父と子の絆 パート2

 今朝、配偶者が子供達に、今夜は仕事でご飯が作れないので、弁当を買っておくからそれをチンして食べるよう言っていた。僕が仕事に出る時も、『今夜はお弁当ですいません』などと妙にシオラシイことを言うので、もしかして弁当に毒を盛られているのじゃないかと考えたが、動揺を見抜かれないように生返事をして家を出た。珍しく8時前に仕事が終わり、車に乗って家に帰ろうとしたとき上の子供からメールが届いた。

知ってるかもしれんが今日のご飯はコンビニで適当に買って下さい。


 すぐに家に電話した。もちろん僕の分の弁当が確保されているかどうかの確認だ。答えはNO。自分の弁当は自分で買って来いということらしい。あいにく銀行に行ってないので財布の中には1,000円札が1枚あるきり。コンビニよりもスーパーのほうが良いかと思い、♪エエモンやっすいのはイ○ミヤ~に行くと廉価盤のCDが売ってる。オールディーズや韓国産の輸入盤なのでたいしたものはないなと見ていたら、ジュディ・コリンズのベストがあった。「時代は変わる」や「青春の影」、「悲しみのジェットプレーン~故郷へ帰りたい」、「雨にぬれた朝」など入ってる。「アメイジング・グレイス」も入って、通常2,000円が1,200円、こりゃ買うしかないと思ったが、お金がない。すぐ横のキャッシュディスペンサーに行くと人の列。ありゃ、機械を修理している。

 待っていても埒が明かず、下手をすると店が閉まる。しょうがないのでそこを出て、近所のコンビニで幕の内を買って、栄養のバランスを考えてサラダも買った(ちょっと食い過ぎのような)。これに明星チャルメラを作って食べれば腹いっぱいになるだろう(いや、明らかに食い過ぎだって)。家に帰るとバカ娘二人はやりたい放題で上の娘は例によって三国志のTVゲーム。下の娘はノートPCを開いて音楽サイトを眺めている。テーブルの上を見ると、おにぎり弁当のおにぎりが2個、イナリが1個残っている。もう1つの弁当にもちょっとした惣菜が残っている。こういう時に父親の威厳を見せんとイカンと思いバカ娘達にMOTTAINAI精神とは何かを説明したが、普段言ってる事と矛盾していたため、今一説得力に欠けた。早い話が、おとうは最近良くご飯を食べるから、残っているのは食べてもいいよなどとあしらわれた。

 頭にきたので、上の子には風呂の準備、下の子には食器洗いを命じた。しかし、幕の内を食べてサラダ(マカロニとポテトサラダが半分ずつ入ってるやつ)を食べ、おにぎり、イナリと食べたら流石に腹が苦しくなってきた。久しぶりに散歩に行くというと、下の娘がポテチとアイスを買ってきてという。ふざけるなと怒ると「お金は払う」とこちらの懐具合を見透かしたようなことを言った。余計頭にきて怒ると、逆切れして凄い剣幕である。誰かに似ていると思ったら、配偶者だった。いい加減根負けしたので、じゃ帰りに買ってきてやると言って、何ヶ月ぶりかに夜の散歩、ウォーキングに出かけた。去年の年末寒くなってから止めていたので、夜歩くのは本当に久しぶりだった。

 いつもこの時間帯に歩いていたオジジやオババとは全く会わず、比較的若い人とすれ違った。やはり寒い(3月と入っても結構風が冷たく、トレーナーにウィンドブレーカーではちょっと寒かった)ので年寄りは出てこないのだと、自分自身ももうどちらかというと年寄りに近いのに、そんなことを考えながら歩いた。いや正確にいうと歩いてる時はほとんど何も考えていない。ただ断片的に頭に浮かんだことを反芻するだけだ。この寒いのにO淀川の橋にもたれて何事かを話しあってるカップルがいた。そばを通った時に男の声が聞こえた。「いや、君といると落ち着くんだ」。気の迷いやでそんなもん。一人のほうがずっと落ち着くはずや。おっちゃん悪いこと言わん。もう少し冷静になれ、人生を捨てるな、などの言葉が走馬灯のように脳内を巡ったが、イランことを言うわけにもいかず、素通りした。

 散歩から帰ると、配偶者がいた。なんとなく眉間にしわが寄って顔がきつい。バカ娘達がいない。『どうした』と聞くと先ほど家に帰ってきて、子供二人に雷を落としたという。『どうして』、と聞くと子供達が言われたことを何もしてなかったと答えた。『そういうお前もオレの弁当こうてなかったやないか』、と言うと、『いや、自分の好きなお弁当を買って食べると朝言ってた』などと抗弁しやがる。まともに相手するとウザイので(バカ娘の受け売り)ハイハイと言っておいた。下の子に買ってきたお菓子を渡すと「おねえがメールしたのに」などというので携帯を開いてみた。メールが入っていた。

母さんが帰ってきた。洗濯物を取り込むようお願いしたのに取り込んでなくて怒った。ゲームしてるのも怒られた。もし母さんが何か言ってきたら知らないふりをした方がいい。ゲームをしていたのを知らない設定でいて。とにかく、今家の中はギスギスしている。


 ワロタ。家の中がギスギスしてるのは自分達が好き勝手した報いだということが分かっていない。機会があれば我が子達には因果応報とは何かを教えることにした。しかし、うちのバカ娘達はオヤジを友達かパシリと間違ってないか…。
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コメント

良かったら

もったいない精神はYちゃんから教えてもらうようにしましょうか?
う~ん因果応報・・・女は、他人の(男の人の)ことは事細かくグチグチ何十年も言えるほど、その言葉の意味を分かっているんですが、自分のこととなるとさっぱり分からないことが多いんですよねi-229

Judy Collins

Judy CollinsやScott McKenzieは、私の世代ではもうOldiesの分類になってましたね。幼少の頃、1970年当時のラジオでは、当時流行のThree Dog Nightとかに混じって、まだ結構頻繁に流れていたのを思い出します。

そうですね、あのYさんから言われたら

我が家のバカ娘も少しは効き目があるかもしれないですね。いろいろとその手のお話を教えていただければ助かります。親使いの荒い次女は今日も、メールで『折り紙を50枚買ってきて』といってきました。仕事帰りで疲れている中、あちこちのスーパーや100均に行き、買って帰ったら「卒業式の飾りに使うから、折り鶴用の折り紙はイラン」などとわがままを言っておりました。このあたりの対応を教えていただけると…。

花のサンフランシスコとか

古き良き時代のアメリカという感じで良かったですね。今日、銀行でお金を降ろして昨日の汚名挽回とばかりにイ○ミヤに行ったら、特設コーナーのワゴンが撤去されていました。昨日までの企画だったようです。国内盤だったけど、聞いたことのないレーベルで多分まともなCD屋には卸してないような感じだったので、またどこかのワゴンセールで会うまで気長に探すつもりです。

やはり思い立ったが吉日というか、やらぬ後悔よりやる後悔だとつくづく思い知りました。

友だち父娘

最近は、どこでもお母さんの方が怖い存在なんですね。雷オヤジはもう絶滅危惧種かな。
まあ、何故か父親が蛇蝎の如く嫌われる昨今、なかなか良い関係の父娘ではないでしょうか?

ところでイ○ミヤがイヤミヤと読めてしかたありません。

笑わせていただきました

6年前に亡くなったうちの父は典型的な雷おやじだったんですが、なのに、というか何というか、たまに私がお使いを頼むと、妙に嬉しそうな顔をして、ホイホイときいてくれました。

「あ、出かけるの?じゃあついでにアレ買ってきて」とか「散歩がてら本屋さんまで足伸ばしたら?」とか、できるだけ軽~く言うのがコツなんですが、母が頼んでも聞かないことでも、私が言うと素直に動くんです(笑) 

で、口ではぶつくさ言うくせに、人に会ったらその話をする。「こいつは平気な顔で父親を使いよる。母親の育て方が悪いからだ…」とかなんとか。う~ん。なんだか懐かしい気持ちにさせていただきました。ありがとうございます。

ところで、↓ここと

>「いや、君といると落ち着くんだ」。気の迷いやでそんなもん。一人のほうがずっと落ち着くはずや。

Dahliaさまの、↓ここ

>女は、他人の(男の人の)ことは事細かくグチグチ何十年も言えるほど、その言葉の意味を分かっている

お腹がよじれました(笑) 


雷親父といえば、♪だーれが付けたか大太鼓

雷親父の忘れ物~てなテーマ曲でしたか。いや懐かしい木下恵介監督の、いや進藤英太郎さんのTVドラマ「おやじ太鼓」。あんな頑固親父のクソジジイになりたいと思っていますが、相変わらずバカ娘にあしらわれています。今日届いたメールは「明日部活で使うので買ってきて下さい。ピザポテ、チョコレートポッキー」以上〓〓でした。

ええもんやっすいのはイヤミヤ~、というのもシュールでいいですね。シンボルマークは出っ歯でしょうか?

結局、父親は娘に甘い

という世間一般のあまりにベタな結論に落ち着くのでしょうか。しかし母子で話してるのを見ると、本当に友達みたいだと思うことがある半面、女の人はどうしてあんなに激しく子供を叱ることが出来るのだろうかと思うこともあります。叱るというより、本気でケンカしてるようです。以前、配偶者が冷静な時に聞いてみたことがありますが、上の子は僕にあまりにも似ていて腹が立つ、下の子は自分に瓜二つで頭にきてマジで怒ってしまうといってました。

どういうことだろう?
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