Not Guilty

 拙blogをお読みいただいている方はご存知のように、毎週土曜日は病院の日である。昨日のエントリーに書いたように、どうもこのところ調子が悪いので今日はいつものATLの病院ではなく、設備の整った総合病院に行くことにした。いや、正確に言うといつもの病院でいつもの注射と薬を貰うときに先生に診てもらおうと考えて、一度はそこの病院に向かったものの月初めの土曜日のせいか駐車場は満車、待合室は人があふれていた。待つことが嫌いな僕は、その光景を見て急遽ハンドルを切り直し、総合病院に向かった。こちらも結構患者さんがいたが、受付を済ますと比較的早いうちに名前を呼ばれた。診察前に血圧や体温を測るナースさんがいて、その人にここ2,3日の体調の悪さを訴えた。

 僕の症状を聞いていたナースさんはおもむろに血圧計を取り出した。「120の90、下が少し高いですね。それと熱を測るので、この体温計を脇に入れてください」。体温計を受け取ると、まず必ず振らないといけないと思ったが、今時はデジタルでそのまま差し込めばものの数秒でピッピッピッと音がして、体温を表示してくれるのだ。「35.9度、熱ないですね」心なしか言葉に棘があるような気がした。いや、僕は普段の体温は35.5度だからザ・微熱・ビフォアなんだ、♪あ~、ザ・微熱・ビフォア(ボーカルは勿論ジョージポールだ。9/6訂正、ジョージとポールを間違うなんて、やはりどこかオカシイ)。などと抗弁しようと思ったが、カルテに何やら書いたナースさんは「じゃ、診察室の前で待っていてください」と事務的に言った。診察室の前で待とうが受付の前で待とうが、そんなんワシの勝手やないかい。診察室の前の長椅子はクッションが悪いから嫌いなんじゃ、ボケェと心の中で毒づきながら、僕は週刊新潮と共に受付前の長椅子にかけていた。

 30分ほど待たされて、「黒い報告書」の話が佳境に入ったところでまた名前を呼ばれた。毎月1回、血圧と大腸憩室炎を起こしてないか診てくれるいつもの先生に最近の体調不良を訴えているとき、僕の目に飛び込んできたものがあった。それはカルテにつけられていたピンクの付箋で、丸文字で「かぜ、みたいな」と書いてあった。受付か先ほどのナースさんの申し送りだろうが、どうせなら「風邪、のようなもの」とでも書いて欲しかった。しかし、受付の女性もナースさんも丸文字を書くような人には見えなかったけど、わからないものだ。血圧、体温の数字を見た先生は「セキは出ますか、痰は?喉の痛みは」などと聞いてくるが「セキは、出ません。痰は、ちょっとからむ、かな。喉は別に、あ、食欲はあります」などと聞かれもしないことを口走った僕はなんとなく負い目を感じていた。

 「じゃ、喉見てみましょう。あーん、うん、別に赤くなって無いですね。じゃ胸の音を聞かせてください…。ハイ大丈夫ですね。ま、風邪のかかりかけでしょうね。1に栄養、2に休養、3,4がなくてGoteauxssonですね」なんてことは言わないか(Goteauxssonさん、ゴメン、でも1に栄養、2に休養ですといわれたのは事実です)。ま、要するに何も心配しなくていいぞ、たいしたこと無いから大丈夫だというのだ。それで薬を処方してもらって、3,4日様子を見て症状が改善されないときはまた来るように言われて終わりだった。

 その後薬局で薬を貰い、昼から会社に出て仕事をした。断続的な頭痛は収まらない。体のだるさは多少軽くなったような気がする。それでも昼、会社の階段を登っているときによろめいて足を踏み外しそうになった。ということで、今日も本格的エントリーはお休みします。気負いこんで病院行ったけど、全然たいしたことはないみたいで、それはそれでありがたいのだが、なんとなく損したような気がするのは何故だろう。あ、それと本日のエントリーのタイトルはA.A.ミルンの短編小説から頂きました。随分昔に読んだ話なのでうろ覚えなのだが、何にも悪いことしてナイのに家に警官が来たときにドキドキしたという話だったと思う。それとジョージの歌のタイトルにもそんなのがあったっけ。



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コメント

おおっ、登場してしまいましたね(笑)。「、のようなもの」にしてもすごくワカルなぁ。「シェアしてる」っつう感じですね。同時代の息吹(ジョーじゃなく)を!

喉が痛くて普段は市販の風邪薬ですましているのに今回は我慢できずに医者に行きました。
僕も平熱は35度台の下の方なのに36度もあってビックリしたのに医者はあっさり熱は無いですねとにべもなかったです。
その後喉を覗いたとたんに、うわっ真っ赤だと驚かれました。
ゆっくり休んでお大事にして下さい。
そうそう、竹下景子は今でも十分いけてます。

このエントリーは1に栄養、2に休養

とお医者さんが言ったその瞬間に「じゃ、3・4が無くて後藤散、いやGoteauxssonってか」と思ったことがきっかけでした。「のようなもの」についても、理屈抜きで反応してくれる人と、細かに説明してもわからない人に分かれると思いますが、やはりGoteauxssonさんには通じましたね(笑)。

まあ、こういう無礼な話を書く奴ですが、今後ともヨロシクお願いします。

Purple_Hazeさん、傷心のところ

こちらの健康にまで気を使わせてすいません。昨日だったか、mixi経由でPurple_Hazeさんのエントリー読んだら、娘さんの海外留学の話が出ていてビックリしました。1年間って、短いようで結構長いですよね。いろいろご心配だと思いますが、夢に向かって旅立った娘さんは立派だと思います。Purple_Hazeのblogにコメント書こうと思いましたが、センチな文章になりそうだったので止めました。

で、70年代からの女優さん・歌手さんでまだまだいけるシリーズってのをやろうかと思っております。その時は是非ご意見ご感想をヨロシク。

言葉遊びは好きですよ(笑)。連想していただき光栄です。駄洒落と言う人もおりますが、そういう場合は必殺ダージャーレ・ヌーヴォーなどとのたまうとかなり引かれます。いや、でも、引かれるようじゃないと孤高にはなれません(あっはっは)。

やはり、ジョン・レノン・センスで

磨かれた言葉遊びはやめられない、とまらないのカッパエビセン体質としてしっかりプリンティングされていますな、お互い。いくら周囲がフリーズしようが、構いません。あたしゃ、行くトコまで行きます、って、ちとはた迷惑な部分もあるけど、気にしてられませんっ!!
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