梅雨が来る前に、あ、あれは冬が来る前にだったっけ

※あらかじめお断りしておきます。今回久しぶりの馬鹿話を書こうとしましたが、この間の怒りの日々のため、書き方を忘れてしまいました。したがって落ちも何もありません。ただひたすら、だらだら思い出したことを書いてるだけです。怒っちゃやーよ。

 6月に入って、天気がどうも落ち着かない。きれいに晴れていたかと思うと、急に雲が出てきて、かと思うと、いつのまにかしとしとしとしと雨が降り出して、このまま梅雨に入るのかな、鬱陶しいななどと思っていたら、まるで滝のような大雨になり、ひどい降りだな、びしょぬれだなどと思ってしばらく経つとピーカンに晴れていたりする。この国のトップが替わるとか、口蹄疫だとか沖縄の普天間の問題だとか、この間いろいろなことがあったが今日は好きな音楽のことや馬鹿な話を書いてこれまでの憂さを晴らそう。しかし、今ネットのニュースをぱらぱら見てたけど「新首相の奥さんは年上の従妹」だとか「実は4月に鳩山総理は辞意を漏らしていた」とかもうどうでもいいというか、コロタマ野郎の話ばっかりでいい加減厭になる。あ、コロタマ野郎というのは、さっき思いついた造語。コロンブスの卵野郎という意味である。

 で、やっぱり恐るべきはYOU TUBEというか、実は先ほど自分のblogのアクセス解析をしていたら、「嘘みたい」という検索ワードで来訪された方がいて、その先をたどっていくとなんと昔懐かしいといっても、ごく一部の深夜放送マニアしか反応ないかもしれないが、いや、これまたカルト的なC級アイドル好きがもしかしたら反応するかもしれないが、っていい加減前ふりがしつこくてスマン。えーと、つまり、カルメンの「嘘みたい」がアップされていたのだ。それも1年前から。アップ主は、なんとこの前の「変な歌」シリーズでソルティ・シュガーや「ケメ子の唄」なんかでもお世話になった方であった。結構、物好き、いや、その、ゲテモノ、いや、あわわ、マイナー盤愛聴友の会のメンバーではないかと思われ…、いい加減にして貼ります。いやー、しかし懐かしい。ご存知の方はご一緒に歌いましょう。♪なーぜ、おーとこはみーんな~



 もちろん、この歌は初めて聞いたというヤング(いや、どう考えてもオイラのblogにヤングが来るとは思えないが、もしかしたら貴重な20代がいるかもしれないので、っていい加減に若者のことを「ヤング」と呼ぶのは止めたらどうだという声も聞こえるが、「声なき声」は聞かなくていいというか、そんなものは存在しないのだというのを60年安保の岸君からついこの前のハトちゃんまで我が国の歴代権力者が態度で示してくれたから、刷り込まれてしまったのよ、こんな時代に誰がした、って人のせいにしたらいかんがな、おっちゃん、堪忍や、キャインキャイン)にも、非常に聞きやすかったのではないか。とりわけ60年代末から70年代のヒット・ポップスが好きな人には思わずにやりとしてしまうフレーズがあちこちに入っていたことに気付かれただろう。コーラスがなんていうか、チューリップぽいというか、下手なビートルズだよね。で、後半のコード・チェンジの後のサウンドは、音の絶対量が不足しているウォール・オブ・サウンドって矛盾した言い方だけど、分かる人には分かってもらえると思う。そういえばジャケット写真は国会前の横断歩道を歩いている写真(カルメン本人が映っているらしいが)だが、どことなくアビー・ロードに見えなくもない。

 この歌は2年後にゴールデン・ハーフ・スペシャル(確かそのうちの一人が元サザンの大森の嫁さんのハズ)が、シングル・カットしたけど、それほどヒットしなかった。しかし、である。この歌作ったのは、あの「初めてのチュウ」を作った実川俊晴氏、そしてなんと演奏にはギターにクリエイションの竹田和夫、ドラムはつのだひろだ。凄いメンバーだけど、あんまり真剣にやってないというかオフザケという感じだな。でも、そのちょっと脱力した感じにカルメンの微妙にフラットする声がマッチしていて、受験勉強で巻きすぎた頭のねじ(by Pantax’s World)を緩めるのにちょうど良かった。というほど、熱心に受験勉強はしてなかったかな、なにぶんにも大昔のことなので後で歴史年表で調べてみないと何ともいえない。

 で、そのちょっと前くらいの時期だったか、五輪真弓という人がいて、いや、カルメンとは全然関係ないのだが、凄いバックミュージシャンつながりというのと深夜放送で良く聞いたという共通項で話をつなげるのだが、今、Purple_Hazeさんがご自身のblogで「無人島の10枚」という企画物を書いていて、そこにキャロル・キングの話が出ていて、そういえば五輪真弓がデビューした時はデビューアルバムがロサンゼルス録音でキャロル・キングのレコーディングメンバーやキャロル・キング本人がセッションに参加したことが凄く話題になり、当時ほぼ同時にデビューしたユーミンなんかよりはるかに広告費をかけてCBSソニーからプッシュされたのだ。しかし、デビュー作の「少女」(シングル、アルバムとも)はちょっと暗くて、後年大ヒットする「恋人よ」(ちなみにこの曲は辛気臭くて僕は全然ダメです)の片りんをうかがわせるところもあるのだが、どうにも苦手でした。しかし、この歌を初めて聞いたときに、その歌詞の良さ、演奏の良さ、もちろん五輪真弓の独特の声がぴったし合って、深夜一人で感動していたことを思い出した。それでそそくさとライブアルバムを買ってライナー読んだら(本人がライナー書いていた)、「この歌は初めて作ったメジャーの曲です」とあり、なんだ、この人は今まで作った曲はすべて短調の曲ばかりだったんだと変な所に感心した。またもや、YOU TUBEからだけど、これは1977年10月10日(当時は体育の日で祭日でした)に放映されたものだ。



 五輪真弓はピアノではなくキーボードを弾きながら歌っているが、歌もいいけど演奏もいいでしょう。僕が買ったライブアルバム『冬ざれた街』は渋谷のジァンジァンのライブでアルバム最後にこの歌が入っていた。ほかにも「It’s too late」や「You’ve got a friend」なんかもやっている。そして、そのときのライブのメンバーというのが、石川鷹彦(アコギ)、村上ポンタ(ドラムス)、深町純(キーボード)、大村憲司(E・ギター)という超豪華絢爛、当時の最強メンバーではないかというもの。で、このヨルヒのバンドマンたちは、ドラムはポンタ、キーボードは深町、ギターは大村だと思うが、ベースは吉田健?ちょっと自信がない。で、記憶というのはあてにならないもので、僕は『冬ざれた街』に「酒酔草」が入っていたと思い込んでいた。♪もう少し飲みましょうよ、今夜はとてもいい夜だから~というサビがとても印象的な歌だったよな。五輪真弓には、もう1曲大好きな歌があって、これはこれからの季節に多分繰り返しテーマソングとして聞くだろう。「ミスター・クラウディ・スカイ」だ。そうか、「空」は男性名詞なのか、と高校生だった当時思ったな。



 イントロのおおらかな歌いだし、バックのリラックスしつつそれでも緊張感を持った演奏、途中スタッカートで歌われるところなど、大好きなのだがこの歌どうもニール・ヤングの「See the sky about to rain」に発想も音のイメージも似てるんだよな。どちらも74年の発表だし、まさか、パックリさんじゃないだろうな、ま、どっちでもいいけど。で、ニール・ヤングには「be about to」というイディオムを教わったが、前にも書いたが「locomotive」の意味を調べなかったせいで試験の点数が取れなかった苦い思い出がある。今となってはどうでもいいが。そうそう、先ほどの「酒酔草」が『冬ざれた街』にインクルードされていたと錯覚した原因が分かった。『冬ざれた街』を気にいった僕は、その足で四条の十字屋に行き五輪真弓のオリジナル3作目である『時を見つめて』を買ったのだ。1曲目に「ミスター・クラウディ・スカイ」が入っているこのアルバムに「酒酔草」が入っていて、当時大学1回生でようやく日本酒の味を覚えた僕に♪もう少し飲みましょうよ、今夜はとてもいい夜だから~と誘ってくれるおねーさんが、いつの日か現れるはずだと固く信じながら夢見ていたんだよな。あれから幾星霜、いまだにそういうことを言ってくれるきれいなおねーさんは出てこない。だから♪今夜も愛をさがーして~と孤独な日々が続くのだ。って、ほら、久しぶりの馬鹿話だから落ちが決まらなかった、これもすべて時代のせいだ。

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コメント

カルメン「嘘みたい」はぼくも偶然見つけてツイッタに貼ったら反響2人あったんですよ。「カルメンをご存じとは心強い」なんてレスきたり。とにかくカルメンのANNはミステリアスで魅力ありましたね。つうか少年はもってかれますわ、ありゃ。歌は完全刷り込まれてました。35年ぶりくらいにきいても完全覚えてますもんね、不思議すぎる。
あと五輪真弓「煙草のけむり」。これも偶然ぼくの親父がすごくすきだったんですよ。おりは「少女」にやられてましたが、そのせいでたぶん「煙草のけむり」はいちばん聴いてますよ。それにしてもライブアルバムすごいメンバー。めちゃ聴いてみたいです。

おっと、ズトさん、このようなだらだらエントリーにコメントありがとうございました。

そうですか、ツイッターで反応ありましたか。いやー、その話をうかがってこちらが心強い
思いです(笑)。本当にあの歌はウン十年ぶりに聴きましたがおっしゃる通りフルコーラス
歌えました。そういう歌の特集を一度考えてみましょうか?

それと「煙草のけむり」が好きだなんてずいぶんハイカラなお父さんですね。ズトさんが
聴かせてあげたんでしょうか。うちのオヤジはせいぜい「ワシントン広場の夜は更けて」
くらいでしたね。親子で好きだったのは(笑)。
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