新春コトホギ日記てか、チープ・トリックの話

 あっという間に3が日も過ぎて、正月らしい華やいだ気分からまたもや世知辛い実社会にカムバックせざるを得ない今日この頃、皆さん飲んでますか、UCCのカミジマです。などと、ほとんど意味をなさない文章を書いて、このところペースダウンしているエントリーの導入部をでっち上げているワタクシです。しかし、早いね、ついこの前2010年お世話になりました(by 井上順)なんて書いたかと思ったら、もう年明け仕事始めのエントリーである。この分だと、ヤァヤァヤァ、バレンタインがやって来たなんて言ってる間に、さあ風薫る5月の連休どこに行こうか、ライク・ア・ローリング・ストーンなんちゃって、あれれいつの間にかアロハがお似合い、南国の夏はこれから、あーちーちあち、アーチーズはアニメ~なんて誤魔化してしまい、おお、落ち葉のコンチェルト(by アルバート・ハモンド、知らなかったがジュニアもロック・バンドやってるんだ、時代は変わるなぁ)、あれは名曲だったな、秋の情景が目に浮かぶぜ、うう、煙が目に染みる、こいつはサンマを七輪で焼いた煙だな、なんかいっても今時七輪でサンマ焼く家はないし、仮にマンションのシステムキッチンだったらレンジフードが全回転して排煙に大童。で、この大童というのは、何気に熊本方面に多い「犬童」という姓と間違うことが多くてね。良く勘違いして一人で苦笑したことが何度もあったっけ。ちなみに「犬童」と書いて「インドウ」と読みます。しかし、「オオワラワ」と「インドウ」が「点」をどこに打つかで変わってしまう、漢字って本当に面白いですね。

 とまあ、これくらい混乱してしまうくらい時がたつのが早いという話である。さあ、そうはいっても先月ちょっとした不機嫌のため更新をしてなかった穴埋めに大急ぎでこの新春をコトホグ日記を書いていこう。

 えーと、僕は昔から神仏を恃まない人間ではあるのだが、それでもやはり人の子であるから、正月のおみくじなんてのは縁起物として一応トライする。もっとも最近はWEBの世界が発展したおかげで、寒い中わざわざ神社に行かなくてもバーチャルおみくじというか、早い話即席のネットおみくじなんてのが腐るほどある。で、今年1月1日になってすぐに、いや、正確に言うと「ゆく年、くる年」を見ながら年越しそばを食べて零時を回った段階で寝て、起きたのが8時くらいだったからその時なんだが、とある懸賞サイトのおみくじを引いてみた。凶だった。いや、いいんだけど。

 それで、凶のままだとちょっと悔しいので2日になってもう一度引いてみたら今度は大吉だった。つらつら考えるに、正月早々神社に参らずネットのおみくじ引こうなんて横着物は変わったものが好きなはずだから、当たり前に大吉や中吉、吉なんて入れてるより凶のほうが喜ぶんちゃいまっか。それより、「吉」でっけど「基地」の字当てて沖縄の普天間問題に対する政権政党の無節操さを批判したらどないでっしゃろ、いや、いっそ「基地外」と書いたやつ入れときまひょか、言葉狩りは許さへんど、ってなとこ見せときまひょ。などという商売最優先ではあるが元ボーリョク学生の時代の思考方法が抜けきらない関西あきんどが、そのおみくじを作ったと断言はできないがそういう可能性は限りなく高いのではないか。いや、要するに小悪党でね、シホン主義の悪に徹しきれないからアリバイ的にそんなフレーズ入れてるんじゃないかな、なんて気がするのよ。ま、でも2日の日にもう一回引いたら今度は大吉。花山大吉である。お供は焼津の半次である。などと、とりとめのない話を書いてしまったが1日は、まあ世間一般的に元日なので実家に集まり親や兄弟の顔を見てカズノコ食ったり、おせちを食べたり、小腹が減ったので前日の蕎麦の残りを食べたりして一日終わった。

 で、翌2日はこの前の携帯からのエントリーに書いたようにイ×ンのタワレコに行った。実は年末にも行ったのだが、その時は手元不如意で欲しいCD数々あれど、それと等価価値交換すべき我がポンニチバンク発行の日銀券たらいうもんがない。いや、プラスチックに磁気を帯びさせたパッチン(メンコという呼び方が一般的だが、僕は子供のころからあれはパッチンと言っていた。頭をアフロにして家族が夕焼けとか小焼けだとかいうおっちゃんが指を鳴らしていた、あれではない。って、そんなこと書いたってオリジナル知ってる人間のほうが少ないっちゅうの、ヘヘヘーイ、俺が夕焼けだった頃妹は小焼けだった、分かるかなぁ~、ワカンネーだろうな)を、出せば摩訶不思議、現金は一切不要でブツが手に入るのだが、そんなことをしていると1か月先、2か月先銀行口座が取引停止、なんてほど口座に残金はないのだが、要するに、カードなんてのは覚せい剤みたいなもんで、明日の元気を先に使うだけの話で、僕は昔から嫌いなのだ。お金はいつもニコニコ現金払いがいい。これはトラフグ(ここはトラヒゲの間違い。トラフグって何を考えてそんな文字を入力したのか不思議だ。トラヒゲご存じない方はこちらを参照)から教わった。

 ええと、そういうわけで年末は欲しいCDもじっと我慢して、年明けにお年玉として花王石鹸、じゃない買おうと思っていたのだ。欲しいものは何でも手当たり次第に買って、結果クレジットのブラックになるなんて節操のない人間ではないのだ。いや、単に気が小さいだけなんだが。それともう一つ年末に買うのをためらったのは、タワレコのポイントサービスっちゅうか、会員サービスで5000円以上お買い上げだと10%オフとかポイント3倍セールなんてのが1月1日からスタートなんてお知らせがメールで届いていたので、そこはそれ、どういう形でそのサービスを活用するかじっくり検討しても遅くはないと思っていたのだ。

 で、結局購入したのはチープ・トリックの初期アルバムの5枚セットが2500円。チープ・トリックって70年代の後半にキッス、エアロスミスに続くアメリカン・ハードロック・バンドとして一世を風靡したんだけど、その後イケメンのベースやボーカルが辞めてソロになったりして、一時期は全然人気がなくなっていたけどメンバーが復帰してからは確かまた売れ出した。と思い込んでいたが、先ほどWIKIで調べてみたら、またもや人気が落ちてきて最近ではインディーズからアルバムを出しているとかライブ中心で活動しているなんて書いてあった。うーん、諸行無常である。かっては武道館中に女の子の絶叫を響き渡らせた実績もあるのに。

 このチープ・トリックを最初に聞いたのは2枚目のアルバム『In Color』からである。とにかくポップな音づくりとちらっちらっと聞こえるソリッドなギターとタイトなドラムス。アルバムジャケットも表はその名の通りカラーでイケメン二人がバイクにまたがっていて、裏を返すと白黒でデブとエキセントリックがチャリにまたがっているという人を食ったものだった。すぐに気に入って、そこから1枚目を買いなおして聴いたら、これがアナタ、暗い暗い、大ハードロックで歌詞も意味深なものが多くてこれまたびっくり。” I was a lonely boy,I was a lonely boy,I'm not the only boy”という絶叫が悲しい“The Ballad Of T.V. Violence(I'm Not The Only Boy)”や、”He's a whore, (I'd do anything for money),He's a whore, (Look at the things that I write),He's a whore, (Ooo, The stories I can tell)”というフレーズから最後は” A GIGGOLO IS THE ONLY WAY TO GO”という結論に至る” He's A Whore”。” He hates you, he loves money.And he'll steal your shit and think that it's funny.Like the Beatles, even Dylan.Now the taxman is out to get you”なんて思わずにやりとしてしまう” Taxman, Mr. Thief”。

 音も2枚目の女子供向けの甘い音ではなく、ソリッドでタイトでちょっとボブ・ウェルチが率いていたパリスに似ているところもあった。そういえばジャック・ダグラスのプロデュースだったっけ。もっともハードな音ではあるんだけど、フレーズやメロディがやはりビートルズっぽいんだよな。そして、この1枚目の音楽は映画『レベル・ポイント』にも効果的に使われていた。確か、最初のほうのシーンで” Mandocello”が流れてきて映画の中心場面である新興の団地がアップで映って行ったんじゃなかったかな。この『レベル・ポイント』は封切りの時は結構話題になった。当時、高校生の非行化が我がポンニチでは話題になりつつあったというか、盗んだバイクで放課後校舎のガラスをぶち破るの(by尾崎君)が流行したのは80年に入ってからだったから、当時はまだ真夜中の校舎の白い壁に別れの歌を刻み込む(by浜田君)ことが流行に、なるわけないか。要するに校内暴力が少しずつ問題として上がり始めた時期だった。それなのに、ああ、それなのに、我が尊敬するアメリカちゃん(by 岡林信康)は、中学校の反乱、大人社会に対する反乱の映画を作ったというのだ。もっとも反抗そのものは年端のいかないガキンチョが優しい女の先生に説得されて鍵を渡して終わったんだけどね。そうそう、若きマット・ディロンが出ているってのも話題になった。僕がこの映画ではっきり覚えているのは、主人公たちが車に乗って出かける(たぶん、無免許だよな年齢的に)とき、カーステレオをかけるのだが一人が「ロックのやつない」みたいなことを言うと、車の持ち主の子供が「あるけどエリック・クラプトンみたいなやつしかないよ」って答えて、そこにジミヘンが流れるというシーン。そうか、あのガキ共からするとクラプトンもジミヘンもオールドウェーブなんだと妙に納得した。



 そしてこのチープ・トリッックなのだが今回1枚目、2枚目、3枚目と続けて聴いてみたが、うーん、やっぱり好きなんだな。サービス精神旺盛なバンドだけあって、5枚中4枚のアルバムにボーナストラックが入っていて、これがまた楽しい。特にアルバムに入っている曲の別テイクはアルバムよりはるかにいい。いや、あくまで個人的にはなんだけど。アルバムはどうしても売れることを意識してるからか、全体にポップなんだけど別テイクの演奏はすべてハードなんだなこれが。大ヒットした” I Want You To Want Me”も、もともとはこんな演奏がしたかったんじゃないかと思うくらい音が縦に流れていく。うーん、久しぶりにロック聴いたなぁ。ていうところで、後のアルバムについてはまた今度。いや、歳が変わっても相変わらずぐたぐたですな(笑)。



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コメント

CHEAP TRICKは

drac-obさんの お気に入りでしたね。
私は、1と2の二枚を 持っているだけです。
彼らが 日本に紹介された時、
このけったいな男は、あのFUSEのリックニールセンかと、
あまりの変わり様に 唖然となったものでした。
まあFUSEより成功したのだから 結果オーライですかね。
アルバート・ハモンドの息子のバンド、STROKESは、
一枚目だけ持ってます。
親父も男前だけど、音楽としては、息子の方が好みです。
ギターを上に上げすぎて、バタヤンみたいなのは、いただけませんが。

いや、恥ずかしながらFUSE時代って全然知らない

のです、これが。エントリーにも書いたようにどちらかといえばジャケ買いぽい感じでセカンド買って、結構気に入ったのでファーストを買って、そちらの暗さと重さが好きだったけどサードはやはり売れ線のセカンドの延長戦で、そうそう、O原も好きでこのバンドを最初の彼の研究会の時にかけたのを覚えています。まだウブな1回生の前でロック班のリーダーたるべくブイブイ言うておりましたな、ハハ。

>ギターを上に上げすぎて、バタヤンみたいなのは、いただけませんが

同感です。ジミッパゲみたいにカッコつけて目いっぱい下に下げるのもどうかと思いますが。ま、でもあれはカッコ良かったですね。

以後、ジミッパゲ禁止

遅ればせながら、、、
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

トラフグのくだりは、「オラオラっ、トラフグ送ってこんかい!」という指示ですか?

・・・

了解すますた。
送りますからお金振り込んでください。
通常価格3万円のところを特別価格10万円の50%OFFで提供させて頂きます♪
   ↑
最近はこういう商売がナウでヤングらしいですね(笑)

あけましておめでとうございます

正月は実家で親と大喧嘩して始まる散々な物でした。
おかげで年始気分はサッパリでご挨拶も遅れてしまいましてスイマセン。

自分の知り合いが10ccの追っかけやってるんですが、こっちは新作もレコード会社からは出せない状況だそうです。オンラインでリリースしてるそうです。

トラフグのくだりは完全な入力ミスで

ひょうたん島のトラヒゲのつもりで書いたのだが、どうしてトラフグなんて書いてしまったのか。マジな話、ふぐってそれほどありがたいと思わないんだよね。ふぐさしやてっちりなどより、乾きもののフグのほうがいいと思ってるくらいで。

で、そのナウでヤングな商売だけど、やはり普段からそういうことをいってお客さんをだまくらかしているわけか。雀百まで踊り忘れず、ってことだな。なにしろ、君は昔からそういうところがあったもんな。新年早々詐欺とかでパクラレて、冤罪だなんていうことがないよう気をつけたまへ。

新年早々親子喧嘩とは穏やかではありませんな

まあ考えようによっては、親がそれだけ本気になってくれるということでもあるし、お元気だからケンカも出来ると良い方に解釈しましょうか(笑)。

えー、10ccもそんな有様ですか…。諸行無常ですなぁ。僕も古い人間なので、アルバムジャケットが形のあるものでないと、落ち着かないんですよね。大好きな中山うりもITUNESでミニアルバム売ってるけど、CDになるまでじっと松風なんですわ。

あ、最後になりましたが、明けましておめでとうございます。本年も変わらぬご愛顧のほどをひとつ、ヨロシクお願い申し上げます。
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