DRAC興亡史 番外編 でも話はまだまだこれから

 予兆はあった。予兆はあったのだよ、明智君。今月、最初に予告した話を今日こそは書き始めるのだが、考えてみたら学生時代から30年以上経過して、まさかこういう形で再会するとは夢にも思わなかったのは事実だ。先日、このFC2blogのメールフォームを経由して僕宛にメールが届いた。差出人はK下となっていた。K下?WHO?てな感じでメールを開くとこう書いてあった。

件名:××(僕のリアル名)だわな
えいりさんに聞きました。
どえりゃあ懐かしいじゃん。


 え、この名古屋弁、もしかして、あのK下か?イケメンのE副に連れられて、76年からDRACに参加して飲み会の宴会部長というか、まあ多彩な芸を見せてくれて77年のEVEの時には消えていた、あのK下君ではないか。確か最初は軽音に所属していたけど、そこを辞めてDRACに入ってきたんだよな。EVEの時に突然セミアコのギターを持ってきて弾いたりしたけど、E副から「下手だから軽音首になった」なんてからかわれていたけど、愛嬌のある顔で笑ってごまかしてたよな。うわー、ずいぶん懐かしいな。でも、どうしてオレのblogが分かったんだろうか。エイリちゃんが教えたみたいなことを書いているけど、一体全体どうなってるんだと思った僕はさっそくこういうメールを送った。

件名:K下?あのK下か?
おお、懐かしいどころか、びっくりしたぞ。
確か、E副と一緒のクラスだったよな。
Hさんから話を聞いたということは、今大阪にいるのか?
オレはまあ、いろいろあって今は地元の宮崎でなんとか
生活している。DRAC時代のバカ話を中心にblogを書いていて、
K下君もちらっと登場しているぞ。
このアドレスが普段使ってるものなので、またメールください。
オレも改めて近況をメールします。
取り急ぎ、DRACの75,6年の頃の話でも読んでいてくれ。

http://gakkan.blog64.fc2.com/blog-entry-710.html
http://gakkan.blog64.fc2.com/blog-entry-704.html
http://gakkan.blog64.fc2.com/blog-entry-659.html
http://gakkan.blog64.fc2.com/blog-entry-646.html

タグは「歴史から飛び出せ」というのに、DRAC関係の話を書いてます。
とりあえず、今日はこんなところで、しかし、驚いたな(笑)。


 K下君は、2回生になった76年にE副君に連れられてDRACに入ってきた。最初から愛想が良くて誰とでも付き合えるタイプの男で、偏屈な音楽マニアの多かった僕たちのサークルには珍しく、いわゆる社交性のあるタイプの男だった。僕の今覚えているイメージは、やや小太りで愛嬌のある顔をしていて(パンチ)パーマをかけていたという印象なのだが、パーマの部分は本人に否定された。当時の思い出で良く覚えているのは、銀閣寺にあった「おとくに」という居酒屋、いや小料理屋だな、そこで飲んだ時の彼の多芸さである。「おとくに」は銀閣寺のサーカス&サーカスを出て、すぐ左手の角を曲がりまっすぐ行った突き当りの左手にあった。そうそう、銀寿司の道路を挟んで対面にあった。30過ぎくらいのちょび髭のマスターと背は低いがなかなかグラマーな女将さんの夫婦2人でやってる小さなお店だった。7,8人座れるくらいのカウンターと4人掛けの小さなテーブルが3つくらいあるだけのこじんまりしたお店だった。

 酒の味を覚えたかどうか位の頃、しかも貧乏学生の身の上だったのに月に1回くらいは顔を出していたので、居心地ももちろん良かったが料理の味も美味しくて、なんといっても値段が手ごろだったから、行きつけのお店になったんだと思う。もっとも、当時はまだ大学の1回生か2回生の頃なので、オレの行きつけの店だなんて格好つけたくてしょうがない時代だったんだな。今思うとちょっと恥ずかしい。

 このお店では、カウンターで2~3人でししゃもや出汁巻きなどとつまみに熱燗をきゅっとやるなんて、大人飲みをしていたのだが、あるときN谷君、僕、ええとS戸君もいたかな、あ、違う、あの時は何故かK瀬とK重というD女子大の1回生が一緒だった。まあ、例によってN谷君がいつ絡み始めるかというスリリングな展開を期待して参加していたのだが、その時はもうK下君が一人でしゃべって一人で盛り上げる、談論風発、酔って周囲を飽かせることが無いなんて言葉はこの男のためにあるとしか思えないくらい、物まねからバカ話、聞いてるこちらは腹の皮がよじれっぱなしだった。なんといっても、あのN谷君が、「おい、こいつは何モンや、こんな面白い奴、今までDRACにおらへんかったぞ」などと絶賛するのだ。

 その言葉を聞いたK下君は突然、K瀬さんのしていたベージュのマフラーを取り上げ、自分の首に巻き「トレビアン、なんたらかんたら」と出鱈目のフランス語をしゃべり、両手を脇につけてそれをちょっと開く、つまり「やれやれ」とか「まいったな」みたいなポーズをしたのだが、それはまさしく当時のテレビでアラン・ドロンがやっていたダーバンのCMの物まねだったのだ。これも受けました。そんな他愛もないことを思い出していたら、メールの返事が来た。

件名:RE: K下?あのK下か?
K下です。
だろ?
俺も驚いた。
実は、K村ゼミで結構一泊旅行とかしてるんだけど、9/23・24が
大阪ツアーで、エイリさんが幹事。
一日目の飲み会でエイリさんが隣にいた時に一言「K下君ってDRAC
にいたんちゃう?」と言われました。

今までずっといてもそんな話は初めて。
えっ、なんでエイリさんそんなこと知ってるの!!!
そこから、「drac-ob君はブログも知ってるし、連絡も取れるよ」って。
いやぁ、びっくりこきました。

元気なら全然OK。
バタバタしてて、まだあなたのBlogもよく見てないけど、結構Highな
感じで、昔のままじゃん。
私は、今もE副とはつきあいあるので、たまに彼が名古屋に仕事で来る時
に会いますよ。

あの頃は、まだ若かったから、卒業してもいつでも会えるような気がして
特に連絡先も聞かずにそのまま音信不通って奴も結構いるよね。
この歳になって、ようやく、「また会って話してみたい」と思ってます。
元気でなにより。
また、会って飲みたいね。

因みに私も2年くらい前からBlog書いてるので、暇あったら見てね。
枯れちゃってるけど・・・
http://ameblo.jp/lifeischaos/


 もちろん、彼のblogは直ぐ見てみた。学生時代のイメージと違って、ずいぶん落ち着いた感じだった。ただ言葉の端々に、以前のK下君のイメージがあってほほえましかった。特に出町の王将のオッチャンが、名古屋に転勤になって彼の目の前に現れた話なんかは、いかにもという感じだったが、一番おかしかったのは酒のつまみに王将の餃子を買いに行ってそのオッチャンと再会したという部分で、なんだよ、相変わらず王将の餃子をナーホして買ってるんかと、その姿を想像したら笑いが込み上げてきた。

 こうして、K下君とは30年以上たってWebの世界で再会した。これ以降もメールのやり取りをして、互いの近況報告をしたのだが、その中でついにあのE副君の消息も判明した。彼の話はK下君以上に書いているのだが、どうも僕が彼のイメージを損なってるらしいので、次回は社会主義的リアリズムに基づいてE副君との出会いと再会の話を書いてみます。実は、この再会が無くてもシリーズものでE副君は登場予定だったのよね。少し前に「河原町での女子大生との出会い」の話を書こうとして中断していたのがあったでしょ?って、書いてた本人が忘れていたくらいだから、覚えてる人はいないっちゅうの。というところで、いよいよDRAC興亡史の再開、ってか、ここにこんな人がいたシリーズというか、まあ、与太話に次回から突入します。今度こそ、毎日更新だ~。

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コメント

よい知らせでしたね

彼のセミアコは、確か A水君が 譲り受けたと思いますよ。

このつながりで 芋づる式に いつの日か
F田君に到達することを祈っております。
言い方は不適切だけど、あのいいかげんな男を
引き抜くと言う意味では、芋づる式でよかろう(笑)。

そうですね、それを大いに期待してます

いやー、今度こそ毎日更新だ~などと書いて、その翌日にこんなことを書くのは、アレですが、なるほど、こういうときに「アレ」という指示代名詞は便利だな、何、その、つまり、アレですよ、アレ、10月に入ってちょっと業務内容が変わって、バタバタしてまして、晩御飯食べたら夜の散歩もしないうちから眠気が来てしまうんですね。この続きの話はもうほとんどできてるんですわ、ハイ。E副君のメールも公開して、K下君の話と比べると、あれ、どっちが本当の話、てか、クロサワの『藪の中』じゃないけど、どちらもそれなりの言い分があって、どちらも正しくて、どちらも間違っている。もういまさらどっちが正しいなんて、追及するのは野暮ってもんで。

ああ、書いていてまたもや眠気が来ました。ええと、E副君とも連絡がついて、そこからまた新たなルートが開拓できそうです。しかし、Webの世界ってありがたいもんです、ハイ。

というところで、F田君、敏雄君、みんな心配しているぞ、今までの嘘八百は水に流すから、安心して出てこい~。大丈夫、大抵のことは時効だから、秋田の山林地主の話も聞いてあげるから、出てこいよ~。
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