酔っ払いの話よりやっぱり音楽の話がしたい!

3rd Album

 一日遅れで昨日の活動結果を報告したい。こちらに来て最初の日曜日。もちろん狙いはCDショップ訪問である。ネットの普及のおかげで、地方に居ても欲しいCDは入手し易くなったが、やはり自分の足で店舗を回り気に入ったCDや掘り出し物を見つける楽しみは別格だ。今回は第1ラウンドということで、とりあえず池袋の駅周辺を回った。事前にネットで中古店と新譜のお店をセレクトして行った。中古はレコファン、ディスクユニオン、新譜は毎度おなじみのタワーレコードとHMV(結果的にはタワーレコードまでは行けなかった)。

 しかし日曜日の午後、池袋の東口に出て腰を抜かした。なんちゅう人の多さや、これでは自転車が通る隙間も無い。地図を携帯に転送していたのだが人ごみにまぎれて確認できない。適当に見当つけて歩き始め、まずレコファン池袋店を発見、突入、失望。期待したCDが全く無いし、単価も意外に安くない。『しゃーないな、ブクロもこんなもんか。渋谷まで足を伸ばすべきだったか』などと生意気なことを考えていたが、次のディスクユニオンで180℃態度を変える。

 まずDVDで頭脳警察のROOTS MUSICから出たスタジオライブ、確かこれは廃盤になったはず。アコースティックナンバー中心でインタビューも入っている。頭脳警察は大学に入った75年に解散ツアーで同志社に来たのだが、何故か見逃したという苦い記憶がある。その後パンタ&HAL時代にミニコミをやっていた関係で2回インタビューする機会があった。非常にミーハーなインタビューになったが、今でもその時のカセットは大事にしている(そういえば、その時マネージャーの石井氏の名刺をもらったが、彼もリタイアとの噂が)。DVDはもう1枚、こちらは新品だったがPFMの”LIVE IN JAPAN 2002"。昨年、かってのプログレバンドがマイブーム(あまり好きな言葉ではないが)になり、ちょうど紙ジャケットで再発になっていたので聞き直したが、やはり独特の個性のあるバンドだ。地中海サウンドを楽しませてもらおう。

 CDではキンクスの「ソープオペラ」、アルバムが昼メロ(昼間やっていたメロドラマ、今は死語)仕立てになっていて楽しめた。このアルバムで動詞+動名詞と動詞+不定詞の使い方が、高校で習ったのと違うことを学んだ。つまりstop to thinkは不定詞なので本来は考えるために止まるなのだが、このアルバムの曲では考えることを止めるの意味で使っていた。ほかにも9to5でお決まりの仕事という意味も学んだ。ロックも勉強になるのである。ただこんなことばかり勉強していると、大学を6年行った上に中退する羽目になる。

 それはさておき他のCDはニルソンの「サンドマン」眠りの精である。西洋では子供が眠くなるのは砂男(安部公房みたいだな)が目に砂をまくからだという言い伝えがあることを、「エミールと探偵たち」か何かで読んだ記憶がある。砂が目に入ったら痛くて眠れないではないかと子供心に思った。また日本で砂を撒くのはババアなのに、西洋はジジイかい、そんな事だから妖怪大戦争(キヨシローとヨースイがテーマソングを歌ったあれではない、本家「墓場の鬼太郎」のほうだ)になると日本の妖怪に勝てないのだなどと訳のわからない事を考えたりもした。あとはクラプトンの「安息の地を求めて」、前作が大ヒットしたので忘れ去られたアルバムだが、いいのである、少し地味なところが。最近の活躍ぶりはすごいが、個人的にはデレク&ドミノスから”NO REASON TO CRY"の頃までが一番好きなクラプトンだ。そういえば学生時代にボブ・マーレィの”NO WOMAN,NO CRY"のメロディに乗せて「のーりーずんとぅくらい、のー、りーずん、とぅ、くらい」と大声で歌っていた僕はアホそのものでした。

 そうこうする内にサンシャインシティの近くまで来て、偶然HMVを発見。エスカレーターで3階に突入。ミュージシャンの分類は多いのだが、このミュージシャンだったらこのCDというのが弱い。多少、食指が動いたものもあったが、今買わないという気は起きなかった。しかし神は見放してはいなかった。出る間際に目に入ったワゴンの中を探ってみると、何と欲しかったLOBOのベストが。70年代前半に結構ヒットを飛ばした人だが、何故かシンガーソングライターとしては過小評価されてるのではないか。これといったアルバムが無かったせいかもしれない。でも「僕と君のブー」とか”I'D LOVE YOU TO WANT ME"とか心に沁みるんですよ。BOOが犬の名前ということを教えてくれた人でもありました。それとサンタナのベスト。これはちょうどその日故松本勝男氏のことをメールに書いたのが頭に残っていて、急に「君に捧げるサンバ」が聴きたくなったのだ。 

 さて結構買うものも買ったし、腹も減るので2階のJ-POPのコーナーはパスしようかとも思ったが、もしかしたら下地勇のCDがあるかも、と思って入ったら…。ありました、ありました、写真の「開拓者」が1枚だけ。このブログの最初の記事がカンタローと下地のライブレポートから始まったのも何かの因縁かもしれないなどと考えながら、いそいそと保谷に帰り、早速CD聴いてみました。 

 えてしてライブを見た後のアルバムは失望することが多いのだが(やっぱり生には勝てないってこと)、いやーそんなことありません。ZUMI,ZUMIです(ズミ=宮古島方言で最高という意味)。知らなかったがカンタローが2曲参加している。言葉の意味は解らないが、熱い心とほとばしる感情が伝わってくる。音楽の魔法はすごい。下地勇のHPに試聴できるとこがあるので聴いて欲しい。ちょっと今までに居なかったタイプのミュージシャンじゃないだろうか。しかし同じ日本語を話すミュージシャンなのに歌詞カードを読まないと意味がわからないというのも凄い話ではある。

 ということで充実した半日でしたが、まだまだ探しているものは沢山ある。次の休みは一気に頂点の渋谷に行くか、でも安藤組がブイブイ言ってると聞くが…(いつの時代の話だよ!今の人たちは安藤昇そのものを知らないぞ、ということは花形敬も知らないのだろうか、ま、当然だな) 

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コメント

ニルソンのサンドマンって

レターメンが歌ってたやつと同じなんですかね。多分そうなんでしょうね。レターメンのヴァージョンはシングルにもなっててちょっこっとだけヒットした記憶があるのですがCDにはなってないようで・・・

>I'D LOVE YOU TO WANT ME
ちゃんと”片想いと僕”って書いて下さい、リアルタイムで聞いてるんですから。

ニルソンの「サンドマン」は

アルバムタイトル名で、そういう名前の曲は入ってません。「俺たちは天使じゃない」に続いてヴァン・ダイク・パークスと組んで作ったやつです。CDのライナーを萩原健太サンが愛情込めて書いてます。
ロボは輸入盤だったのでシングルの邦題を思い出せず、オリジナルタイトルを書いてしまいました。”片思いと僕”でした、でした。この期間にルー・クリスティやアーチーズのベストも探すつもりです。ところで君は中古をえらく安くで買ってるようだが、どこで購入してるの?
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