか、この野郎、店長あたりに話しても碌な対応はないだろうから、本社にメールで『お前んとこはどうなっとるんじゃ、ボケェ、子供が試験で赤点取って学校卒業できんかったらどう責任取るんじゃ、ゴラァ。ええ加減にせえよ。』と書いて送ろうかと思ったが、これぞクレーマーの典型だと思いとりあえず我慢した。まあ、子供がどんな対応をするか、本人がバイトと試験両方頑張るという以上は、あまり親がどうこういうのもイカンのかなと、これは若いころのワタクシを知っている人は絶対信じてくれないような大人の判断をした。

 某日、このblogに時々コメントをくれるGoteauxssonさんからDVDが届いた。この方は知る人ぞ知る、ゴトー&カメレオンズ、略称ゴカメのバンマス、リーダー、コンポーザー、要するにバンドの親分である。先日mixi経由で商品として販売しているゴカメのDVDを送りましょうかとメールがあったので、以前Ustで見た時は画像が荒かったので是非お願いしますと返事をしていたのだ。で、封を開けてビックリ。ジャケット写真もライナーもしっかりした、ホント、れっきとした商品だった。まだ見てはいないのだが、時間をとってじっくり見たい。「サラリーマンは現代のブルースマンだ」をテーマにオリジナルで攻めまくる、お笑い本格派ロックバンドなのだ。しかし、「サラリーマンは散々だ」を始めて聴いたときは本当に驚いた。レノン・マッカートニーのメロディに見事に乗っているんだ、これが。おかげで「From me to you」を聴くたびに♪サラリーマンはさんざんだ~と歌う癖がついてしまった。パブロフ先生のペットである。筒井康隆の小説のタイトルみたいな「ウィークエンドパパ」ってのも哀愁あっていいんだこれが。あ、このあたりの話はいずれまた。

 取り急ぎ、この間の出来事を駆け足で振り返りました。で、最後の映像は今日のPurpleさんの独り言からゲッツしたニック・ロウのこのナンバーで。




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コメント

娘さん

なんだか娘さんの気持ちを想うと胸が切なくキリキリと痛みます(:_;)ごめんなさい、dracさん、私は娘さんよりですね^^;(笑)全く似たような状況が私も高校時代にありました。私も決して生活に困っていた訳ではありませんが、比較的に大人数で暮らしていたこともあり、免許をとるには自分で働いてという気持ちが大きく、バイトをいれていました。小遣もそこからと…^^;勉強とバイトの両立は涙がでるほどきつく…確かに苦しいものでしたが、あの時期を乗り越えた根性や責任というものは社会にでて私は力になっています。今も仕事と家庭の両立にフラフラしていますが^^;娘さんも、何か意味のあるバイトとして残るといいですね。
dracさん親子、Fightです(>_<)

でも…試験前は休ませてあげてほしいですね(>_<)

どもです

>バイトで稼がんでどうするとね


泣いていいですか(>_<)
ウチの1号(長男)にも聞かせたいです。

mixiの

コメントのレスはこちらで。
この映像は僕がアップした映像の関連動画?
やっぱいいなぁ、ニック・ロウ♪
ところで、カレーうどんのdragさんのコメント見たマイミクのめぐみんさんが、mixiのdragさんのプロフィール見て「だててんりゅう」のコミュに入ってる事に反応してました。
何で「だててんりゅう」のコミュに入ってはるんやろう?って言ってたので質問です。
ちなみにめぐみんさんは今はバリ島在住ですが、僕らと同学年で京都生まれ京都育ち(大学は嵯峨美)の人で再結成だててんりゅうのメンバーが中学の同級生だそうです。

あ、なんだかオレ悪者みたい…

イマンさん、そうですか。僕よりバカ娘2号を取りますか、そうですか。などと、九州の男はくどくど言わない。言わないが根に持つ。根に持ってねちねち、ねちねち事あるごとに思い出す。いわゆるネオナチなんちゃって。

>あの時期を乗り越えた根性や責任

うーん、そういうのは確かにわかるんですけどね。うちの場合、というかバカ娘2号の場合は明らかに勉強しなくていい口実としてバイトのスケジュールのきつさを入れてるような気がしてならんのです。まあ、赤点だけは取らんといってるけど、どこまで本気か。この子は本当にアホの子なので、勉強が出来ないんですね。高校も私立の単願でかろうじて滑り込んだくせに、のど元過ぎたら熱さを忘れて、あ、これはどう考えてもオイラの遺伝だな。というところで、お父さんのほうにも熱い声援をヨロシク(笑)。

泣いてください、イカ隊長!

しかし、貧乏は人間を鍛えます。でも本音を言うと、別に鍛えられなくていい、大金持ちとは言わないが小金持ちくらいにはなりたいと、心の片隅で思うことしきりです。

あ、男の子はバイトなんかしちゃダメですよ。器が小さくなる。だいたい役者の卵やミュージシャンの卵がダメになるパターンがバイトに精を出すってやつです。あの偉大なキヨシローは何があってもバイトだけはしなかった。女のヒモとののしられてもバイトだけはしなかったという事実があります。チャボは一度だけ新聞紙の回収のバイトに行ったけど、紐を結ぶことが出来なくて一日で首になったそうです。ヒモに関する2つの心洗われるエピソードです。

70年代を関西で過ごして、ロックに

とりわけオリジナルを大事にする日本のロックに関心が少しでもあれば、「だててんりゅう」を無視するわけにはいかんでしょう。僕たちがD大に入った75年の段階で、すでに伝説のバンドになっていた「だててんりゅう」。日本のエマーソン、レイク&パーマーとか、ベースの悲露詩が『悪たれ小僧』時代の頭脳警察に引き抜かれたとか、いろんなエピソードがありました。

で、僕が「だててんりゅう」のコミュに参加した訳は、実はリーダーの隣さんが、あれは確か79年くらいだと思うけど、DUFFというバンドでキーボードを弾きまくっていて、毎度おなじみサーカス&サーカスで名刺交換じゃないけど、連絡先教えてもらったり、僕もそのころはサークルでイベント仕掛けたり、ミニコミを復活させようとかしていて、早い話、いろいろお世話になったわけで。何しろ、あの頃はエルヴィス・コステロなんかをコピーしてギンギンにやってたもんなぁ。

で、僕がblogを始めて、Webの世界で隣さんと再会し、厚かましくもメールを送ったらMySpaceやFacebookなどの情報教えてくれて、まあそういう関係でmixiのコミュにも参加しているというわけです。めぐみんさん、お分かりいただけましたでしょうか、ってこれはPurpleさんへのレスでした。

オウム2人の潜伏先は

大阪市営地下鉄中央線の高井田駅付近です。現在の拙宅からは かなり離れているのですが、6年前にバイクを買ったバイク屋があるので、年に何回か 修理やメンテナンスに行きます。ニュースに映っていたレンタル屋は、私が行くバイク屋の数軒隣で、待ち時間に入った事もありましたし 画面左のローソンでタバコを買ったりしましたので、妙な親近感かあります(苦笑)。さすがに整骨院と弁当屋は行ったことありませんけどね。

へー、意外な接点があったわけですね

レンタル店やローソンで女性のほうとすれ違っていた可能性が無きにしも非ず、ってとこですか。しかし、東北から大阪に移動してきたわけですが、そのまま東北に残って3.11の被害者になっていたら、迷宮入りしていたわけですよね。

最終的には大阪から東京に出てきて自首っていうのも、女性をかばったためとか言われてますが、すぐにばれてしまうようなことを何故したのか、逃げるのに疲れた(心理的に)だけかも知れませんが、陰謀論好きな連中がまたもやビーチク、いや、ピーチクパーチク賑やかです。警察は面子があるから、ゼッタイ裏があると言い張ってるのも笑えます。
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