なんとなく、こんなことが気になった

丁度1年前のココア 手のひらで餌を食べている

 こういう話は柄じゃないのだが、この前飼っていたハムスターが死んでしまった。その日仕事から帰った僕に、配偶者が「何か変わったことに気が付きませんか」と挑発的なことを聞いてきた。家の中を見渡したが別段これといって変化はなさそうに思えた。「何が変わったっけ」と聞いたら、「やっぱり家のことは何も気にしていない」などと雲行きが怪しくなったので、神頼み篠沢教授に千点という気持ちで「分かった、髪形変えたやろ」と言ったところ大声を上げて泣き出した。ずっと可愛がっていたハムスターが死んだのに、それに気が付かず、よりによって全然変わっていない髪形をいうとは情けないと延々泣かれて大変困った。

 ハムスターを飼い始めたのは、3年前に足を怪我して5月丸まる一ヶ月間入院した時からだ。連休中どこにも連れて行けなかった罪滅ぼしとして飼うのを許可した。その前は、子供たちが小さい頃、夜店で買った金魚を飼ったリしてのだが、僕は基本的に生き物を買うのは嫌いなのだ。理由は、可愛がってる時はいいのだが、死んだ時がつらいからだ。最初に飼ったハムスターはレイテイという名をつけた。結構賢くて、すぐに馴れて我が家の人気者になった。飼って1ヶ月くらいしてカゴから脱走したが、下の子が自分の部屋の机の後ろに隠れているのを見つけた。それからしばらくしてまた脱走した。今度は中々見つからず、1週間ほどしてピアノの後ろにおいてあったゴキブリホイホイに引っかかって死んでいた。

 その死骸を見つけた時はみんなで泣いた。子供たちも大いに泣いたが、僕もあまりに不憫だったので一人お風呂に入ったときに泣いてしまった。それから絶対飼うのはダメだといったのに、いつの間にかまた飼っていた。こいつはあちこちにちょこちょこ顔を出すのでチョコという名前を勝手につけていた。全く人見知り(?)しない奴で手のひらに乗って愛嬌を振りまいていたが、あるとき配偶者の手のひらに乗って歩いているうちに体が震えだし倒れたと思ったら死んでいたらしい。ハムスターはストレスに弱いということを知った。

 家族もいい加減諦めただろうと思っていたら、今度は一度に二匹買っていた。いわく、今までは1匹しか飼ってなかったので、すぐ死んだ。今度は仲間がいるから大丈夫という理屈だ。しかし、同じブルーサファイア同士でもケンカするのに、もう片方はパールホワイトで当然ケンカばかりしていた。パールホワイトのほうはその外観からミルクと名づけ、ブルーサファイアはココアと名づけた。面白かったのはミルクのほうが身体ははるかに大きかったのに、ココアのほうが強くて一度などはミルクの耳に噛み付き、穴を開けてしまったことがある。まるでフレッド・ブラッシーである(例えが古いか)。それとこの二匹はしょっちゅうウンテイをしていた。飼育していたカゴの上の部分からぶら下がり、腕(いや彼らにとっては足か)を交互に出して進んでいくのだ。その様子がこっけいだったのでビデオにとってサンマのからくりTVに出せと再三家族から言われた。今思えば撮っておけば良かった。

 このミルクとココアは長生きだった。もっともミルクは1年たつと毛並みが悪くなり、一昨年の冬には下の子が防寒用に入れておいた毛糸を足に絡ましてしまい、血が通らなくなり大変だった。ペット病院に連れて行ったら、すぐ麻酔をかけて毛糸を切ってくれた。ついでに口の中を調べて腫瘍がないかどうかも調べてくれた。異常はなかったが、次の春には死んでしまった。

 そしてココアだけが残った。実は去年の5月末に東京に行くことになり多分帰って来た頃にはもう死んでる(2年目だった)だろうと思っていたが、どっこい元気で嬉しかった。あんまり賢くなくて馴れたと思って手に乗せると、指の柔らかいところを餌だと思って噛付く奴だった。そのたびに頭を叩くと(軽くはたくくらいね)、すまなそうな顔を良くしていた。今年になってからは、目に白い斑点が出来、体毛も抜け落ち本当に年を取ったという感じだった。水も容器から吸うことがなかなか出来ず、キャベツやレタスに水滴をつけてやると美味しそうに飲んでいた。

 子供たちが成長して親の言うことに一々反抗するようになり、そうなると素直なハムスターが一段と可愛くなりついつい話しかけたり、部屋で歩かせたり1日10分くらいのふれあいだったが十分ストレスの発散になった。しまいにはココアとフルネーム(?)で呼ばず、コーとかコーチャンと呼んで完璧に擬人化していた。家族四人で本当に可愛がっていたのだ。

 死に際は上の子が見つけたらしい。身体を洗う砂場の中で横になっていて、目が異常に飛び出しそうになっていたらしい。丁度、配偶者は仕事が休みで買い物に行っていたらしく、電話を受けて飛んで帰ってきたらしい。女三人で看取ってやり、その後は今までのハムスターのお墓のところに遺体を埋めたらしい。その悲しみの涙もいえないうちに僕が「髪型変えた?」などと口走ったので激怒したらしい。

 それから今日の事だ。夕方自分の部屋でネットをしていたら網戸に何かぶつかるものがある。よく見ると赤とんぼだ。昆虫とは基本的に平和共存主義の僕が、網戸をあけて部屋に入れてやるとずいぶん堂々と飛び回っている。天井に止まって首をかしげるしぐさはハムスターのココアの癖とそっくりだ。それを指摘すると家中大騒ぎになった。配偶者にいたってはココアが最後の挨拶に来てくれた、など言い出した。何でと聞くと、死んだ動物は赤とんぼに生まれ変わってサヨナラを言いに来る言い伝えがある、というのだ。それは蛍ではないのかと聞いたが、蛍はこの季節いないので赤とんぼだ、などと言い張る。

 僕も何となくそんな気がして、しばらく部屋で遊ばしていたが、いつまでもそうするわけには行かず、小一時間して外に出した。しかし、未だに僕の横の網戸にへばりついて離れない。時々存在を誇示するように羽根を鳴らす。こんな聞き分けのないところもココアそっくりだなどと思うと、ちょっと来たな。そういえば今月の16日はオヤジの命日だ。あれからもう17年たったのか。流転の日々は続くな。合掌。

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コメント

まずは、ココアちゃんのご冥福をお祈りいたします。
みんなから愛されて幸せな一生だったと思いますよ。

定番ですが、「虹の橋」
http://seacats.milkcafe.to/sea-niji.htm

「虹の橋」バリエーション・フラッシュヴァージョン
http://www.9033700kg.com/rainbow_bridge2nd.html
この絵では猫ですが、ハムに脳内変換して見てください。

お嬢さんたちにも教えてあげてください。
上の方はプリントアウトしてもいいですね。

蝶=死者の魂って説もありますし、蛍がそうというのも知っていますが、赤とんぼ説は初めて聞きました。

動物を飼うということはいつかは死と直面するということなので、確かにその時のストレスを考えたら辛いですね。でも、それによって命の尊さを知ることが出来るのですから、いいことだと思います。でも、何匹見送っても一向に慣れず、辛さは変らないですね。
しかし、ハムは短命ですからねえ・・・。次回はもう少し長生きをする猫や犬を飼われた方がいいと思います。後は、もっと長生きの亀もいいですよ。私は飼ったことはないですが、けっこうなつくようです。猫は手がかからなくてお勧めです。犬は、メスがオススメです。避妊手術は辛いですが、それをのぞけば大人しいし賢いし非常に飼い易いです。出来たら買わずに保健所からもらってあげてください。

ご愁傷様です

時々、drac-ob さんの所は、日記本文しか表示されない時があって、そんな時は米の投稿欄も表示されてないので、書き込めません。
昨夜もそんな状態だったので、しょうがないなー、明日にするかーと思っているうちに、黒木 燐 さんに「蝶=魂」の話、先を越されてしまいました…。

何代も飼われているので、ご存じとは思いますが、ハムスターにチョコやココアは与えてはいけません。人間の健康にはいい成分でも、種の違ったものには、害がある場合もあります。
ハムスターは基本的に単独生活をする動物です。繁殖期につがいになったとしても、つがいがその後一緒に暮らすわけではなく、子育ても母親が1匹で行います。一緒に飼うと、父親が自分の子供を殺してしまう場合、またストレスで母親が子供を殺す場合もあります。
ですから、「1匹ではかわいそう」と思うのは、あくまで人間の感じ方であって、縄張り意識の強いハムスターが、狭いケージの中で他の個体と一緒であるというのは、好ましい状態ではないです。

普段の文体とは明らかに違うあたり、寿命をまっとうされたとはいえ、drac-ob さんも悲しいのだなと察せられます。
ココア氏のご冥福をお祈り申し上げます。

虹の橋を僕は渡れるだろうか

燐さん、励ましのコメントありがとうございました。初めて虹の橋の詩を読み、続けてフラッシュバージョンを見たら、もういけません。ウルルとキララじゃないけど、こみ上げてくるものがありました。ま、でもオイラは悪たれ小僧だから地獄行きで虹の橋には行けないだろうな。でももしかしたら、虹の橋からココアがクモの糸を投げてくれるかも知れん。それに期待だ。虹の橋はプリントアウトして子供達に見せました。知らなかったようです。

そうそう、我が家は賃貸なので犬・猫はダメなんです。しばらくはペット禁止を言ってるけどフェレットがどうのこうのと下の娘が言ってるようです。ネズミはダメと配偶者も必死です。

狸さん、ご迷惑おかけしました

FC2ブログにクレームあげないといけないかな。確かに、たまーにだけど画面が妙に広がってる時があるけど、一度落としてやり直すとOKなので気にしてなかったのですが…。

ハムスターを2匹飼ってる時は、カゴも別々にしてお互い視界にも入らないようにしていました。それでも臭いで感じるのか、片方のハムに触ったあともう一匹に触ると必ず咬まれました。最初は笑っていたのですが、あるときお医者さんからハムスターに咬まれてショックで死ぬこともあると脅され、それからは慎重になりました。でもすぐに忘れて何度も咬まれましたが。あの痛さももう経験することもないんだろうな。

赤とんぼ

そのセンスに・・・
そしてコーちゃんの姿を思うといっぱい泣きました。
幸せでしたよ、きっと。素敵な御家族と暮らせて・・・幸せだったと思います。

動物は良いですよ~。
ことに話の出来ない・泣き声のない動物は綺麗です。
私もハムスター大好きです。

Dahlia さんもペットに癒された話

よくmixiの日記に書いてますね。コーが居なくなって1週間過ぎますが、時々目でカゴを追っていたり、冷蔵庫にくず野菜があると水で洗ってカゴに持っていこうとする自分がいます。以前マンガのハムスターがラーメンを上手そうに食っていたので、蕎麦をちぎって食べさせたら「ウマイ、ウマイ」と言って食べていました(ウソ、いや、食べたけど「ウマイ、ウマイ」とは言わない罠)。忘れてしまわないようにエントリーに書いたのですが、なんだか気が重くなり書かなかったほうが良かったのかとも思います。

でも、やっぱり書いて写真をアップして正解だったと思うようにします。

わたしって

単純なんですね。あと反復が好き。(好きな料理だったら6日間朝昼晩食べ続けたことあります。バカなんです )
だから動物と触れ合うことにも全然飽きないのです。
職場までの道に猫や犬がいたらとりあえず「チチチ」としたで呼んでみて
しゃがみこんで「こっちおいで」とアピってみます。
25歳看護師・・・ヤバイです。

毎日でも動物日記にしたいんですが・・・
そんなんしたらホンマのバカです。
でも、ホントいいですね動物も虫も。
世話をしてるときが快感です。
こっち向いてくれてるときが最高です。

語弊がありますが・・・
看ることが一番すきなんですね。
飼育じゃなくて看たいんですよね・・・

対象が可愛いって思えること自体幸せ!!
そしてそんな自分を肯定することにもっと幸せ!!
今は寂しいけど・・・
写真のハムちゃんの目には微笑むdrac-obさんが映ってますよ。
日記読ませてもらってありがとう。そんな気持ちです。

ううう、泣かせること書いたらあかん

>写真のハムちゃんの目には微笑むdrac-obさんが映ってますよ。

思わず、涙腺が緩みかけたので上を向いて歩こうか、それとも夜の星を見上げようか迷いました。この写真は去年の8月、お盆過ぎくらいの時にハムスターが喜ぶオセンベとかいうコピーに引かれて衝動買いした餌を手渡しで食べさせていた時のものです。シャリシャリという音と体全身を使って齧っている感じが、生きてることを実感させてくれました。我が家のコー助もこうやって皆からコメントもらえて幸せだったのかなと思います。いかん、また湿っぽくなった。いつものオレに戻らねば…。

突っ込むのも何ですが

フェレットはイタチだ罠。
ハムスターの方がネズミだと小一時間(以下略)

>初めて虹の橋の詩を読み、続けてフラッシュバージョンを見たら、もういけません。

虹の橋を扱っているサイトってけっこうあって、どれがいいかなとあちこち見ているうちに、自分も涙で顔がぐしゃぐしゃになってました。
うちも、もう20匹近く(子どもの時から数えたら越えてるな)犬猫を見送ってますが、全員のその時のことを覚えています。ほとんどが飼い主の力足らずで、もちろん15歳以上生きた子がほとんどですが、老衰までほとんど悔いなく見送れたのは1匹だけです(19歳6ヶ月でした)。後はガンだったり、腎不全だったり、FIVだったり。最後を看取ることが出来ずにひとりで逝かせてしまい、悔しい思いをしたことも何度もあります。

>ま、でもオイラは悪たれ小僧だから地獄行きで虹の橋には行けないだろうな。

とりあえずハムスターがクモの糸を出すのは無理でしょう。
怪しい放射線に当たって超能力を持ったスパイダーハムスターにお願いしましょう。

でもまあ、よっぽど悪いことをしない限り、虹の橋には行けると思います。悪いことをした償いで、あの世で強制労働とかさせられるかも知れませんが(笑)、「刑期」が終われば行ける筈・・・って、なんか話がメルヘンに(自爆)。

イ、イタチ?

あれはイタチの仲間ですか?あかん、絶対あかん。イタチは最後っぺするからダメ。手塚治虫の遺作に近いマンガで「どついたれ」というのがありますが、アレに出てくる準主役が「イッタチオットコマエ」といってイタチを捕まえてその毛皮を売るというエピソードがありました。いや、ただそれだけの話なんですが…。

さきほど猫だぬきさんちに行ってみたら、燐さんの心優しいコメントを発見しました。ありがとうございます。しかしhttp://lou5.jp/ これは反則ですね。もう、ビッグラフがトゥーマッチで、お腹がペインです。

イタチ。

近年、ヒジョーに人気の高いフェレットですが、人なつこくて遊び好き、鳴かないなどが、ウケたのでしょうね。しかし、ハムスターほどは簡単にはいきません。フィラリアとジステンパーの予防接種が必要です。
ヨーロッパではペットとして長い歴史があるものの、日本では大変新しいペットですから、人気が高いわりには、扱える動物病院が少ないです。まず、近所に診察してくれる動物病院があるかどうか、調べた方がいいですね。
ご心配の最後っ屁ですが、たしかにイタチ科の動物なので、ニオイを出す臭線というものを持っています。しかし、ペットとして売られているものは、すでに手術で除去してあるものが多いです。ただし、信用のおけるペット屋ではなかったり、個人繁殖した個体では、そうでないものもありますから、注意が必要ですね。
寿命はハムスターよりはるかに長いですよ。

幸せなハムちゃん…

>天井に止まって首をかしげるしぐさはハムスターのココアの癖とそっくりだ。

まず真っ先に drac-obさんに会いにきてくれたんですね。「お父さんなら絶対に気づいてくれる!」と確信してたのでしょう。口ではいろいろ言っても、心優しくて敏感な drac-obさんのことをしっかり見抜いているんですね。

人間にとってはたったの10分でもハムスター時計では丸一日くらい遊んでもらってるような? 楽しい時間だったでしょうね。家族に看取ってもらえて本当に幸せなハムちゃん… 赤とんぼさんに加勢して、私もお礼を言いたい気持ちです。

しっかり湿っぽくなって下さいね。悲しみが癒えた後には暖かな想い出が残りますから。そして出来ればまた、新しい想い出を作ってほしいです。

日ごろの行いが悪くて虹の橋に行く自信がないのでしたら尚のこと(笑) コーちゃんのような幸せな子を一匹でも多く育ててほしいです。金魚、ハムスター、フェレットというのは良い流れだと思いますよ♪


ところで ↓ を読んで、

>もう、ビッグラフがトゥーマッチで、お腹がペインです。

しまったぁ! 先を越されてた~! と悔しい思いをしました。
が、お腹をスタマックとした私のほうが断然ルーっぽい!
と、すぐに立ち直りました。

そりゃそうだ、ペットから最後っ屁食らわされたら

どれだけ温厚な飼い主でも怒り心頭に発するてなもんだ。なるほど、オペで除去済みにしておくわけですか。しかし狸さんも詳しいですね。もっとも我が家では、やはり賃貸住宅の制限としてフェレットを買うのは無理でしょう。ハムスターももう嫌だといってますが、多分近いうちにまた、我が家のオンナコドモが結託して、こっそり買ってくるのではないかと半分期待、おっといけねぇ、オイラは頑固親父だった。駄目なものはダメ、という昔懐かしいおたかさん社会党テーゼで行こう。

お腹をストマックとすることは

一瞬考えたのですが、大笑いすることを表す慣用句のお腹の皮がよじれるという表現からストマックがペインとやると、苦虫を噛み潰した胃痛の男の顔が連想されて、アリトル、スマートではないと判断したからです。しかし、ルー御大もまさかネット社会でこれだけブレイクするとはドリームにも思わなかったでしょう、ん、ワンダフルですね、などと後半は長嶋さんみたいになってしまった。ノーグッドですね。これじゃ魚編にブルーじゃなくて頭編にウィークでノータリンですね。

「河童の三平」に出るのは『いたち男』

>あれはイタチの仲間ですか?

あの胴長でスレンダーな体形、どう見てもイタチでしょうがね。
なぁに、フェレットなら万一誰かに見つかっても、引っつかんで首に巻いて「テンの襟巻きです」といえば誤魔化せますよ。

そんなこたぁ、ない。

人間の屁も、食い物や腹具合によってはBC兵器並みの威力があります罠。
特に満員電車でカマされた時は、逃げ場がなくて大変です。

そういえば、昔の見世物小屋には

「大いたち」と書いてあったので、どんな大きないたちがいるのかと思って木戸銭を払って中に入ってみると、大きな板に赤く血と文字が書いてあった、などというエッセイを読んだ記憶があります。誰のエッセイだったかちょっと出てきませんが。地元宮崎で最近全国ネットのニュースになったのは「綾小路きみまる」事件ですな。ご本人は73歳の地元コメディアンです。もっともこの「きみまる」事件がワイドショーなんかに取り上げられて初めて知りましたが…。あ、思い出した、狐狸庵先生、遠藤周作さんのエッセイだったかな。

寄ってらっしゃい見てらっしゃい。

「六尺の大イタチ」といえば見世物小屋の定番ですよ。
河童男とかろくろ首のアイちゃんとか。

そういえば、今ちょうど筥崎宮で放生会やってますね。

もうずいぶん小さい頃

確か小学校の1年か2年の時、祖父に連れられてサーカスと見世物小屋に行きました。良く覚えているのは熊の曲芸とオートバイの曲乗り、そして何故か蛇を食べる和服の女性でした。顔は全然覚えていませんが、赤い和服で頭は文鎮高柳じゃなかった文金高島田(?)でかんざししてたのを覚えています。

そして手に持った何やらぐにゃぐにゃしたものをちぎって食べるのですが、子供心にもどう見ても蛇ではなく、今で言う果汁グミーみたいなものだったのを覚えています。見物していた人たちも、インチキだ、金を返せなどと口々に騒いでいましたが、女の人はその言葉には反応せず、何故か悲しそうなそぶりでちぎっては食べ、ちぎっては食べを繰り返していました。その時僕の頭の中に「諸行無常」というお釈迦様の声が聞こえてきました(ウソぴょ~ん)。

まあ、

かような見世物小屋でインチキだァなんて文句を言うのは、野暮天のすることでござんす。
そうそう、ヘビ女も定番でありんしたねえ。

因みにこれはサイドショー。本物phreequesです。
http://phreeque.tripod.com/

フリークスという映画

学生時代に話題になったのですが、残念ながら見逃しました。見た連中に話を聞いたら、考えさせられることが多かったが、いわゆる「悲壮感」めいたものはないというか、自分はフリークスじゃないと思ってる人間が一番怖いなどといってました。

人間なんて所詮「横目でとなりを覗き自分の道を確かめる」(by泉谷しげる)動物なんだし、自分を守るためには他人を卑下して安心するところ、絶対ありますよね。僕もそうだし、そんなに偉そうにする必要ないよな。

映画「フリークス」見ました。エレファントマンはテレビで放映された時見ました。

フリークスは、本物のサイドショウの芸人さんたちが出演していて、その不自由な身体を使って見事に生き抜いている姿を見れただけでも、価値があります。
現代はそういう人たちの多くは、社会から隔離されるかひどいときには存在を抹消されることすらありますから。
しかし、映画の内容自体は、異形のものを利用しようとして自らが異形のものになってしまうという、因果応報的ゲテモノホラー映画です。

米返し不要ですが

古くはジャイアント馬場、近くはチェ・ホンマンなど、明らかにホルモン異常ですから、そういう意味では異形ですけど、エンターテインメント業界で生きていく道があります。
では小さい人はどうかというと、せいぜいETの着ぐるみに入るぐらいしかない。
大きいのはよくて、小さいのはダメって、差別!

>では小さい人はどうかというと、せいぜいETの着ぐるみに入るぐらいしかない。

昔はミゼットプロレス(ミゼットレスリングだったかも)といって、小人症のレスラーが戦うものがあったそうです。しかし、見世物性が強すぎるといって廃止になったとか。
昔、一時期テレビによく出ていた小人症の名優白木みのるさんも、まったくブラウン管(これまた古い言い方ですが)から姿を消しました(最近なんかで見たような気もしますが)。時折エマニュエル坊やのようなタレントが出てきたりしますが、基本的にはNGですね。たまにビックリ人間的な番組に出てきたりするくらいです。

余談ですが、ウルトラQのガラモン・ウルトラマンのピグモン(基本ぬいぐるみは一緒)の中の人も小人症の役者が入っていたとか。その理由は、怪獣を小さく作るとセットも小さく作れて経費が浮く・・・。う~~~む、なんだかなって感じがしますが、当時は深刻な理由だったかもしれません。しかし巨大であるロボット怪獣の中の人が小人だったっていうのは、事実的には面白いと思います。

因みに小人症の場合、サイドショウ的にはドワーフと、ミゼットに分けられます。ミゼットは、バランスの取れた小人で、普通の人をそのまま小さくしたような感じです。ドワーフは、バランスが良くない(頭が大きくて手足が短いとか・・・、う~~~んSDガンダムみたいな?)小人の人たちです。
彼らは頭のよい人が多いです。しかし、ナチス時代では、役に立たない人間として、小人の実験材料に使われて殺されました。

チクショー、先を越された

狸さんのコメントを携帯で読んだ時に、「よし。米返しは『白木みのるとエマニエル』という書き出しで、カギカッコつけて『坊やのほうだ、残念ながら夫人ではない。個人的には夫人のほうが好きだが」というイントロであることないこと書いたろ、と、思っていたのですが…。燐さんが見事にからんでくれました。

ミゼットプロレス、ありましたよ。毎週水曜日だったかサンダー杉山とラッシャー木村がエースだった国際プロレスがたまにオンエアしていました。かなりスピードと迫力はあるのですが、如何せん小さいのでどこか微笑ましい。仲間同士が相打ちになるなんてパターンが多かった記憶があります。

ナチスの例を見ても分かるように、「異形のもの」を疎外する、目に入らないようにする、隔離する、抹殺するというのは一本道ですね。この平成の時代もその臭いがします。未来は綺麗に(by P-Model)、見えないものは存在しないものだとブラウン管の向こうでエライ人が言ってる…。

そういえば

アリス・クーパーの『マッスル・オブ・ラブ』の中ジャケに、写ってますね、小っちぇえオッチャン。役どころは、インチキ売春宿のマネージャーってとこかな。
映画『マッド・マックス/サンダードーム』にも出てますね。
「ドワーフ」という単語、園芸の方ではよく耳にします。「矮小」という意味で、40cmぐらいにしかならないヒマワリとか、背が高くないサルスベリとか。
ミゼット・プロレス、全日本女子プロレスの前座でやってたけれど、全女がつぶれてしまったので、一緒に消滅してしまったとか。エンターテイナーとしてプライドを持ってやっている人たちの頭を飛び越して、「人権侵害だから、ただちにやめるように」って怒鳴り込む人権団体って……。

おー、あの段ボールのジャケットですか!

アリス・クーパーのアルバムは学校の机だったり、いろいろ仕掛けがあって面白かったですね。マザーズのフランク・ザッパとヘンタイ比べをして、アリスはステージでウ○コをしたとか、口惜しがったザッパがそれを食べたとか、ウソかホントか知りませんが、エピソードの多い人でした。75年だったか6年だったか来日して、バドワイザーを片時も離さずインタビューの時も半分酔っ払った状態で、凄いなと感心した覚えがあります。しかし、普通の人間がそんな生活してたら人格が破産するというか、死んでしまいますね。ロックスターであることはある意味、人間やめないと出来ないのでしょう。

白雪姫の七人の侏儒(こびと)

ドワーフってのは、もともと小人の妖精のことだったと記憶しています。
小さくても逞しい身体で力持ち(重量挙げ選手みたいなもんか?)。男も女もヒゲがある。

ミゼットプロレスに関しては、以下のサイトを発見しました。
http://www.geocities.co.jp/Milano-Killer/8668/m/miz2.html
こっちは2ちゃんねる過去ログ
http://piza.2ch.net/wres/kako/976/976886457.html

同情するなら仕事くれ!ってほんとそうですよね。

差別ってのがどこまで規制するべきかってのは難しいです。今みたく存在自体がないものにされるってのもいかがなものかと。色々な障害者が正々堂々とテレビに出れたら、却ってみんなもそういう存在に慣れて普通に接するようになるかもしれませんね。
字面で勝手にイケナイと判断してひらがなにするみたいな表面(体裁)だけ取り繕うようなレベルでは、真の人権保護は永遠に無理でしょう。なんだよ「障がい者」って。

>ロックスターであることはある意味、人間やめないと出来ないのでしょう。

いっぱいいますね、人間やめた人。
マイケル・ジャクソンとかマイケル・ジャクソンとかマイケル・ジャクソンとかwww。

あー、あの昔黒人だった人?

ここ最近音楽ニュースで見かけることがなく、なんというか昔だったら「ウィークエンダー」で取り上げられるようなニュースしかない、マイケル・ジャクソンですか。あの人は論外ですな。だんだん顔が溶け始めているんじゃないですか。でも、ああいうのも裏返しの白人コンプレックスで、もうどこまで言ってもキリがないから精神が自己崩壊始めてると思うと、やや可哀想な気もしますが。

「異形なもの」すなわち、反社会的なものと決め付け蓋をしたり、隔離したり、見た目が多数と異なった人に対しても、全て「なかったこと」にして「あっち」にやるのが、「文明社会」なのでしょうかね。はっきり「お前らは不愉快だからここから出て行け」といえばまだしも「この人たちは見られることを嫌がってる」などと勝手に決めつけ、社会から疎外するのは如何なものか。このあたり一度おちゃらけ抜きで書こうとは思っていますが、なかなか重たいので、じっくり考えてからにします(どう書いても悪意で取る輩がいるからなぁ)。

知らない=ないも同じ

知らないものは、理解もできないし、手助けもできない。
実際に、私もmixiで車椅子の人と知り合うまで、雪道で車椅子がどんなに大変かなんて、まったく知りませんでした。どうして道路に段差があると困るかも、それまで漠然としかわからなかったんです。
普段、目にすることで、「なんだ、あの人たち、こんなに困ってるじゃないか。行政、けしからん! なんとかせえよ!」という声を上げるということもあり得るわけですが、隔離することで、そういった声を減らそうという意図があるんじゃないかと勘ぐったりしてしまいます。

まこと難しい問題で、はたして“障がい者”のうちの何%が、わけのわからん平仮名漢字まじりの表記をされることを望んでいるのかとか(辞書の変換候補に入ってるとこもナニですな…)、当事者の本音の部分はなかなか見えてこないです。
ですから、こちらもついつい及び腰になってしまう。

乙武さんという人の本が破格のセールスを記録し、ご本人もマスコミに取り上げられてテレビに出るようになった時、「ああ、これはいい人が出て来てくれたもんだ!」と思いました。
でも、あの人はたぶんとても特別な人であって“障がい”を個性の一部としてとらえる、すばらしい親御さんに育てられたのですね。誰にでもそれを求められないという面があります。

このまま書くと、本文より長い米になってしまう可能性があるので、他人の家での微妙な話題、この辺にしときます。大家さんにご迷惑がおよんでも申し訳ないですし。

足を踏まれたものでないとその痛みは分からない

みたいな理屈で、経験至上主義というか、障害ある人えらいみたいなおかしな風潮も確かにありますよね。そうはいうものの僕自身も怪我をして1ヶ月車椅子生活をした時は、バリアフリーのありがたさが身に染みました。ところが、喉元過ぎればなんとやらで、ここ最近はすっかりそんなこと忘れていました。

要は想像力の問題でしょうか。しかし、何かこの手の話は「裏声」で話せみたいな圧力感じるんですね。気のせいかな。身体的なもの、国籍的なもの、身分制度的なものetc,etc~。ちょっと範囲が広すぎる気がしますが、また何か気がついたことがあったらエントリー書きますね。この前ウン十年ぶりに「破戒」、読破しました。いや、この年になって読むと若い頃とはまた違った感想持つな。
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