アナザー・サイド・オブ・FM TRIBE

 連日のフランシス・マバッペ・トライブ、フィーチャリング西藤大信のエントリーである。丁度1週間前に何の予備知識も無くライブに行き、そこで強烈な演奏を体験して、その日から毎日同じCDを聞いている。フランシス・マバッペの1枚目のリーダーアルバム『FM TRIBE vol.1』だ。これはライブの後の物販コーナーで、その日演奏した曲(「インターナショナル・マン」、「ニード・サムバディ」、「アフリカ」それと「リザ」と「サワ」もやったような気がする)が沢山入っていたので購入した。実はオープニングに演奏したアコースティックな曲の入っているアルバムも欲しかったのだが、そこにあった2枚目のリーダーアルバムには気がつかなかった。このあたり思い込んだら周りは何も見えないという僕の悪い性格が如実に現れている。あちこち検索しているとフランシスの2枚目のアルバムがアコースティック中心になっていると知り、先ほどCD Babyで通して試聴したら6曲目の「Banana Africa」がその曲では無いかと判明した。このアコースティックなアルバムもなかなかいいので、AMAZONに申し込もうと思っていたら3~5週間待ちになっていた。やはりCDと本は一期一会である。いや、思い立ったが吉日である。

 ところで、そのときのライブでフランシスの存在感と西藤さんのギターの音色も素晴らしかったのだが、実は脇を固めたサックスとドラムス・パーカッションの人も僕の印象に残った。ドラムスのTodd Islerも実は物販コーナーにCDが置いてあり、そのジャケットのユニークなイラストも気に入って購入しようと思ったのだが、先日のエントリーに書いたように当日結婚式に出席したため財布の中がオールモスト・エンプティだったのよ。もちろんサム・マネーはあったからフランシスのアルバムと西藤さんのミニ・アルバムは買えたけど(Y尾君に1,300円借りてやっと支払ったのだが)、他のCDは買えなくてキャント・ゲット・イナフだったのだ。などとルー語なのか何なのか分からなくなってきたが、実は今日は先日のライブで見たサックス・プレイヤー、Lenart Krecic(リナート・クレシック)とドラムスのTodd Isler(トッド・アイスラー)のお二人を紹介しようと思っているのだ。そうだ、ひとつ大事なことがあった。ネットで調べていたら当初のドラムはケビン・ジョーンズという人だったらしい。

 まずは二人のキャリアを紹介したいのだが、西藤さんのHPに詳しく出ていたのでそこから引用する。


Lenart Krecic (リナート・クレシック)
Tenor Sax

1982年、スロヴェニア生まれ。
7歳のときピアノを弾き始める。
14歳のときサックスに転向する。2002年、音楽高校を卒業後、2003年、ニューヨークにある、ニュースクール音楽大学へ入学。
Billy Harper, Reggie Workman, Buster Williams, Andrew Cyrille, Joe Chambers, George Garzone, Bobby Sanabriaらに師事する。
これまで、Reggie Workman, Jason Hwang, Chico Freeman, Wynard Harper, Awery Sharp, Benny Powell, Joe Chambers, Billy Harper, Cecil Bridgewater, Gerry Hemingway, Yayoi Ikawa, Keyon Harrold, Matthew Garrison, Candido, Sonny Fortune, E.J. Strickland, Kevin Jones, Francis Mbappe, Tyshawn Sorey, Jamire Williams, Diane Moser, Howard Johnson, Boris Kozlovらと共演してきた。また、Reggie Workman, Gerry Hemingway, Bobby Sanabria, Jamire Williams, Adam Jacksonらとレコーディングする。
2007年5月ニュースクール卒業後、ニューヨーク大学の大学院に入学し、現在Chris Potter, Don Friedman, John Scofield, Tony Moreno, Jean-Michel Pilcらに師事している。



 YOU TUBEで見つけた演奏はスタンダードもあったが、本人のオリジナル曲がありそれが非常に良かったので貼り付ける。僕が「アイランド」の頃のクリムゾンと思ったのは、この演奏で聴かれるキース・ティペット風なピアノとサックスの音色から連想できるのではないか。



 どこかの学校の教室かリハーサル・ルームでの演奏だろうか。肩の力が入っておらず、しかしながら緊張感は保ちつつじっくり聞かせるバラードである。このときの演奏があと3曲アップされており、僕は最初にスタンダードの「ウィスパー・ノット」を聞いたのだが、いい意味で無表情というか、無機質な音色は先日のライブと同じだった。まだ弱冠26歳である。彼のこれからにますます期待したい。


Todd Isler (トッド・アイスラー)
Drums, Percussion

ドラマーであり、教則本の著者でもあるトッド・アイスラーは、20年以上もの間、ジャズやワールドミュージックシーンの中で、ニューヨークを拠点に活動を続けています。
これまで彼は「Two Step」と「Duets and Beyond」という2枚のリーダーアルバムを出しており、また教則本「You Can Takadimi This」(by Gerard and Sarzin、2005年)の著者でもあります。
トッドはGoetheインスティテュートのサポートのもとアフリカツアーに参加しました。
また On FireのJAZZIZパーカッション部門で優勝しました。
また彼は、いくつかのモダンダンスカンパニーのためにアメリカ中で演奏、作曲してきました。
トッドはBosphorusのエンドースメント契約アーティストです。



 この人もYOU TUBEに映像があったが、ギリシャ音楽のバックでパーカッションを叩いているものが多くて、本来のドラムやアフリカの打楽器を叩いているものはあまり無かった。もっともギリシャ音楽の映像を見ていたらブーズーギというマンドリンの親戚みたいな楽器が写っていて、そういえばキャット・スティーブンスの「ルビー・ラブ」やポルナレフの「ギリシャにいるジョルジナへ」などの曲に効果的に使われていたことを思い出した。それでは彼の独特のリズム世界へどうぞ。



 このほかにもYOU TUBEに映像があるので、興味を持たれた方は是非ご覧になっていただきたい。そしてCDを購入してじっくり聞いていただきたい。いやー、世界は広いというか、僕自身ワールド・ミュージックなるものはそれほど関心が無かった(いや、勿論レゲエだとかスカは大好きだったし、ライ・クーダーや夕焼け楽団などのボーダーレス・ミュージックは好きだったけど)が、もう音楽セクト主義は止めないといけないな。そうそう、最後にまたフランシスの1枚目のアルバムのことだけど、この前ナニゲニ参加ミュージシャンを見ていたら、ギターのところにDavid Gilmoreと書いてあった。デ、デイビッド・ギルモア?あ、あのデイブ・ギルモア?言われてみればスライドの使い方が、いや、そんなことないだろ、同姓同名の別人28号だろ、などとまた調べる楽しみが出来たのだ。

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コメント

Todd Islerの補足

CD Babyによると、以下の2枚があるらしいので、すでに注文してます。
TODD ISLER: Two Step (Duets and Beyond)
TODD ISLER: Soul Drums
良く判らんですが、"Two Step (Duets and Beyond) "となってますから、地味なミュージシャンのアルバムで良くある"Two In One"にしてあるのっすかね?CD Babyは原則的にインディーズ系ばかりなので、"Soul Drums"もインディーズ系で出してるものでしょう。というわけで、”Soul Drums"も入れると、3枚のリーダー・アルバムが確認できるだけで、あるようですな。まぁ、届いてみないと良く判らんですけど。

などとT.Rexのベスト盤など聴きながら書いてます。

CD Babyに注文するのと

アマゾンだとどっちが早いんでしょうか?CD Babyは在庫ありになっていたけど、申し込みの方法がイマイチよく分からなかったので、アマゾンに行ったら3~5週間待ちで、ええいっとHMVに行ったら、フランシス・マバッペでは全くヒットしませんでした。とりあえずアマゾンに申し込むかと思っています。トッドのCD届いたら(これ意図的シャレに非ず)レポートお願いします。

CD Babyいいですよ

CD Babyは、顧客を凄く大切にしてくれますし、対応早いですよ。個人的には、非常に気に入ってるCD Shopです。そういうマニア向けのCD Shopを紹介するなら、Freak Emporium(http://www.freakemporium.com)というのもお気に入りです。こちらは、60年代~80年代のサイケデリック・ロック中心の品揃えが充実してます。もちろん、最近発売されたものも多少は売ってますが、そのマニアックな品揃えには呆れますよ。

とりあえず、Todd IslerのCDが届いたら、内容をご報告致します。

結局アマゾンに申し込んだのですが

やはり5月の中旬以降になりそうです。あまりに日にちがかかるので首を長くして待つしかないのかと思い、首が長いといえばキリン、キリンはジラーフ、、襟巻き怪獣はジラースだったなどと頭の中は錯綜しています。あ、そうか、キリンになっても当たり前か、相手はカメルーン出身だと、聞き様によってはちょっとベサツっぽいことを考えてしまいました。

そうそう、トッドですが宮崎のライブの翌日には早速ドラム講座をやっていたようです。いやー、懐の広い人だ。http://framedrum-japan.org/todd-ws.htm
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