田辺、フンサイ、闘争、ショーリ

舞鶴城に咲いていたナントカ桜 ソメイヨシノではない

 ここ最近原因不明の頭痛がしている。もっとも小さいときから偏頭痛というか、頭痛持ちだった。随分前のエントリーにも「天気頭」というネタで書いたことがあったが、気圧の変化、特に低気圧が近づくとすぐ頭が痛くなるほうだった。ここ最近の頭痛は気がつかないうちに頭が重くなり、断続的にグァングァンと痛くなるパターンだ。毎週土曜に行ってるATLの先生に相談しようかと思ったが、「12時前には寝なさい」とか「無理はしない、疲れを残さない」など、土台無理なことしか言われないだろうと思って相談しなかった。そういえば昨日は例の割り込み野郎が病院に来ていた。入院したか、発症したのではないかと思っていたが、どうして、なかなかしぶとい。それはともかく、昨日は少し早めに仕事から帰ってきた。家に帰ってゆっくりしていても頭痛が止まらないし、最近同世代の人がやたら脳梗塞で倒れているので、ここはひとつ万一の心構えを子供に説いておこうと思い、まずは下の娘に「もしお父さんが急に倒れたらすぐ救急車を呼びなさい」と言うと、「救急車の電話番号は何番やったかぁ?」と甚だ心許ない。というか、「そんなことも知らんのか、だからお前は宮崎の知事の苗字を『そのまんま』と答えたりするんだ」というと、怒って不貞腐れた。これでは助かる命も助からんと思い、上の娘にも「すぐ救急車を~」と同じ話をしたら「えー、どうしようか」とこちらは迷っていた。オレは我が家で倒れたら確実に見捨てられる。

 配偶者が出て来ないではないかという指摘があるかもしれない。丁度仕事で敵は不在だったが、もし同じことを聞いたら「えー、私はすぐに救急車を呼ぶに決まってるでしょう」などと耳障りのいい事を言うに決まっている。しかし、長年戦ってきた相手だけにどんな行動をするかは手に取るように分かる。まず倒れている僕を発見すると、少し離れたところから声をかけるだろう。2,3回声をかけて反応が無かったら、多分菜箸か何かで、突っついて様子を見るだろう。そしてかすかに呼吸している僕の顔に濡れたタオルをかぶせって、オレは身内に殺されるのか、誰か助けてくれ、と、これは想像の話だが全くありえない話だと、あなた断言出来ますか。

 というわけで(どんなわけだ!)今日は花の日曜日。以前から下の娘が舞鶴城水琴窟にまた行きたいと言っていたのと、ここのところ休みはだらだら過ごしていて身体に良くないと思い家族で出かけようとしたが、配偶者はバレー、上の子は出かけたくない(要は家でゲームをしたい、自分の作ったキャラで三国を統一するという野望を達成したい)というので、下の子と実家の母を連れて高鍋町までドライブすることにした。下の子と一緒にまずはお昼を食べようと実家の近くのF来軒(宮崎ラーメンの有名店、でも本当はもっと美味しいところはあるのだ)に行ったら、駐車場は空いていたのに入り口で混んでおり、待つのが嫌いな僕は却下して別のうどん屋に向かった。旧国道上にあるJンボうどんに行くとここも入り口に10人近く並んでいた。ここも諦めて入ったことは無いパチンコ屋の横の小さなうどん屋、しかしながら看板に「関西風うどん、てげうめっちゃが」という関西と宮崎弁のクロスオーバーなコピーが書いてある店に入った。
問題の320円の海老天うどん おねーさんの写真がないのが悔やまれる

 セルフで食券を買う店だったが、カウンターに座ったとたん「オウ」とヤンキーみたいな声をあげそうになった。というのもカウンターの向こうにいる店員さんが、相場はオババと決まっているのに、何故か25,6くらいのかわいい女の子だったのだ。うちの娘も「綺麗な人だね」といったくらいだから推して知るべしである。まあ、こういうことを書くとあらぬ誤解を受けるのだが、僕はかわいい女の子が大好きである。同じように綺麗なおねーさんも大好きである。基本的にオトコは狼なのよ、気をつけなさい、じゃなかった、男はみな同じだと、ここはあえて言わせていただく(ここ、ちょっと梶原一騎風)。同じお金を払って飯を食うのであれば、なんと言うのか狂言でサトウのような甘い食べ物で、それを弟子に与えたくないので猛毒だといって封印しようとするが、食い意地の張った弟子は不始末をした責任を取って全部食べますというストーリーの、ええいめんどくさい表現は止めて、ブスな店員よりは綺麗なおねーさんの店員がいいに決まってるではないか、と、ここは開き直る。

 しかーし、人生は甘くない。食券を買うときに「海老天うどん320円か、えらい安いな」と思いつつ、しっかりおにぎり2個付けて席についた僕は、それから1分後信じられないものを見てしまう。かわいいおねーさんは、食券を受け取ると、おもむろにカウンターの奥のステンレスの扉を開いた。冷凍庫のようだった。そこから白い塊を取り出し封を切った。カトキチの冷凍うどんであった。テボにその冷凍麺を入れ、寸胴に掛け、片手鍋に汁を入れて沸騰させるそのさまは、我が家で夜食を作っていた受験生時代の己の姿を見るようだった。あまりのことに目が点になりつつも、おにぎりを食べるとこれが微妙な塩加減といいおコメの硬さといい実にウマイ。もしや、この店はインスタントの手法を取り入れながらも、美味の限界に挑戦する「立ち食いうどんの鉄人」みたいな店ではないかとやや期待した。

 幻想だった。子供用のうどんにはレンゲをつけたその気配りと、彼女の笑顔は素敵だったが、悲しいかな、うどんがいかにも冷凍の腰だけあります的で、おつゆもしょっぱいだけ、海老天はまあこんなもんちゃう320円やし、というものであった。惜しい、あまりにも惜しい。その価格破壊的な単価設定、客の年齢層に合わせる接客対応などありながら、肝心のうどんが悲しいくらいマズイ。しかしおにぎりだけはあの海原雄山にも食べさせてやりたいくらい美味しかった。このような店に対して子連れで行ったのは失敗だった。どうすればこの店がもっと売れるようになるか、真剣にカウンセリングしてやるためには再度単独で来店し、場合によっては一声かけることも必要だと固く心に誓うのであった(ウソ)。

ところで今回のドライブには、僕にはひそかな狙いがあった。それは都城市への移転計画で学生と理事長がもめているM九州大学の様子を覗いてやろう、そしてその状況をブログにアップしようという魂胆だ。というのもM九州大学の学生自治組織が「学友会」という、どこかで聞いたことのあるような名前だったので、これはさぞやタテカンやビラが散乱し、薄汚い学生のデモ隊がジグザグデモをして、サンドイッチ規制する機動隊と流血の惨事に、なるわけは無いのだが、もしや移転反対の息吹が少しでも見えたら、連帯の意思表示をすることもやぶさかではないなどと思いながら、一路高鍋町に向けて走ったのだ。

 結論からいうとM九州大学は、キャンパス近辺は至って平穏無事だった。タテカンもポスターもビラの破片もどこにもない。そういえば以前、新聞に学生の有志が学内アンケートを取り、そのほとんどが移転に反対乃至は見直しを希望するという結果だったのだが、それを持って理事長に会いに行ったところ、アンケートは受け取るが学生がそのような形で意思表示するのは好ましくないとか、学内にタテカンがあるのは外観上、美観上好ましくないといって全て拒否されたという記事を読んだ。アホンダラー、意思は表示しないと解らんだろうが。ひとつの意思(いやこの場合ある程度の学生たちの意思だ)を看板に表示することと、いわゆる美観とどっちが大事だ。お決まりの「公共の福祉」とかいうやつか。言いたいことを言わせずに、臭いものには蓋をして、見た目だけ綺麗な大学作って何になる。お前は北○○の金××か!それともウ○ンダの♪私まーつーわのア×ンかと、後半の例えはちょっと分かり難いが、いわゆる独裁権力者かといいたかったわけだ。

 結局、M九州大学の移転問題も「学園民主主義」によって理事長選挙が行われ、移転反対の教授と推進派の今の理事長が立候補し、圧倒的多数で今の理事長が勝利し、それによって「民意」が移転を認めているという「予め決定されていた結論」に基づいて執行されるのだろう。敗北が見えている戦いには誰も参加しない、決起はしないということか。しかし、このような小さなこと(大学関係者、下宿を経営してる農家のオジチャン、オバチャンのとっては決して「小さな」ことではなく、ある意味死活問題ではあるが)を見逃していくことが、その積み重ね、繰り返しがある日僕たちの日常生活に大きな影響を、気がついたときにはもう引き返せない道に押し出されていることになりはしないだろうか。
水琴窟 耳に竹筒をあてて排水口に水滴を落とす

 めずらしく、ちょっとマジだったが、そのあとは高鍋は舞鶴城に行き、その城跡を散策し、ここにかって上杉鷹山公(ご存知の方も多いが、もともとは高鍋の秋月藩の次男で養子として上杉家にいった)も眺めたであろう高鍋の町並みを眺めたりした。水琴窟は水滴の反響を利用したとても優雅な音遊びであるが、その独特の音を聞いていると世間の憂さも晴れるというものだ。そうそう、その優雅な音がどこかで聞いたことがある音だと思っていたが、今思い出した。マイク・オールドフィールドの「オマドーン」の中の音だった。




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コメント

相変わらず面食い(麺食い!?)ですねぇ・・って
私はdrac-obさんの好みの女性は存じ上げてませんが。

我が家の末っ子は全国チェーンと化した天下一品のラーメンにハマッてしまい
ろくな食材のない日は『ねえねえ天一行こう!』と言う。
『あの味癖になっちゃうんだよねぇ』なんて何年か前に
聞いたことのありそうな台詞を関東のイントネーションで言ってる。

田辺ぇ粉砕ぃ♪どころか田辺は美しく栄えているようですね。
わが娘は受験はしなかったけれど願書を取り寄せたので
案内を眺めてたら、一体どこの大学なのか分からない風景がいっぱいだった。
教授陣の名前は学長はじめ記憶にある名前はちらほらありました。
って私は経済学部だったんだ・・なんてことすら忘れてた日々です。

恥ずかしながら

東京は“うどん文化圏”ではないため、通常、うどんを食いたい人は蕎麦屋に行き、しかるべきうどんを注文すると、相っっっ当お高くとまった蕎麦屋でない限りは、うどんが出て来るシステムとなっております。
そういった街の蕎麦屋で出されるうどんは、たいがいは茹で麺であろうと想像されるのですが、私がそれに気がついたのは、オトナになってからというていたらく。
ですから、「正しいうどん」とはどのようなものか、drac-ob さんの理想とするうどんとはどういったものなのか、想像もつかないのでございます。
海老天うどん320円也は、どのようなうどんであれば、drac-ob さんは満足なさったのでしょう?

ちなみに、太さにもよりますが、うどんの乾麺は茹でるのに11分前後、うどんの生麺も同程度、それからさらに水で締める、ぬめりを洗う、温かいうどんであれば再び温めるという工程が必要です。
また、粉から打つ場合、最短では、実は供されるまでに30分だそうです。

そうか水琴窟のわびさびの音を強調するために
わざわざ長い文章を書いているのですね
ようやく気がつきました・・・・

ってまじ怒られそうなのでこれ以上書きません

水曜から鹿児島へ出張の予定で金曜は早くあがれそうな感じだったので
ここはひとつ尊敬する先輩のために鹿児島のおいしい芋焼酎でも買って宮崎へ遊びにいこうかと考えていたのですが
急遽出張自体がなくなってしまいました、残念です

しかしタイトルなんとかならんですか

えーと、実はトトコが好みのタイプ

だったなどと書いても問題だし、chaもなかなかストライクゾーンだったなどと書くとこれまた問題なので、当時好みのタイプの女性はというと、前に書いた越美晴とか、アグネス・チャン(ラムであっても苦しゅうない)とか、あ、太田裕美も好きだったなと全く統一性のない答えになりました。

しかし朝一で「天下一品」の話など読んだので、今日のお昼は風来軒で豚骨、替え玉1丁というパワフルかつ油ギッシュなお昼でした。もちろんニンニクはたっぷり入れてやったぜ、ベエベー。

薬味なきうどんを飯のおかずにする

日本農民の倒錯した心理と喝破したのは斉藤緑雨だったか、いえ、狸さん、僕も江戸っ子の端くれとして(これこれ、宮崎の漁村生まれの江戸っ子かい)「うどんよりそばを尊し」としているんですが、ここ最近はうどんが何故か僕を呼ぶのです。

学生時代初めて東京に行き、蕎麦屋に入りザルを注文したら、見かけない漆塗りの急須みたいなものが出てきて、内心「なんじゃこりゃ(大福)」と思いながらも、田舎モンと思われたらあかんと思い、無視してもう一枚ザルを注文したところ、また急須まがいがテーブルに置かれて、「はて、これはなんじゃ」と思いながらも、聞くに聞けず、そそくさとその店を出たことがありました。

今思えば、蕎麦湯じゃ、なんでぃ!!店員も黙って置かずに一言言えよ。しかし蕎麦湯をそばつゆで割って飲むことを知ったのは、その後茨城で仕事をしていた時に先輩に初めて教えてもらい、世の中にこんな美味しい飲み物があるのかと感激した僕はビンボーだった。みんなビンボが悪いんや!!

おっ、そうか残念だな

たまには顔を合わせて喋りたいもんだが、そうか出張が流れたのか。こちらはただいま地域密着の仕事をやってるので、余程のことがない限り関西に出向くのは難しい。また出張する時は連絡してくれ。君の好きなケバイオネーチャンがいる店は知らないが、宮崎の旨いものと観光地はいつでも案内するでぇ。しかし、どうしてもその手の、いや、つまり男性天国の乱を希望するなら、潜行して調査してもいいぞ。いわゆるレポやな。

>しかしタイトルなんとかならんですか

どっちや、ブログかエントリーか?我々は闘うぞー、勝利するぞー!!

饂飩屋の冷凍素材など

「カトキチ」の冷凍うどんなら、もう少し美味しいはずなんだが・・・・最近は名のある饂飩屋でも「冷凍」を使うところが多くなったようです。これはステンレスの刃物と鋼の刃物、あるいは「生」と「ラガー」ビール」みたいなところがあって、手打ち麺でもうでてから長時間放置されたものよりは、冷凍の、ほぼ均質なものの方が美味しいときがあるのも事実。手打ちが全て美味しいとは限らないのが現状です。「カトキチ」の冷凍うどんなら、まずいはずは無いと思うのだが・・・・少なくとも小生の住んでいるん地域では、コストパフォーマンスにおいて、冷凍うどんに勝るものは無いのです。生ビールにしても・・・・温度、あわ立ち、器、タイミング、あらゆる面でで、ろくな「生」を出されたことが無いので、「瓶」を頼むことにしています。

水琴窟は小生も好きで、昔は自然に水琴窟のような音が、アチコチで聞こえた記憶があります。それは、幼いときに聞いた・・・井戸の底に水滴が落ちるときの反響であり、雨の滴が樋から落ちて、受けの壷に落ちて奇妙に響く音であったような記憶があります。
最近ではもう聞けなくなって、長浜(秀吉の居城がある)の旧家に時々、聴きに行きます。ただしここも周囲の騒音が邪魔して、もうそのままでは聞こえにくくなってきて、専用の竹筒を使って、耳に当てて聴くというものになってしまったのが残念です。モンゴルの「ホーミー」、あるいは、アイヌの「ムックリ」の音にも似た「ハーモニクス」=倍音成分の音は、かつて「マカロニウエスタン」と呼ばれた、その劇伴音楽を多く作った「エンニオ・モリコーネ」にも、その影響が見られるように思います。

そこのうどん食べたわけじゃ

ないですが、阪急そば(立ち食い)のケツネ300円より・・・そうですね。きっと、お姉さんに見物料取られてるんですね。

sawyer さん、流石にサークルの先輩ともなると

食文化から、音楽文化に至るまで「知性」の香りがしますね。僕とsugarmountain君の会話はどっちかというと病だれの知性、つまり「痴れ者」のほうのチセイなので、面目ありません。

しかし、勢いでカトキチの冷凍うどんと決め付けましたが、確かにカトキチはそこそこ美味しいので、もしかしたらマルキチのうどんだったかもしれません(こんなこと書くから、先輩としての威厳が出来ないのか、と反省のポーズ)。

そうか、おねーさんの見物料!!

だったのか、じゃ、お持ち帰りを頼んだらいくらだったんだろう。明日また行って聞いてみようと、またもや米原をカマスのであった。

米原の意味が分からない方は、コメントをお調べ下さい(親切丁寧、気配りのススメ)。

わ^^

米原ちゃん・・・かわいそうです(笑)まずいうどん連続って。
あ、うちの某どSのYちゃんはこないだの京都旅行で「私嵐山初めて。京都って市内くらいしか行ったことないわ。”よねはら”とか”やまか”とか・・・いったことない」っていってました。

よねはらやまか、って人の名前

みたいです。しかし、同じ関西文化圏に住んでるはずなのに、その手の思い込みの読み間違いってあるんですね。まあ、地名と人名は読み間違えてもしょうがないですが、それでもあまりにもポピュラーな奴はちょっと引いてしまいそうです。そのときのDahliaさんは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をしていたのでしょうか。

しかし、鳩が豆鉄砲を食ったところ見た人はいるのかな。ザットイズザクェスチョンですな。そうそう某どSのYちゃん一度紹介してください(笑)。
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