お休み前の音楽、あるいはなにゆえ当時のレコードライナーの文章は意味が不明なものが多いのかということに関する考察の序章の第一歩

 昨日に引き続きお休み前の音楽を探そうとユチュブっていたら、なんとグリフォンを発見してしまった。今年の最初のほうのエントリーで実家の収納から見つけたアナログの中の1枚として写真をアップしたバンドである。もっともこの1枚しか買わなかったし、それ以上は積極的に追いかけなかったが、何も考えずにぼーっと聴くのには最適の1枚だったので結構よく聴いた。で、手元にやはりアナログがあったのでライナーを読んでみたら、前のコメントに書いたT川氏ほどではないが、やはり良く分からない文章が書いてあった。書いたのはK田史朗氏である。イカ、引用。

幕はロンドンで開いた。陽気な中世の吟遊詩人達は古楽器を抱いて街へ繰り出し、或る時はロニー・スコッツ・クラブの2階で一握りの観客を前にジャムを展開し、或る時はディングウォールのジャズ気違い(※原文ママ)の中心地でジャムを披露した。汗臭い場所で酔い踊る人達は何年かの歳月を数百時間で過ごした気持になり、街の人達は奇跡を体験した事を自ら語ったのである。何故ならば陽気なその中世の吟遊詩人達は次の週にニューヨークを訪れ、マディソン・スクエア・ガーデンで約2万人の聴衆達に向けて演奏したからだ。
中世の吟遊詩人達とは本アルバムの主人公達「グリフォン」であり、この奇跡を操ったのはブライアン・レーンである。錬金術師の正体はイエスのマネージャーであり、この吟遊詩人達の世界公演権を獲得し、瞬間的にイエスと同等にステージへと押し上げたのだ。たった1人の男の英知は中世と現代を取り替え、と同時に中世の吟遊詩人達は現代へと突然移入したのである。然しこの吟遊詩人達が奏でる音楽は決して20世紀に発見された中世の残骸でない。


 意味が分かりますか?やたら「ジャム」とか言ってるのでもしかしたらパン屋の話ではないか、とか当時はまだ「基地外」を「基地外」と書かなくても良かったんだな、などとそういうところに感心せずに、文章の内容、つまり書いてあることが具体的なイメージとして頭に浮かんでくるかどうかをお訊ねしたいのだ。

 まあ、こうやって考えてみるとやはりロックなんてのはモンキー・ビジネスでアホなガキをたぶらかすものだったんんだなとつくづく思う冬の夜でした。では、最後に吟遊詩人達のアルバム『女王失格(しかし、凄いタイトルというかめちゃくちゃなタイトルだな、オリジナルタイトルは”RED QUEEN TO GRYPHON THREE”だから、かなり強引な訳です)』からオープニングナンバー「華麗なる序章(これも過剰なタイトルで原題は”Openig Move”だから単に「序章」でいいのに)」をどうぞ。



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