なんちゅうか、ほんちゅうかとでも言いたくなる日曜日だった

 映画「靖国」を見てきた。ゲロつまらない映画だった。あんなものに何故大騒ぎするのか理解に苦しむ。映画の中の某コイズミ元首相の発言のごとく理解に苦しむ。印象に残ったシーンが2箇所あった。あれ、確か2箇所あったと思ったけど、1箇所しか思い出せない。まあ、いいか。そのシーンというのは靖国擁護派の第60回戦没者慰霊会(だったかな)みたいな式典で出席者全員が「君が代」を斉唱する場面だ。全員が起立したときに突然2人の若者がステージ前に飛び出し「コイズミ靖国参拝反対」みたいなスローガンを叫び、当然多勢に無勢で式典参加者から叩き出されるのだが、そのときにエキサイトしたオッサンが「お前中国人だろ、中国に帰れ」と叫び、その叫びは若者が会場外に放り出されるまで延々と繰り返されたこと。多分10回以上同じセリフを叫んでいたのではないか、そのオッサン。人間興奮すると語彙が乏しくなり、同じことを繰り返してしまうのだなと、くだらないところに感心してしまった。しかし、「○○は××へ帰れ」というシュプレヒコールは左右両翼を問わずよく言われるセリフだな。そんなこと言われて素直に帰る奴がいたら、顔を見てみたいものだ。

 それと、思い出した。台湾の高金素梅が、靖国に抗議に来てそこの課長さんだかにアピールというかアジテーションというか、まあ向こうの言葉でワーワー言うのだが、それを訳す日本人がやたら「クソ」とか「ウンコ」みたいなお下劣表現を使うのが大層おかしかった。しかし、大枚1,500円も払って、あ、コインパーキングの注射料金が(って、駐車だろ、シャブ打ってるわけじゃないから注射料金ってありえねー)300円だから〆て1800円か、CD廉価版並みの単価払って2時間ちょっと椅子に座って見る様なものではなかった。そういえば今日の地元紙には「『靖国』上映始まる 2日間で200人、混乱なし」という見出しで記事が出ていた。しかし23,24という土日で200人観たというのが記事になるのはな~。その後を読んでいくと上映館のコメントが出ていた。そのまま引用する。
 

「鑑賞する人は4,50代が中心。話題作とあって1回の上映に70人集まることもある。今後も幅広い年齢層に見てもらいたい」


 ううう、僕は思わず涙があふれてきた。♪涙あふーれ、何も見えない~もーう誰も愛せない、アイム・クライング、アイム、・クライン、信じられらない二人の愛の結末が~、とハマショーの「涙あふれて」か、♪いといずあいぶにんおぶざでーえええい、あいしっとあんどうぉっちん、ちるどれんぷれ~い、すまいりんふぇいせず、あいきゃんしー、ばっとのっとふぉーみー、あい、しっとあんどうぉっち、あずてぃぁーずごーばーい~と本家ストーンズの「涙あふれて」を歌いたくなったくらいだ。ううう、話題作で1度に70人集まることがニュースになるって、我がふるさとってなに(ここは三田誠広風に)。

 というような日曜の午前の時間を過ごしたのだが、映画を見た後は素直に家に帰った。夏休みももうすぐ終わる下の子供が、習字を実家に習いに行くというので車で送る約束をしていたのだ。以前にも1度実家に行って練習したが、今日は仕上げると張り切っている。習字というのは読んで字のごとく、字を習うわけだが、なんでもかんでも字を書いていけば良いというものではない。夏休みの課題なのでお手本がある。どんなお手本だと聞いてみると「雄大な自然」だという。なるほど、雄大な自然は結構だが、そんな文字を毛筆でわざわざ書くことが実社会の中であるだろうか。いやない(反語だ)。それより「不当判決」とか「闘争勝利」とか「空港粉砕」などの文字を練習したほうが、より実践的では無いかと思ったが、子供に話してもしょうがないので黙っていた。

 実家についてみると、普段あまり本を読まない母だが食卓の上に文庫本があった。どうしたのか聞いてみると、近くのヤ○ダ電機で買ったという。やばい、いよいよボケが始まったのかと思って、「なんで電機屋に本があるか」と突っ込んだら、「あんたはものを知らん。ヤ○ダの2階に書籍コーナーがある」などと反論された。実は僕の実家のすぐそばに去年だったかコ○マ電気が宮崎にはじめての店舗をオープンした。宮崎みたいな小さな町にヤ○ダ、ベ○ト、デオデ○、100○ボルトと熾烈な競争をしている中、コ○マが参戦してきたのだ。駐車場もたっぷり取り、3階建てのまずまずの規模のお店を出したな、と思っていたら、その100メートルほど先の土地に今度はヤ○ダが新規出店してきたのだ。関東での力関係をここ宮崎でも見せつけようということだろうか。

 コンビニなどの流通業界ではたまに見られるぶつけ合いというかつぶし合いだが、こんな大きな電気店同士でつぶしあいしてどうするのだろう。いくら日本がシホン主義の国だといってもあまりにも熾烈な生存競争である。などと、この前宮崎の経済を憂うエントリー書いたもんだから、それ風なことを書いてしまったが、結構無責任に面白がっている部分はあるのだ。それで子供が習字を書いている間、暇つぶしに新しく出来たヤ○ダに行って見た。エスカレーターで2階に上がるとCDのコーナーがあり、中古のいい出物は無いかと探したが中古のコーナーはまだ無いようだった。そしてそのCDコーナーの先に行くと、確かにありました。書籍コーナー。

 どうせ、ベストセラーか流行りものの本しか置いてないだろうと、高をくくっていたのだが雑誌コーナーは結構充実していた。特に音楽雑誌のコーナーは中々よくて、宮崎ではあまり置いていないロックス・オフがあった。以前、アマゾンかなにかのメールで欲しいなと思っていたギタリスト特集だったのですぐに買ってしまった。本を買うときにもポイントが付くのにはちょっと驚いた。僕はヤ○ダで電化製品を買うことはほとんど無いのだが、ちょっとした消耗品をなんどか買っていたので800ポイントくらい貯まっていた。おかげで実際払ったお金は300円くらい。何となく得した気分である。ロックス・オフを片手に持ち、再度音楽雑誌のコーナーに行って他を探してみると、エレファント・鹿島市じゃないよな、カシマシの単行本があったが、何故か5冊も置いてある。どんな判断なんだろうか。はっきりいうが宮崎では売れんぞ。

 お店を出て実家への道を歩いていたら、ヤ○ダの駐車場に入ろうとしている車の列が見えた。ずっと何台も何台も続いている。一体宮崎にこれだけの人がいたんだろうかと思うくらいの数である。そしてこれらの人たちは日曜日に電機屋に来て何を買うのだろう。何が楽しいんだろう。僕はエリナー・リグビーの歌を歌いながらちょっと考えたが、面倒になり考えることをやめた。

 お詫び。昨日のらしくない話を書いたときに次は学生時代の話か音楽の話を書くといってたが、またいつもの日曜の風景を書いてしまった。とりあえず今は風の吹くまま、気の向くままに思ったことを書きます。それではまた。

スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

drac ob

Author:drac ob
FC2ブログへようこそ!

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

QRコード

QR

鳩時計

フリーエリア

ブログ内検索