祝!再発「それから先のことは…」

足も長いし背も高い それで音楽センスも抜群だから嫌になる

 やったらあかん、やったらあかんと思いながら、またやってしまったチャット。今度は夜更かししないように1時間時間を早めて、土曜の夜10時から始めたのだが、気がついたら午前3時30分。次の日は日曜だからいいものの、昼ぐらいまで寝て終日ぼんやり過ごした。実は大学の先輩のsawyerさんと、「DRAC興亡史 75年以降」のテーマでエントリーを書く約束をしており、少しずつ記憶を整理してはいるのだが、なかなか思うように時系列の話にならず、混迷と停滞を繰り返している。そこで逃避行としてのチャットなどに嵌っているのだ。しかし、チャットはその人の本性が出るから面白い。まあその話はいずれ書くとして、今日メールをチェックしていたら「ん?」と思うものがあった。

 「廃盤復刻&新盤お願い」最新情報メールと書かれたそのメールは、そういえばずいぶん前にCDアルバムとして廃盤になっているものをリクエストして一定の投票数が集まったらCDとしてプレスしてくれたり、アナログのままでCDになっていない音源をCDにする投票を集めるサイトを偶然発見して、メルマガの登録をしたことがあったのだ。しかし、それ以降全くナシのつぶてでお気に入りに登録したまま忘れていたら、なんと約4年近く更新が無かった上に、今回の通信で最後というあまりにあっけないエンディングのメールだった。

 それでも、色々なニュースを読んだりしているうちに、やはりこのようなサイトの存在が各レコード会社の意識を変えて、最近はうれしい復刻アルバムが多々登場している。個人的には加川良の「A LIVE」だったり、上田正樹と有山じゅんじの「ぼちぼちいこか」だったり、パンタの80年代のアルバムの再発だったり、今年は収穫の年だなと実感した。その中でもうひとつ嬉しいニュースがあった。長年廃盤状態で、中古屋さんやオークションで探したけれど手に入らなかった加藤和彦の「それから先のことは…」が来る11/2に紙ジャケットで再発になることが決定した。

 このアルバムは76年の発売だが、個人的には3回生になった77年の春先からずっと聞いていた。フォークルを解散し、ソロ活動を止め、ミカバンドでの成功を蹴って、年上の作詞家安井かずみとカップルになって音楽活動を始めた最初のアルバムである。たしか「キッチン&ベッド」が東芝のCMソングに起用されたはずだ。しかし加藤和彦の女性の好みは最初の奥さんであるミカにしても安井かずみにしてもクレオパトラ風な顔が好きなんだなと、ま、これは余計なお世話である。このアルバム以降から「ガーディニア」を経て、あの3部作に進むひとつの転換期の作品とも言える。

 しかし、このアルバムを何故買ったのか良く思い出せない。3回生の頃と言えば、エアロスミスやチープトリックといったアメリカンネオハードロックバンドを聞いたり、ロック班のリーダーとして研究会の事や、サークルの幹部間の意思統一にあたふたしていた頃で、あまりAORぽい音や、日本のフォーク系の音は聞かなかったような記憶があるのだが。

 未だにこのアルバムを初めて聞いたときの印象ははっきり覚えている。「アトランティッククロッシング」を出したロッド・スチュワートの人気がブレイクし始めていた頃だが、その「アトランティック~」のスタジオミュージシャンがバックで参加したと、レコード会社も力を入れて宣伝していた。ところが1曲目の「シンガプーラ」を聞いた途端力が抜けた。この曲を聴いたF田敏雄君は開口一番「戦時歌謡や」とのたまった。なにしろ♪熱い風かき回す、羽広げる扇風機~西・東インド会社その歴史を秘めながら~などと妙にオリエンタルな歌詞とメロディで、今までの加藤和彦とは全く違った世界が広がっていたのだ。

 何となく、マジメな音楽ブログっぽくなってちょっと僕のキャラではないなと思ってる皆さん。僕もそれを感じているので、こんな時はYOU TUBEに逃げるのだ。こんなYOU TUBEの使い方もあったのだとちょっと興味を持った演奏をどうぞ。

 いや静止画を貼り付けてバックに音楽を流すという方法はたまにお目にかかるが、この映像(?)を発見したのは嬉しかった。しかもこれは多分CD化されていないというか元サディスティック・ミカ・バンドのメンバー(ベースは2代目の後藤次利だが、こいつは木之内みどりをたぶらかしてニューヨークに連れて行った悪人です。でもベースは上手かった。あ、ベースがうまいということは女を泣かせるテクがあるということかな、猫さん)に教授とユーミンが絡んでいるという何ともゴージャスな演奏です。イントロに「戦メリ」が流れるところが85年という時代を物語っている。

 そうだ。YOU TUBEではもうひとつ発見があった。ファニー・カンパニーというバンドをご存知だろうか。70年代前半にあの矢沢のキャロルに対抗しうる唯一のバンドだった。俗に「西のファニカン、東のキャロル」などといわれた。どちらもバンドとしては短命だったが、個性的なボーカリストを生んだ。キャロルはエーちゃん、ファニカンは桑名正博だ。そのファニカン時代の名曲「スィートホーム大阪」を桑名が一人で弾き語りで歌っている(最初に髪の長いちょっと変なオジサンが映りますが元東京都知事候補の方です)。こちらもオリジナルよりかなりブルージーに歌っている。そうか、あれから30年以上たったのか。これから先のことは明日という日につられていくのだろうか?まとまりの無いエントリーだったけど、この次からはちゃんと書きます。とにかく眠いのでゴメン。
 

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コメント

はまってますね

チャット。
MSNですか?YAHOOですか?私は断然MSN派。
主に妹としてます。「今日は○○の番組見たよ」とかその程度のことですが。
5時間チャットって・・・すっごいタフです!!
でも・・・大人って子どもにはゲームとか5時間してたらカミナリ落とすくせに・・・

あ~、この辺りはあまり聴いてなかったなぁ

そう言えば、この時期の日本のRockはかなり偏った聴き方をしていて、この加藤和彦のアルバムとかあんまり記憶にないですね。76年頃と言えば、第4期Deep Purpleが解散した頃だな~。私の感覚だと、この頃以降は全部最近なんですよねw この頃から日本でもPunkが流行はじめたのかな。Ultravoxの1stが1977年で、あれでPunkに嵌りましたね。もちろん、同時にProgressive Rockとか、AerosmithとかQueenのHard Rockも聴いてましたけど。

そういえば、Allan Holdsworth在籍時、のU.K.の「Live in Boston」なんてのが最近唐突に発売されて、これ結構良く聴いてます。かなり緊張感の高い演奏で、当時の衝撃的な来日公演を思い出します。お薦めかな。

良く考えれば、ルーマニアのジプシー楽団のTaraf de Haïdouksとか、Pat Metheny & Brad Mehldauの来日公演とか行ってるのですけど、Blog更新してないなw いや、つい私が書かなくてもいいかとか、思っちゃうんですよね。Drac-obさん程、マメじゃないですね。いや、反省。

それはいいっこなしってことで

いや、耳が痛い。そうなんです。バカ娘達には、いつまでゲームしてるんだ、勉強したのかとすぐお説教するのに、本人は5時間半もPCに向っているんだから、説得力がないですな。しかし、言わせてもらえれば、お父さんが子供の頃は缶ケリか野球ぐらいしか遊びは無くて、ゲームと言えば野球盤かダイアモンドゲームくらいしかなかったと。その反動でちょっとぐらいチャットにはまってもいいじゃないか。ちょっとチャットなんて韻を踏んでるようでいいじゃないか。人間だもの、失敗してもいいじゃないか、と困った時のみつを頼みでした。

えーとチャットはぶいっちゃんというブロガーがやってるらんきーチャットというところをお借りしています。エロ大魔王の黒木燐さんとエロクィーンの猫だぬきさんがお相手してくれています。Dahlia さんも一度どうですか?

アラン・ホールズワースといえば

ジョン・ハイズマン率いるテンペストのスーパーギタリストでしたな。あの頃のイギリスの意識的なバンドはジャズと接点を持って純音楽的に進んでいったのと、ロックのはったりを目一杯アピールしてメジャーシーンに躍り出るか、はっきり二分化してましたな。もっとも商業ペースに進んだ連中も決して嫌いではなく、ユーライア・ヒープを辞めたデビッド・バイロンが作ったラフ・ダイアモンドなんか好きで良く聞いていました。

ブログしばらく更新してないですね。またじっくり読ませるエントリーアップして下さい。しかし、barrett_hutter さん、意外とハードロックお好きだったんですね。ちょっとビックリ。

異ジャンルの話ですけど

先日、テレビでF1を見ていて、そういえば前回の雨の日本グランプリ(1976年)のころこそ、私が一番F1に燃えていた時期だったな~と思い出しました。
70年代は、今のように露出も充分な時代ではなかったですが、それでも一生懸命に情報を集め、熱心に応援していたものです。音楽の状況も、通じるところがありますよね。

ほんの30年前はネットも無いどころか

ビデオすら無かった。したがってビデオレンタルなど商売として存在しなかったわけです。また、今と違って音楽シーンにしてもF1だとか格闘技(一緒にしちゃイカンか?)などの情報は、極僅か。しかもそのルートはなかなかトーシロは交ぜてもらえなかったり、意地悪されたりとか。しかし逆境の下でこそ人は育つ。狸さんのご指摘真にごもっともです。

当時に比べりゃ、ホント贅沢な時代になりました。廃盤も何とかなるもんナ。もっともアナログ時代にレコードが擦り切れるくらいに聞いたから、頭の中にはしっかり残っているんだが、人間が小さいのでディスクで持ってないと不安になるだけなんよね。
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