何かに魅入られているのか、またもや赤い悪夢が

 このところ毎日、夜8時過ぎから9時くらいまで近所を散歩している。以前はちゃんとした習慣になっていたウォーキングだが、今年は4月になっても寒い日が続いていたので歩いたり、歩かなかったりだったが、桜が咲き始めた今月の中旬くらいからまた復活したのだ。それでただ歩いているのもさびしいので、iPodやmp3なんかを聴きながら歩いている。音楽はシャッフルにしたり、アルバム1枚を聴いたり、自分なりに作っているベストを聴きながら歩くのだが、ときどき携帯でメールをチェックしたり、yahooのニュースを見たりしている。今日も、いつものようにスポーツウェアに着替えて、耳にイアホン差し込んで歩き始めたそのとき、何となくニュースを見たくなって携帯を見たその瞬間、大げさでなく軽く立ちくらみがした。そこにはこういうニュースが出ていた。

宮崎・都城の畜産農家の牛、口蹄疫感染の疑い
読売新聞 4月25日(月)20時29分配信
 農林水産省は25日、宮崎県都城市の畜産農家の牛が、口蹄疫に感染している疑いがあると発表した。
 遺伝子検査し、26日朝に感染しているかどうか判明する。
 同省によると、25日朝、農家が口内にただれがある牛を見つけ、同県に通報。県が調べたところ、飼育する10頭のうち、5頭で口内や舌にただれが見つかった。口蹄疫の典型的な症状の発熱やヨダレはないという。
 検体を東京都内の動物衛生研究所の施設に送り、詳しく検査する。県はこの農家の20キロ圏内の牛や豚農家に対し、家畜の移動自粛を要請した。
 宮崎県は昨年、口蹄疫で牛や豚計30万頭を殺処分している。


 そういえば去年の今時分だった。調べてみたら4月20日に川南町で感染が確認されて殺処分が始まったのだ。それからの悲惨な歴史は、まだまだ地元の人間にとっては記憶に新しい。今年の3.11以降、新聞の1面は東北の震災被害と福島の原発の人災事故についてばかりだが、地元のローカル新聞にはときどき再開し始めた畜産農家の話や、それでも口蹄疫が怖くて廃業、あるいは様子を見ている農家の話がぽつぽつ出始めた時期なのだが。もっとも、ちょっと前のエントリーにも書いたが、誤解を恐れずに言えば「たかが口蹄疫」なのだ。東北の様に、人の生き死にの問題じゃない。じゃないが、経済的には完ぺきに追い詰められた。東北の復興支援のために、昨年大いなる支援を頂いたお返しに宮崎が経済復興しその売り上げでお返しができるんじゃないか、などと考えたのは絵に描いた餅になるかもしれない。

 しかし、どうしてまた、宮崎ばかり口蹄疫が発生するのか。例によってネットでは、某国の陰謀だとか、さまざまな陰謀論が大手を振って歩き始めてるようだ。例によって「ここだけの話」、「誰も知らない真実」、「至急拡散希望」なんてのが飛び交うんだろう。もういい加減にしてほしいが、こうも不幸が続くと陰謀論に加担して何も考えず、仮想敵作ってそいつらを罵倒してウサ晴らすという気持ちが分からなくでもない。いかん、いかん、そんなことじゃ。外を眺めればかすむ空気と人の渦、なにやってんだ、どうした、何を慌てて無様にこける、空、ちょっと見りゃ富士に太陽ちゃんとある、などと初期のエレカシのフレーズでも口ずさみながら、事実は事実として受け入れ、昨年も圧倒的なスピードと畜産王国のメンツをかけて防御した都城に期待したい。県もさっそく対策を考えている。一番は検査の結果が陰性であることだが、こればかりは明日にならないと分からない。もう、あの殺処分の地獄の再現だけはお断りだが。最後は逆説的なナンバーを貼り付けて、今日の日記は終わる。本当は今日はこの前テレビで放送された「みんなのうた」について書くつもりだったけど、それはまた改めて。



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