ソラシドで応える恋心 その2

 いかんなぁ、ココロを入れ替えて毎日更新するつもりだった(本当なんだよ、本当にそう思ったんだよ、あの時。信じてくれよ、♪ゆーどんはふとうせいゆらぶみ、なんたらかんたら、ビリーブ・ミー!ビリーブ・ミー、ビリーブ・ミー!!と、突然脳裏をよぎったのは『エルビス・オン・ステージ』でフリルのシャツ着たエルビスが熱唱する「この胸のときめきを」のフレーズでした)。いや、この前、極私的中山うり論を書くぞと豪語した翌日、だから3日の日だな、例のコンちゃんの訃報があって携帯から短いエントリー書いて送ったもんだから、1日置いて4日、つまり昨日だ。さあ、続きを書こうと思ったら不愉快なニュースを見て、そのことを考えていたら鬱陶しくなり、それがどういう因果関係か知らないが、眠くなった。うん、眠くなったのだ。晩御飯を食べてお風呂にも入って、さあ、机に向かってうり論の続きをと思いながらも体はソファにもたれてしまい、頭を90度倒すといつの間にか寝てしまった。ふと気がつくと時計は10時を過ぎている。ううん、いかん、いかんが、いかんともしがたいこの睡魔。もうちょっとだけ、とあのような時は誰に申し開きしているのかよく分からないが、気持ち的には誰かに言い訳しながら崩れるように板間に寝そべり、そのまままた寝てしまった。マズイ、このまま寝ると風邪をひくかもしれん。夏風邪ひくバカ、ひかぬバカというが、出来れば夏風邪なぞひきたくはない。重い頭と体を起して、今度はためらわず寝床に入った午前零時前という出来事があったのだ。

 で、その鬱陶しいニュースというのは、我が愛する歌姫中山うりと同姓ながら、どうしたらこんなに世の中を鬱陶しく出来るのかと聞きたくなる毎度まいどの中山センセのお話だ。どうやら自民党を除名になったらしい。『たち日』(あ、スタンダップジャパンとかいう党の略称ね)から立候補するというのに、離党届も出さず勝手にやったらしい。いや、ご立派というか横紙破りというか。奥方はちゃんと離党届出したからこちらはそれを認めるってのも、ちょっと、どうなのか。比例で議席貰っていながら、ダンナと同じ党派がいいというのは、ある意味泣かせるが、ま、夫婦漫才はどうぞご自由にというところだ。とりあえず、時事通信のニュースを引用しておく。

 自民党は4日午前の党紀委員会(中曽根弘文委員長)で、参院選千葉選挙区で当選したみんなの党の水野賢一氏ら5人の離党届などの扱いを審査した。水野氏は、自民党の衆院支部長(小選挙区候補)だったことを重視して除名。たちあがれ日本に移り参院選比例代表で落選した中山成彬氏も、「離党届を出さなかった」として除名処分とした。
 一方、たちあがれの比例で当選した片山虎之助氏、夫の成彬氏とともに同党に入党した恭子参院議員、新党改革の比例で落選した萩原誠司元衆院議員の3人については、「自民党からの出馬を希望していた」などとして離党届を受理した。(8/4 時事通信)


 えーと、それで前回に引き続き極私的中山うり論というか、出来るだけ多くの人に聴いて頂きCDも購入して頂きたい(違法コピーはどうしてもって時はしょうがないけどって、良い子はそんなことしちゃダメよ)、との思いで、1枚目のアルバムの曲紹介を続けていく。しかし、前の2曲が「月とラクダの夢を見た」と「夏祭り鮮やかに」という強力な2曲だっただけに、その後からというのはちょっと苦しいか、いやいや、そんなことありません。彼女の魅力はまだまだこれからなのだ。そう、お楽しみはこれからだ。

 アルバム『DoReMiFa』の3曲目は「早起きラジオ」という小品。若い恋人の日常の中の出会いと別れと再会が軽快なメロディと歌詞でつづられる。しかし、月曜日から日曜日までの生活の断片と恋人への気持をポップに表現してるな。これがロシア民謡だと月曜日はゲリゲリウンチ、火曜日はカリカリウンチって、ゴホン、いや、そのウチのバカ娘たちがまだ幼稚園だった頃、そういう替え歌が流行っていて僕も一緒に歌って配偶者に怒られたことがあったのだ。そうやって、子供たちの自由な表現を大人が「常識」という圧力をかけて押さえつけるのはいかんのではないか、と思ったが所詮世の中「本当のことなんか言えない、言えば殺される(by RC)」社会だからしょうがない。あら、妙な話になった。そうそう、ロシア民謡の1週間は流石に大陸だけあっておおらかだなと思った。何しろ『月曜日にお風呂を焚いてー火曜日はお風呂に入りー』だから、恐れ入る。風呂は1週間に1回でそれも月曜日に焚いて、1日待って火曜日に入るというのは、やはりこれ幹部党員が優先で一般党員は後回しということだろうか、それともコルホーズ(覚えてるかな、『ソフホーズは国営農場だぞ』、ってあの時地理で習ったことの多くが無駄というか消えてしまった21世紀ではある。アラブ連合ってどこに行ったんだ?)では、大勢が共同生活しているから風呂の順番も相当待たなければいけないのだろうか、などと考えるやつはいないだろう。



 あれ、こんなCMあったよなと一瞬錯覚してしまうくらい、良く出来た仮想CMで、アニメの動きと歌のイメージがぴったりあってる。さて、この恋人たちの1週間はどんな1週間だったか、続きはCDでお聴き下さい。で、今ふと思ったのだが、うりの歌を聴いていてときどき胸が疼くというか、新陳代謝が良くなるというか、何だかドキドキしたことを思い出すことがある。一体なんだと考えてみたら「恋」というものだ。いやー、すっかり忘れていました。もう「恋」なんて、確かアイゼンハワーが厚木の基地に降りたときくらいから覚えてない(って、ギャグだからね。オジサンそんなに歳とってないから)。振り返ってみると、おねーちゃんにもてたいという願望や野望(下心ともいいますが、男はこれを無くしちゃ終わりだ。ね、Purple_Hazeさん、と死なばもろとも作戦)はあっても、ワクワクドキドキする恋心なんてものとは、とんと縁が無くなった。その無くした感情を思い出させてくれる歌声であり、歌詞のイメージなんだな。これが。実は「極私的中山うり論」で書きたかったのは、ここの部分なのだ。彼女の歌が疲れた体と心をいやすなんてことが言われてるのは、結構年齢が上のファンが多くいるというのは、この「恋する感情」を思い出させるところにも、その要因はあるんじゃないか。

 いや、そんな「恋の歌」なんて巷に腐るほどあるじゃないか。逆に恋の歌じゃない流行歌を探すほうが難しいと指摘されるかもしれない。しかし、彼女の歌で歌われる恋の情景はどろどろした部分が無いというか、うーん、こういう書き方をしていいかどうか分からないのだが「肉体」の部分が無いのだ。ここでいうのはいわゆる「精神と肉体」という意味で直接的なセックスとかいうことじゃない。なんて説明したらいいのか、形而上学的な恋というか、せいぜいキスどまりの恋というか、うーん、ちょっと表現に困るが、たとえて言えば交換日記を卒業しグループ交際からようやく1対1の恋人宣言が出来るかどうか、という時期の恋人同士の日常みたいな気がするのよ。うりの魔法にかかったオジサンとしては。

 ちょっと、今書いた部分は漠然と感じていたことをいきなり文章にしたからあまりに唐突で、書いてる僕も混乱してきたので急いで次の歌に行く。「マドロス横丁」である。



 うーん、見事なメロディと歌詞の世界、まるで昭和30年代の日活映画を思わせる無国籍性。ここから「夜霧よ、今夜もありがとう」まで一直線だな。うりの『7カラーズ』というカバー曲だけを集めたアルバムがあるが、この人オリジナルだけじゃなくて歌って欲しい曲もたくさんある。この「マドロス横丁」からの連想では「アフリカの月」だとか、「かもめ」「にぎわい」といった港町シリーズ(by C.Maki)。で、彼女の歌の個性として見事なストーリー作りというのがある。と、ここまで書いてきたら「ひあかむずざすいまーず」で、このエントリーは8月5日の午前零時前という日付でアップする予定だが、実はすでに6日になっていることは公然の秘密であって、僕のような人間にも「明日」はあるのだ。いつまでも起きているとぐれてしまうかもしれないので、続きは後日。後日ってことは、その前に別の話がアップされるかもしれない。そう、予定は未定なのだ。

 あ、最後にロシア人の1週間の歌は「日曜日に市場へ出かけ 糸と麻を買って来た、月曜日にお風呂をたいて 火曜日はお風呂に入り、水曜日に友達が来て 木曜日は送っていった、金曜日は糸巻きもせず 土曜日はおしゃべりばかり、友達よこれが私の一週間の仕事です」。うーん、うらやましい。やはりカクメイは正しかったのではないのか?え、これ帝政ロシアの頃の歌?ごほん、そういうことだから、堕落したシホン主義は…、などと言う人はキケンな人なのであまり付き合わないほうがいいと思います。

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コメント

中山ウリ

中山ウリ・・・youtubeにて、少ししか聞いていませんが、久しぶりの大物歌い手ですね。不思議だが、昭和の感覚を自然に持っていて、しかも変幻自在で、アンニュイな感じもする。
去年の高田渡60周年記念コンサートに出場していたようなかすかな記憶があったので、高田渡、中山ウリでググると、ありましたね例の歌が。
でも調べたら、彼女コンサートには出席してないようでした。高田が生きていれば、きっと、彼のお気に入りの歌い手となったことは想像に難くないでしょう。

sawyer先輩、ご無沙汰しています。いや、中山うり、もう惚れこんでしまいました。
blog仲間の燐さんから教えてもらったのですが、その前にアマゾンの紹介で「生活の柄」を
視聴したことを思い出しました。もっとも、そのときはハンバート・ハンバートの路線だな、と
たいして興味を持たなかったのですが、「月とラクダ」「夏祭り」の2曲が、いつの間のかしみ込んできて、
タイミング良く1枚目のアルバムを入手できたのがラッキーでした。それ以来、車の中、PCやってるとき、
散歩するとき、要するに自由になる時間の大部分は彼女の歌を聴いています。

なんで、そんなにのめり込んでしまったのか、自己分析するためにもこのエントリー書いています。
まあ、いつもの悪い癖でまとまらないだろうな、多分(笑)。

交換日記のドキドキを思い出しちゃいました^^懐かしいなぁ。。

blog更新いつも楽しみにしています^^

おー、イマンさん、お久しぶり!お元気でしたか?

そうですか、交換日記してましたか。僕は何人かと「もどき」的なことはやりましたが、
こういう性格なので、面白ければ何書いてもいいんだと無茶苦茶書いて爪はじきされました。
ま、自業自得ですな。しかし、最近の人は「交換日記」つっても死語でしょうね。今だとメールだとか、
チャットとかITを利用してるんでしょうが、老婆心ながら、ITはデータで残しても記憶がよみがえらないよ。
アナログのノートや手帳、手紙なんてのは、そのページを開いた瞬間、匂いも体温も声もすべて蘇るのに。
ま、そんなこと言っても誰も聞いてはくれないか。

あ、ところで携帯から見てるんだったらYOU TUBEの動画やリンクが見れないかもしれませんね。
その時は御免!!

中山うりはS-KENこと田中唯士の秘蔵っ子で、彼の思いの深さがわかります。時代も場所も国籍もMIXしたような不思議な感覚な歌がS-KENのテーマ「異人都市東京」とか「東京ソイ・ソース」をひきついでいるのではと思いました。

最初、プロデュースがS-KENと聞いて「?」という違和感があったけど、その通りですね。
東京ロッカーズの中ではちょっと異質というか、まあ、はっきり言って年長者のバンドが
老骨に鞭打ってやってるな、みたいな捉え方してましたが、フリクションといい、リザードといい、
みんな年齢関係なく音楽にかかわってるのが心強いです。

最近、やたら物わかりのいい大人というポーズとってましたが、それじゃいかんな、いくつになっても
異議申し立て世代でロックだということを周りに教えてやらなければ。

大丈夫ですよ^^パソコンからも読ませていただいています^^ また、blogやメールも復活できそうなので、近々連絡させてくださいね^^

>パソコンからも読ませていただいています

あ、それ聞いて安心しました。いや、たまに携帯で自分のblogチェックすると、YOU TUBEのところは
反映されず、テキストのみになるので意味が通じないんじゃないかと心配していました。

連絡楽しみにお待ちしています。またいろいろお話しましょう。
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