今月は更新してないな、と力なく呟く春の日だった

ラベルプロデューサーはダディ竹千代、ってことはこのイラストは

 このところ朝から頭痛が続いている。ひどい痛みではないのだがズキン、ズキンという感じでぼんやりしているときはあまり感じないのだが、目の焦点を合わせたり、何か考え事をしようとするとふいに襲ってくる。我慢できない痛みでは無いので、適当にパブロンなんかを飲んでごまかしているが一向に改善しない。一つにはこのところきちんと休みを取れたことが無くて、気の休まるときが無いせいかもしれない。まあ3月もあと少しなので、何とか乗り切っていこうと考えている。頭痛のせいだけではないが、エントリーもこのところ更新する暇が無かった。今日はこの間の出来事をざっと書いてみたい。

 この前のお彼岸も午後から仕事が入っていたが、午前中は何とか時間が出来たので上の子と一緒に墓参りに行った。下の子と配偶者はなにやら部活の先輩を送る会とやらがあり、行けないという。子供は分かるが何故母親も参加するのかと聞いたら、教室でお菓子やちょっとした手料理を先輩たちに振舞うのに親の協力が必要との答えだった。しかし、たかが先輩の卒業の送別会にわざわざ親が参加して手料理を振舞うというのはどうなんだろう。まあ、それが今の時代の流行なんだろうか。とにかく親が子供の行事(イベントなんてオチャラけた言葉使ってるからおかしくなるんだ)に力を入れすぎだと思うのだ。卒業や入学シーズンはその当事者の子供たちより、親のほうが気合が入っている。

 上の子と二人で墓地に行ったら、お昼近かったが流石に車も人も多くてにぎやかだった。山桜が何本か咲いていたがソメイヨシノなどはまだまだつぼみのままだった。母や妹たちが先に墓参をしていたので、水を替えて線香を上げるだけの簡単なものだったが、墓参を済ませた上の子が何か言いたそうにしていた。「ん?」と水を向けると「お父さんにこんなことは言わないほうがいいかも知れないけど、お父さんの家系はあまり長生きじゃないね」などと物騒なことをいう。何故だと訪ねると墓誌に書いてあった僕の父や祖母(この人は父が十五歳くらいのときに亡くなっているので僕は会ったことが無い)の没年を見てそう感じたらしい。笑ってごまかしたが、まあ人間誰しも通る道であり、明日のことなど誰にも分からないのだ。いつまでも子供だと思っていたが、先日の伯母の死もあり、なにやら虚無的になっているのかもしれない。僕も高校生の頃にそんな時期があった。しかし、そういうことをいうと「父とは似ておらん」と怒り出すので黙っていた。このあたりの女の子の精神状態は男親には分からんな。もっとも僕も高校生のときに父親に似ている(外見が)といわれたときはむきになって否定したから、廻る因果は糸車か。

 結局、その日は午後から仕事して夕方家に帰ると子供二入が退屈していたのでGE○に連れて行き、古本やレンタルのCDやDVDを借りて機嫌を取った。僕もガガガSPや下地勇の歌が入っている「吉田拓郎トリビュート」というCDなど借りてしまった。こちらは予想以上に良く出来たコンピ盤でそれぞれのシンガーのアレンジや、選曲の妙に感心した。しかし同時に借りたのはセックス・ピストルズと竹内まりやである。このあたり今のゆがんだ精神状態がうかがえる。久しぶり、多分十数年ぶりに聞く「さらばベルリンの陽」や「プリティ・ベイカント」は、あれ、こんな感じの演奏だっけ、と思ってしまった。とりわけアルバムジャケットは真っ黄色というイメージだったのに、なにやらピンク色になっていて、まるでピストルズのパロディバンドを聞いてるような気がした。しかし、パンクを聞いても気がおさまらないというか、頭痛が取れない(当たり前か)。

 それで、昨日の土曜日だが恒例のATLの病院に行き、注射をしたのだがそれでもなんだかすっきりしない。というか積極的に頭痛がひどくなったような気がした。それでも時間の約束をしている仕事ばかりなので、会社に行き予定をこなしていった。しかし3時過ぎにどうしてもきつくなり、車を止めて少し休んだが体調は良くならない。夕方の仕事を早めに切り上げて5時過ぎには家に帰った。頭痛の原因のひとつにパソコンがあるかもしれない、と思いその日はキーボードに触れず本でも読んで過ごそうと机に向かった。するとこういうときに限って、下の子が一緒にビデオを見ようといってきた。実はその前の日のテレビで放映していた「妖怪大戦争」をHDDに録画していたのだ。この映画は一昨々年、まだ欝がひどくて働けなかったときに、レンタルしてきて下の子と一緒に見た。当時は結構話題になり、何度ツ○ヤに行っても空のケースしかなかった。ようやく借りれたと思ってみたら、なんと予告編だけのDVDで、最初は操作の仕方が悪くてストーリーが飛んでしまうのだと思い、何度も見直したがいつまでたってもストーリーが始まらず、ようやくこれは単なるプロモーション用の映像だと分かったときには、僕も下の子も完璧に切れてしまった。

 それでもキヨシローがテーマを歌ってるし、妖怪にもなってる、さらに出演者がそれぞれに個性的な役者ぞろいだったので大いに楽しみにして本編を借りたのだが、印象に残ったのは栗山千明のミニスカ姿くらいで、なんだか気合抜けした印象があった。それでも自分が子供の頃に見た「妖怪大戦争」もわざわざ借りて見て、比較検討したのだから物好きといわれてもしょうがない。その映画を下の子が一緒に見ようというのだ。要するにこの子はかなりの怖がりで、作り物と分かっていても一人で見るのが怖いのだ。普段は父親のことを「空気が読めん」とか「ダサウザ」とかボロカスにいうくせに、こういうときだけは頼ってくるのだ。それともうひとつには一人で見ていると、母親から勉強しろといわれるのが嫌だから、父親を巻き込むのだろう。

 なんだかんだいいながらも、下の子には甘くなるので一緒に見た。久しぶりに見たが、あちこちカットしてるようで、いまいちストーリーがつながらない。まあ、要はいろんな妖怪のメイクとそれを演じる役者のワンポイントのアピールを楽しめばいいのだと思いながら見たが、今回も一番印象に残ったのは栗山千明のミニスカ姿だった。オジサンはミニスカが好きだという永遠の真理を再認識した。このあたりはご同輩のPurple_Hazeさんも異論は無いと確信している。

 頭が痛くて早く家に帰ったのに結局12時近くまでテレビを見てしまい、慌てて床に入った。パソコンはほとんど開かずじまいだ。翌日、つまり今朝は10時過ぎに目が覚めた。そうそう、奇跡的に日曜日入っていた仕事が流れて一日休めることになっていたのだ。もっともいつ何時仕事の連絡が入るか分からないので常にケイタイを携帯しておかねばならない。それでも一日休めるかも知れないというのは気持ちを開放してくれる。午前中のうちから、買い物や外出をしてしまった。今日は朝から雨だったので、遠場に出かける気はせず、近くのお店に行きそのついでにツ○ヤにも寄った。何かすっきりする映画でも、と思ったが「幽閉者」を手に取ったら配偶者の顔色が変わったので、とっさにそばにあった「パッチギLove&Peace」を借りた。前作は京都の懐かしい風景が沢山見られたし、何しろケンカが派手で気持ちが良かった。今回は74,5年という時代設定だというから、更に期待したのだが、あかん、ストーリーを詰め込みすぎで訳が分かりません。まあ、在日の問題やいろいろあるけど、基本は虐げられた人間の生への執着というか、明日への活力みたいな話であって欲しかったのだが、映画の大きな動機である子供の病気は全く解決しないまま終わってしまった。

 それで、頭痛もあまり取れずいらいらしていたのだが、そうだ、ウシャコダの新作「Memphis Tennessee」がアマゾンから届いていた、と思い出して早速聞いてみた。最初の2曲は81年のシングルだが、マスターテープ不明のため直接原盤から録音したらしい。どおりで音がややざらついている。3曲目からは去年の「松戸一揆」からの録音で、こちらも途中音が不安定になるが、それでも81年のウシャコダと今、現在のウシャコダとダブルで聞けるからもう獣だ、いや儲けものだ。夜、休む前になってようやく気分が少し晴れたのだ。しかし、疲れて頭が痛いときはエントリーもつまらない話になるなとつくづく思った今日の日でした。次回は明るく元気よく行こう。
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コメント

ムダに豪華な出演者(笑)

妖怪というものの性質上、ありとあらゆる種類のものがあって可なのですけれど、どうも私は和歌における“本歌取り”、謡曲における“本説”の精神が好きなので、河鍋暁斎よりも鳥山石燕、楳図かずおよりも水木しげるの方が好ましいと思ってしまいます。
『妖怪大戦争』、前回放送になった時も今回も、ながらで見ていたのですが、妙に凝った部分もあるけれど、「すねこすり」を、子供受けをねらったカワイらしいキャラにしてるのを見て、ああ、こりゃ中途半端な映画だなと思って、マジメに見てません。「すねこすり」そのものは、「かまいたち」などと同じく、実体は目に見えず、現象だけが現れる妖怪ですから、形状についてはどのような解釈もアリと言えばアリなのですが。
“子供向け”“子供だまし”という言葉がありますけれど、子供だって、難解であってもホンモノはわかるものです。実はだまされてない、だまされてやってるだけなんじゃないかと思うこともあります。もっとも、昨今はオトナの精神年齢が低くなってますから、その限りではないかもしれませんが。

どもです。
ウシャコダってこんなスペルだったんですかw
知らなかったです。


高校生の頃だったでしょうか。
12chの「ステレオ音楽館」という番組でウシャコダを観た時は衝撃でした。

妖怪大戦争、映画館まで観に行ってけっこう気にいっていた妹が、前回のテレビ放映を見て怒ってました。
カットがすごく、特に最後の一番よいところがカットされていて、あれでは映画の本当のテーマがわからんじゃないか、というのです。
今回もカットがあったんですね。
それよりも、今回の放映で笑ったのは、荒俣センセが裏番組のトンデモ歴史検証?バラエティに出ていて、2ちゃんねる住人から「なんで、自分が少なからず関わった映画の裏番組に出てんだよ!」と突っ込まれていたことです。いや、あの番組は笑うとこ満載で面白かったですけどね。最後の方はあまりにもくだらなくてしくしくと泣きましたケド。

すねこすり、途中で容赦なく機怪にされて死んでしまいました。
子供だましどころか、意外と容赦ない映画だったんじゃないかと思います。
まあ、妖怪なんてのは、もともとほとんどがこの世ならざる見えない世界の住人ですからね。砂かけ婆ももともと竹やぶから砂が飛んでくるという現象だし、あずき洗い(あずきとぎ)も、川の方で「サッサッ」とあずきを研ぐような音がする(光瀬龍の「ロン先生の虫眼鏡」では正体はチャタテムシの羽音だった)という現象だし、塗り壁は昔の真っ暗な山中で動けなくなる、ひだる神は、長旅の途中、糖分が欠乏して動けなくなる状態だしetc.
因みに我が家にも妖怪すねこすりが出ます。シャズって名前ですけれど。
しかしすねこすりより怖いのは妖怪すねかじりでしょう。

まあ、妖怪大戦争はやはり昔のダイモンのやつがやっぱすごいです。CGなんてない時代、特殊メイクと特殊撮影であれだけのリアルな妖怪が作れたのですから。昔はあれ見てほとんどの妖怪が言えましたが、もうだいぶ忘れましたな。

新しい方の妖怪大戦争は、なんと言ってもほとちゃんの豆腐小僧。似合いすぎやて。

子供だましといえば、何と言っても「キャプテンウルトラ」の最終回でしょうか。造花だらけの無限世界ってあんた・・・。

いやぁ、妖怪ってほんっとに良いですね!

それにしてもdraちゃん、待ってると思って、せっかく休日机にかじりついてライブ報告書いてなんとか日曜中にアップしたのに、読んだ?

李さん、漢字の使い方が少しヘン

「リ」さんと読むのか、「スモモ」さんと読むのか(これ、ホントです。鹿児島で仕事してたときに「李」と書いて「スモモ」と読む姓の人に出会いました)、良く分かりませんが、あなたの文章の中の「即効」は「速攻」と書くほうが正しいのでは…。キョービの若者が使う「ソッコー」というのはスポーツでいう「速攻」がオリジンだと思っていますが、違いますか?

ま、稼ぐに追いつく貧乏なしというので、どうぞご自由に。あ、そうそう、老婆心ながら本当に稼ごうと思ったら人に教えちゃダメでしょ。人に教えるというのは、「天下一家の会」の昔からろくな終わり方はしないからね。包丁で刺されないよう腹筋鍛えたほうがいいよ。

確かに豪華な出演者ぞろいで

結局、あれは誰だったんだという妖怪も沢山出ていました。特に後半で日本全国の妖怪が東京を目指すシーンでは、なんだありゃというような出来損ないメイクの妖怪もいました。キヨシローは、子供の説教するところは良かったけど後はふざけてるのマジなのか良く分からない、あ、これぞ虚実皮膜の章というやつかな。

しかし、キヨシローより陽水のほうが妖怪らしいのにと、つくづく思うのだが。妖怪デコハゲとか、アンマハゲとかいう名前で出て来ればよかったのに。いけねぇ、アンマはベサツになるのかな?

僕もウシャコダはUSYAKODA

と、思っていました。ウソかホントか知りませんが、彼らが関西に始めて登場した頃、ブルースの歌詞の「I wish I could」が「あ、うしゃこだ」と聞こえたので「ウシャコダ」というバンド名にしたのだ、とブルース研究会のO畑は言ってました。って、O畑って誰だよ、と言われそうですが、サークルの後輩で1年中ネルシャツしか着てこない変わった男で、「お前寒いやろ」というと「いや、両手をグーで握り締めると温いんですわ」と訳の分からないことをいう男でした。パン屋になったと聞いたけど、根っからのブルースファンでした。

元気かな、O畑、それと初代ブルース班のリーダーO崎のマス坊。

いやいや、勿論しっかり読ませていただきました

もっとも何かと立て込んでいたので、読んだのは25日の夜で、すぐにコメント書こうと思ったけどココログがメンテ中だったので、某所にカキコしておきました。ちゃんと御礼も書いてるよ。

しかし、妖怪スネカジリはうちにも2匹います。まあ、スネのかじり方が半端ではなく、それでなくても細いすねがますますスリムになりつつある春の宵です。しかし、妖怪スネカジリというネタで一本エントリー書こうかなと思っていましたが、先手打たれました。やっぱり先輩とは阿吽の呼吸ですね。次、東京行くときは連れてってくださいね。センパーイ!

さすが我が心の姉!

言われてみれば、我が家にもすねこすり的なものが約1名いるのでした。名前は“くまきち”と言います。かじるコトもありますが、すね以外の場所が多いですね。

黒木 燐 さんの米を読んでいて、やっと気がついたのです。私は鳥山石燕が好きなんです! もちろん最初に接したのは「ゲゲゲの鬼太郎」ですが、水木しげるの妖怪は、かなり鳥山石燕の画に忠実です。
我が家には昭和43年発行の『画図百鬼夜行』がありまして、字は読めなくても、子供のころからヒジョーに好きだったのです。
幽谷響(やまびこ)なんて、サルのようなチンのような、黒い珍妙な動物風で好ましく、長壁(おさかべ)の所に書かれたコウモリなどは、丸っこくてまことにかわいらしく、妖怪そのものはもちろん、土蜘蛛にあしらわれたマヌケな顔の武士とか、野衾(のぶすま)のバックのコウホネの生えた川とか、茂林寺の釜(もりんじのかま)の菊が活けられた手桶とか、背景に描かれた花鳥風月や細部も見ていて飽きません。日本人なら、各ご家庭に1冊は持っていてほしいぐらいです。
ですから、たぶんそれ以外の妖怪は、受けつけないのですね、私は。あまりに鳥山石燕の画が好きなので。
ご尊敬申し上げる黒木 燐 さん、気づかせていただいて、感謝しております。
いやぁ、妖怪ってほんっとにいいです!

ああ・・・

かなりインパクトあったんですね。栗山さんのミニスカ。
2へんもかかれてますね~よ~くわかりました。。。。

不覚にも鳥山石燕という名を知らず

具具ってみて、なんだこの絵なら知ってると思い、説明を読むと浮世絵であったという。いや、人生幾つになっても勉強だ。しかし、狸さんが書いてるとおり本当に愛嬌があるというか、表情豊かな妖怪が多くて楽しいですね。最近の犯罪者の顔つきは一様に下品で、いっそ妖怪のほうが高貴ですがすがしいとつくづく思いました。

しかし、狸さんは僕の「心の妻」で、燐さんは狸さんの「心の姉」である、ということは僕から見るとやはり燐さんは「先輩」ということになるな。うん、納得。

ハイ、心躍るミニスカ姿でした

エントリーに書いているとおり「オジサンはミニスカが好きだ」というのは、「永遠の真理」であり、それを否定することは出来ない。しかし、単にミニスカであればいいかというとそこはそれ、僕などは自分に厳しいのでさまざまな条件をつけており、ミニスカであれば何でもいいということはありません。その厳しい条件にも関わらず、栗山千明のミニスカ姿は良かった、とかように申し上げておる次第で、単なるスケベ心ではないのだ。

と、力説すればするほど「ドツボ」に嵌っていくような希ガス…。

ライブレポにコメどうもです。
すみません、ちょいと公式サイトのアップ等に集中していたのと、仕事&ライブ疲れで、レス遅れています。

って、誰が先輩やねん。この件については一度ヤキを入れて差し上げなければならんですな。

狸さん、
心の姉って、光栄だけどちょいハズカスィ。
尊敬されるような具はなにも持ってはおりませぬ。

水木御大は、ご自身が鳥山石燕の影響を公言しておられますもんね。
私の妖怪好きはやはり鬼太郎からですが、その後、佐藤有文の妖怪図鑑を読んでさらにはまりました。けっこう佐藤有文本人の創作妖怪が入ってたらしいですけど。
その図案の一部に例のオリジナル「妖怪大戦争」の妖怪が使われていました。

ところでアニメ墓場鬼太郎は、ご覧になってますか?
なかなか、初期のダークな鬼太郎が忠実に描かれていると思います。
マンガそのままのセリフがあったりして、ちと感動。
やはり、野沢・大塚・田の中のトリオがいちばんしっくりしますね。
大塚周夫バンザイ。
最近の萌え要素の多すぎなゲゲゲの鬼太郎は、別物な感じがして食指が湧きませんな。

新潮文庫の「妖怪馬鹿」は既読ですか?
京極夏彦ほか2人が妖怪ネタで対談しているんですが、なかなか面白いです。
京極さんのマンガパロディな妖怪ネタも面白いです。

あ~、妖怪話なら、ぜひ読んで欲しい本があります

まぁ、衒学的に感じられて嫌みに聞こえるのを心配しますが、東洋大学の大元に連なる井上円了なんて怪人が日本の妖怪研究のパイオニアなわけですが、彼の「妖怪学講義」なんてのは、いまだにこの分野の古典だったりします。また、石塚尊俊の「日本の憑きもの 俗信は今も生きている」というのが、学術的に日本の「憑きもの」について研究の端緒をつけた最初の研究なのですが、今読んでもこの本は示唆に富んでいて感心します。

そういうわけで、これらを受けて色々な人が「憑きもの」や「妖怪」を真面目に研究してたりしてます。その中でも有名なのは、柳田国男の「遠野物語」なんてのでしょうか。私なんて、ある事情から山嶽修行をしている時に、ランプの下で行者さんが集まってお籠もりやっているのに混じって読経しながら、この本の記述を思い出し、何やら背筋が寒くなったりしましたw そういう意味では、柳田は本当に文章上手ですよね。この本を読むと、そういう場の空気みたいなものが、見事に記述されてて、本当に感心します。

さて、そういった多数の研究のなかでも、いまだに凄いと思うのは、小松和彦の「憑霊信仰論 妖怪研究への試み」です。その後、彼は妖怪研究の沢山の著作を書いてますが、彼の研究の原点とも言える1984年のこの著作を敢えて私はお薦めしたいですね。当時、私はこの本を相当読み込みましたが、あまりの明晰さとアイデアの豊富さに、かなり恐懼しました。今はこの著作も、もう古典になって、講談社学術文庫に入ってますから、誰にでも入手しやすいと思います。実に怪作だと思いますので、興味がおありのかたには、一読をお薦めします。

>drac-ob さん
たぶんこれはメジャーデビューした年の『ホットドッグ・プレス』か何かだと思うんですが、こんな記事が載ってました(以下抜粋・一部差別的用語を含む)。
「なぜ“ウシャコダ”かと申しますと、これはアノネ、昔、京成青戸にB29が墜っこった。その時の生き残りの米兵をネ、私が竹ヤリでつっついた時に、この赤いギターの中村ホラレがサイパンで玉砕した。この事件に関して、アフリカ人じゃなくて、土人が「ウシャコダ、ウシャコダ」とレコードの中でさわいだ。何の意味かゼーンゼンわかんないけど、これが“ウシャコダ”の由来なんですね。マイティ・スパローの「トリニダード・ウェーブ」がすべてを知っている。これが鍵ですね。要するに、僕たちの売りもんとしてはですね、「オレたちの音楽にジャンルはない。あるのはジャングルだ」と、そういうぐあいでネ。デタラメダー」(レイパー隠ヂ氏がうなる角栄節を聞かせられないのが残念)

>黒木 燐 さん
いえいえ、とんでもない! 黒木 燐 さんほど具だくさんの御方は、ネット内で知り合った中にはいらっしゃいませんよ。
『墓場鬼太郎』、1話だけ見たのですが、なかなかよかったですね。「ニセ鬼太郎」が出て来る回でした。色味はかなり抑えてありましたが、いっそモノクロでもよかったんじゃないかとも思いました。
日曜の午前中にやっている『ゲゲゲの鬼太郎』も、裾野を広げる意味ではアリかとも思いますが、かといって自分が見る気にはなりません。
了見の狭いミーハーなファンのごとく、私は京極夏彦がねたましくてしかたがありません。あこがれのアイドルの恋人を怨むという、アレですね。愛する水木しげると親しく話す姿を、嫉妬心で正視できないのです(苦笑)。ですから、京極夏彦関連の本を読んだことがないのです。
私は「やるコト、やりたいコトのあるジジイ(ババア)は元気」という説を唱えているのですが、それを地でいくような人物ですね、水木しげる。まあ、周囲は大変なコトもありましょうが、ああいうジジイにはできるだけ長生きしてもらいたいものです。

>barrett_hutter さん
井上円了、うちの近所の哲学堂を造った人ですね。やはり何かの図画集で、解説を書いている本があったと思うんですが、今ちょっとみつかりませんでした。「日本の憑きもの―社会人類学的考察 /吉田 禎吾」 は読んだのですが。
しょせんdrac-ob さんのおっしゃるところの腐女子の私には、ムツカシイことはよくわかりません。ミーハー精神あるのみです。
ですから、虹を見て「ステキ!」と思うのみで、スペクトルがどうの、角度がどうのという、虹ができるメカニズムはどうでもいいのです。むしろ、“網膜に映る現象であって、そこに虹が存在するわけではない”と解説されてしまうのは、不本意でさえあります。
せっかくいろいろお教えいただいたのに、まこと「救いがたきはなんとやら」ですね。

barrett_hutter さん

提示された本の中では、やはり「遠野物語」いちばん読みやすいような気がします。ただ、たしかあれは旧仮名遣いだったような・・・。
あと、小松和彦の本も面白そうですが、手に取る機会があって私でも読めそうな内容でしたら読んでみようと思います。
ただ、今は小説を書くのが面白くて(このままではトンデモになりそうですが)、妖怪ものより微生物に重点をおきたいので、一段落後になると思います。

狸 さん

習って半角開けてみました。
ネット上でお見せするワタクシの具は、グーグルなどの魔法によりかなり上げ底増量されています。

京極夏彦に対しては、私も若干のジェラシーを感じておりますが、彼には対抗しようにもすでにステージが桁違いなのであきらめております。
私もJJ師範には、H目的で近寄る女性より、彼と友情を結べる男性の方に嫉妬を感じたりしますので、狸さんの水木御大に対する思いは良くわかります。
そういえば、漫才コンビにザブングルって居ますが、その片方にけっこう顔に特徴のある(片桐はいりや南伸坊タイプ)方がおられまして、彼は水木御大とすれ違った時、御大から振り返られて嬉しそうに「おった~♪」と言われたそうです。なんかうらやましいですね。

因みに、私も京極さんの小説の方はほとんど読んだことがありません。
だってブ厚いんだもん(妹曰く、すぐ読めるらしいけど)。

えーと、まとめてのレスで恐縮ですが

年度末最後の追い込みで疲労困憊しているもので、勘弁してください。

燐さん パート1

「先輩」問題についてはいずれ白黒つけましょう、などと適当なことをいっていますが、実際僕がブログを始めるときに目標としたのが燐さんの「天国地獄」なので、やはり実年齢に関わらず、それなりのときは先輩と呼ばせていただきます(それなりのとき、って何だと言われると困りますが)。

barrett_hutter さん

僕の周囲には「山嶽修行」をしている人がいないので、なんと言えばいいのか(いや、普通「山嶽修行」する人は限られてるような気もしますが)。柳田國男の「遠野物語」は読みました。もっとも民俗学に興味があったわけではなく南方熊楠がらみというか桐山襲がらみでしたが。小松和彦は「酒呑童子」関係の本をチラッと読んだくらいですが、学生時代の頃はさておき、なかなか今はその手の本をゆっくり読む時間も気力も不足しています。老後の楽しみに取っておきます。

狸さん

ウシャコダのネーミングの由来ありがとうございました。この記事は確かに読んだ記憶があります。そうそう、当時の彼らはまだ20代の前半だったくせに妙に老成したものの言い方というか話し方をしてたな、と懐かしかったです。昔のライブでギターの菅野君をからかって藤井君が「女が出来たよ、このオヤジ」などと歌っていたのを思い出しました。あ、それから僕は「オンナコドモ」という書き方はしますが「腐女子」というのは極力使わないようにしているので、そこのところ宜しく。

燐さん パート2

そうですか、やはり今は小説のほうに全力投球ですか。そのうちゆっくり読もうと思いながら長らくご無沙汰しています。4月の中旬過ぎると仕事も落ち着くので、その頃にでも…。

そうですか。ブログでの先輩ってことですね。

>実際僕がブログを始めるときに目標としたのが燐さんの「天国地獄」なので、

そうだったんですか。と、いうことは、私がブログを始めるきっかけとなった通称「ぶりがにブログ」の渓中(たになか)先生は、drac-obさんの大先輩ということになりますね。先生は私より年下ですけどね。

小説は、drac-obさん好みのネタも沢山ちりばめてますので、長~いHeaven or Hell?エントリーを読んでいると思っていただければいいと思います。

え~、書き方が悪かったかなw

私が何やら難しそうに書いちゃったから何ですが、小松和彦の「憑霊信仰論 妖怪研究への試み」は、そんなに難しい本じゃないですよ。どちらかというと、大スリルと大スペクタクルですわ。本当に何というか、ど迫力の怪作ですよ。まぁ、内容が内容なんで、読んだら寒気がしますがw ちょっと該当書籍が今見つからないのですが、確か小松さんは京極夏彦とも対談か何かしてた気がします。でも、狸さんが吉田 禎吾の「日本の憑きもの―社会人類学的考察」 読んでるとは、凄いですね。ああ、ここの人は、侮れんw

ぶりがにブログは不思議なブログでした

あの独特な文体、専門用語を駆使した象牙の塔における狂気の人間関係、ぎりぎりの緊張感。などと何やらサスペンス番組のキャッチコピーみたいなことを書いてしまいましたが…。人物造詣の妙と思わぬドタバタ大どんでん返し、いやー、奇妙な味のブログでした。続編が出てますが、渓中センセイが主人公のころと比べるとちょっと淡白かなって気がします。

あ、書き忘れていたけどブログの先輩であると同時にエ○・ス○の先輩だとも思って、心よりお慕いしておりますv-238v-238v-238

あー、似合わないな、オレの米に絵文字。

本当に不思議というか、なんというか

僕のブログの常連さんは、皆さん凄いですよ。まあ、いろんなことをご存知で、またこだわりの人が多い。トンデモ話から民俗学、妖怪話、801話、とにかく懐が広いというか、よう知ってるなーとつくづく思います。時には、この人たちは普段どんなことを考えて、生きているのかなと疑問に思うこともしばしばです。RCの「ドカドカうるさいR&Rバンド」の歌詞の中にあったフレーズが思わず口元に浮かんできます。

♪まともな奴はオレしかいねーぜ、Oh!Yeah!

え?違う?こっちのほう?
♪まともな奴は一人もいねーぜ、Oh!Yeah!

よりによって、ハートの絵文字かよwwwww。

>エ○・ス○の先輩

エビ・スキの先輩?

ぶりがにブログの続編ですが、終了しました。
次回、無事にぶりがにが再開するよう、アンケートにお答え下さい。お願いします。
http://hori.burigani.secret.jp/

>barrett_hutter さん

そうなんですか。面白そうですね。本屋さんにあったら買ってみようかな。
京極さんと小松和彦さんの対談は、今読んでいる「妖怪大談義」に収録されている模様です。

ぶりがいアンケート投票しました

最近ちょっとご無沙汰だったので3月末で終わるとは知らなかったです。思ったより投票数が少ないのが気がかりですね。熱心な読者も多かったので、これから盛り上がるのでしょうが…。

あ、伏字で分かりにくかったようですが、燐さんが一番得意なジャンルですが。
>○ロ・○カの先輩

あれ、伏せたところが違ったような希ガス…。

エロイカの先輩?

青池保子のマンガは大好きですが。
ロペス様命。

エロいか?と聞かれれば

燐さんはエロいです、と正直に答えざるを得ません。ちなみに「答えざるを得ません」というのは「答えざる」というザルの一種があり、それを得ることが出来ないという意味ではない。また、誰かから質問されて「答え、ざるを得ません」すなわち「ジ・アンサー・イズ、アイ・ハブ・ノー・ザル」ということでもありません。

うーん、頭で考えたときはちょっとイケテル言語学的展開と思ったけど、実際文字にしてみると今一どころか二、三だな。やっぱ疲れてるな。そうそう、その前の米にも「ぶりがにアンケート」と入力したつもりが「ぶりがいアンケート」になっておる。クソッタレ、早く繁忙期終われ~~~。いつもでも馬車馬のごとく働くのは、世の中が不幸なせいだと思います。

答えザル・・・?

はて綿羊・・・ンメェ~~~~、じゃなくて、面妖な。
ワタクシは、「見ザル・言わザル・聞かザル」の親戚筋かと思っておりましたが・・・。

>燐さんはエロいです、と正直に答えざるを得ません。

エロいのに、恥ずかしくてエロシーンの書けないエロい香具師。

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羞恥心のあるエロは

いいものです。これがただもう闇雲にヤルばかりのエロだと、ちょっとうんざりですね。やはり、エロいシーンを書くときは、恥ずかしがりながら照れながら書くほうが、いいものが出来るような気がします。根拠はないが、そういう気がする。うん。って、一体何の話をしているのだ?

って、私にエロシーンを書けと?

 ・・・身内も読んでるんだよなあ、あれ・・・。(大汗)

超えていけそこを、超えていけそれを

と、吉田拓郎も歌っています(by 「人生を語らず」)。フィクションとして読む分には問題ないですよ、などと無責任なことをいって煽るのだった。

やはり、一皮向けるためには、ね。いや、大丈夫、怖いことないから、うん絶対心配いらないから、明日は一面トップでバーンと派手に、ってオレは女衒か!?
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