大漁日記 もしかしたら第1部

ちょっと後ろのほうは写ってないな、スマソ。

 昨日、今日と二日続けてフルモト巡回をした。なぜなら某ブコフが20周年セールとやらでCDや本が安くなると、これは先週から知っていたのだが昨日の土曜日に普段行かないブコフに行ったら中古CD500円のコーナーが半額(500円以内のものは、という意味)で、ナニゲニ物色していたら「さ」行のところでさがゆきの『Day Dream』を発見。ヤノピが渋谷毅という日本のジャズピアニストの中で先ず間違いなく一番キレイな音を出すお方とゲストのサックスプレイヤーが峰厚介というこちらもとんでもないサックスを吹くお方。全曲デューク・東郷じゃなかった、サー・デュークつまりエリントン・ナンバーだけをやってるアルバムである。今回初めて聴いたが、ラストナンバーがなんと「Lotus Blossom」。この曲に歌詞があったとは今の今まで知らなかった。

 実はこのナンバーには思い入れがあり、あれはたしか高校生の頃だから当然10代の頃で、10代と言えば「美しい」という形容詞が歴史的かつ必然的につくのだが、いや、誰カバのナンバーに「美しき50代」というのもあったから、今の僕も十分に「美しい」という形容詞が似合うはずだが、ここ数年そのような形容詞を投げかけられたことはなかったのは、すべてCIAの陰謀ではないか。…、えーと話を戻すと、まあ要するにジャズなんてじぇんじぇん知らなかったし第一かったるいと思っていた高校生のころ、もう番組のタイトルすら出て来ないラジオの番組で、それはNHKのFMであったことは間違いなく、なぜなら番組の間にCMが一切なかったし、カセットに録音した音がきれいなステレオだったことからも推察される。が、今ここで重大なことを思い出した。当時、宮崎には民放のFM局はまだ開設してなかったという決定的な事実だ。(エントリーの挿入用に「美しき十代」を検索したら、何とNON BANDの今の映像があってクリビツテンギョウ。知っている人はごく一部の好きものマニアだと思うが貼っておきます。この前の山本翔といい、驚くことばっかりだ)



 えー、何をごにょごにょ書いてるのだとお叱りを頂きそうなので話をまとめると、要するに当時ジャズなど全く興味も関心もなかった僕が、たまたまあるFMの番組をエアチェック(出た、死語!!今日日の若いもんは知らんかもしれんが、当時のナウでガッツなヤングでFMラジカセ持ってる奴はみんなやってたエア・チェック。あれ、著作権たらに引っかからなかったのか?もちろん引っかからない。なぜなら個人で楽しむ目的で録音していたからだ)していて偶然録音したのが「Lotus Blossom」だった。肝心のカセットがどこに行ったかわからないので記憶だよりに書くが、デューク・エリントンの追悼のパーティかなにかで、当然ミュージシャンが大量に参加していたのでいろんなセッションもあったようだが、それらがもうすべて終わった後に一人のピアニスト(このピアニストが誰だったか分からない。番組では当然アナウンスされたはずなのだが、記憶のかけらにも残っていない)がピアノの前に行き、この曲をソロで演奏した。周囲にはまだ興奮冷めやらぬ人の声や、飲み物を配る音やその他いろんなノイズが入っているのだが、それが実にライブの雰囲気で良くて、ピアノも故人を慕う気持ちが十分すぎるほど伝わってくる演奏だった。(※2012.2.4追記。この部分に明らかな事実誤認があったので、訂正してお詫びします。この時「Lotus Blossom」をピアノで弾いたのは、デューク・エリントン本人で亡くなったのは彼の仲間であったビリー・ストレイホーンでした。その時の話は、こちらに書いています。「ワタクシとジャズ(喫茶)の出会い」http://gakkan.blog64.fc2.com/blog-entry-976.html)

 その「Lotus Blossom」を含めて全部で12曲のエリントン・ナンバーを歌いあげているがあまりポピュラーなのは取り上げてない。ライナーは中山信一郎さんが書いている。あ、それで『We’ll meet again』の製作につながるのか。ライナーの最後にスペシャル・サンクスのリストがありライフタイムの草野さんの名前が出ていた。やっぱり、出るところ出たらメジャーな人だな、などと感心して紙ジャケットの裏側を見たらサインがあった。さがゆきのライブで買ったのだろうか、日付も入ってる。こういうのは反則というか、個人的には許しがたい。以前もあるミュージシャン(こちらもジャズ系)の中古CDを買ったら、そこにメンバー全員のサインがあった。ここで声を大にして言いたい。サインもらったCDは中古屋に売るな!!サインくれた人に失礼ではないか。もっとも高度に発展したシホン主義社会ではサインなども一商品であり、どうでもいいのかね。いや、これはシホン主義がどうのこうのという問題ではなく、人としてやったらあかんこっちゃ。古本の書き込み(あまり露骨なのはダメだけど、というかあまりに書き込み多いのは商品にしちゃいかんだろ)などは、その本を買った人の思想性などが透けて見えるのでいいけど、サインはね。あ、それと販売促進用のCDも中古屋に売るのはどうかと思う。

 えーと、ここまで書いて腹が減ったので今から晩飯にする。本日は配偶者は仕事、上の子はバイト、下の子は遠征で僕一人なのだ。久しぶりの自由なのだ。この後続きを書くかどうかは気分次第で責めないで(笑)。あ、一応購入したCDと本は以下の通り。

CD
チック・コリア~『リターン・トゥ・フォーエバー』 72年
サザン・オールスターズ~『タイニイ・バブルス』 80年
カレン・カーペンター~『カレン・カーペンター』 96年てか80年
アート・ガーファンクル~『ぎっちょ、いうたらあかんのか、レフティ』 88年
ボブ・マーレー~『KAYA(編集盤)』 ドイツ盤年数不明
坂本龍一~『GRUPPO MUSICALE』 89年
シカゴ~『ベスト(編集盤)』 85年
サンタナ~『スーパー・ナチュラル』 99年

以上〆て2,200円、うう、豪遊してしもた(泣)。

これも後ろが暗くなってるな


かわぐちかいじ~『僕はビートルズ』(書きかけのエントリー用)
諸星大二郎~『スノウホワイト』(このところ良くヒットしております)
パウロ・マッツァリーノ~『つっこみ力』(HPが面白かった。『反社会学講座』)
鈴木ヒロミツ~『余命三カ月のラブレター』(そうか、ヒロミツ死んじゃったんだよな)

以上〆て700円。合算して2,900円、うーん、新譜1枚分だな。しかし、ルンペン・プロレタリアートには痛い出費だが、結果オーライということで(笑)。


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コメント

う~ん辛いところです

う~ん、学術書の中古探すの大変なんですよ。それでもって、ラッキーようやくこの本の初版見つけたとか、わくわくしてたら、おいてめえ、この値段いくら何でも高杉w こりゃ買えんわとかよくある話。

それでも手に入ればホクホクなんですが、こんな本に阿呆垂れが頓珍漢な書き込みしてたりすると、マジ切れします。お前、その書き込み判ってないやんけ、あかんて、違うがな、それデリダと関係ないし、フーコー持ち出すのも筋悪いやんけという怒りを持ちながら読むと、何書いてあるやら文脈追えなくなるので、必ず書き込みの無いものを指定してます。

何が腹が立つといって、こういう貴重書を人の家に不法侵入して、厚かましくも盗んで行きやがる確信犯の犯罪者に、マジ切れしますわ。あんた、学者から本盗むとか、人類に対する憎悪と反逆かと問いたい。われ、人の本棚から盗んだ本返さんかいw ドイツ山岳歩兵の本を含めて、棚ごと盗んで行きやがって、ほんまにどたまかちわるぞw

いや、アラフォー、アラサーなら

>十代

「ガラスの十代」「硝子の少年」てのも出てくるでしょう。

そのあとの人はそういう歌あるんかな?
「硝子の少年」で「えらいまた古臭い」と言われてましたもんね。

>美しい50代

今は60代が天下の時代なんで、いろいろ出てきそうです。

花泥棒は泥棒じゃないとかなんとか

寝言ぬかす連中いますな。それから「花を愛する者は人を愛す」なんて妄言を真に受けてるやつも。まあ、花だったらどうでもいいけど、本はあかんでしょう。借りた本を返さないというのは、借りた本人が確信犯的であるかどうかは別として、連帯というか、それなりきの意思を尊重してもいいけど、盗むのはあきまへんな。犯人分かってるんなら徹底追及する権利は当然あると思いますが…。

世代というか年代というか

何だか最近の人ってみんな若いというか、年齢不詳の人が大杉栄ってなもんで、そりゃみんな甘粕されすぎてるから、いや甘やかされすぎてるから顔に年齢が出て来なくなり、妙に若ぶった人が多いのではないかと、このあたり竹中労が生きていたら是非分析してほしかったです。と、さりげなく若き頃のかわぐちかいじのマンガ『黒旗水滸伝』をほのめかしたりして。
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