シーズソーデリケート

 頭を低くして嵐が過ぎるのを待った。「ストームブリンガー」というタイトルのパープルのアルバムがあったけど地味だったな、とかバッドフィンガーの「ノーマターホワット」は「嵐の恋」という邦題がついていたななどと考えながら、ひたすら耐えた。何がって、配偶者のmixi入れろ攻撃ですよ。昨日はいろいろと、なだめたりすかしたりあの手この手で敵の興味をmixi以外にひきつけようと思い、「mixiやる前にもっとネットのことを知らないと無理だ。文書入力が出来ないだろうし、そうそう、そんなのよりヤフー動画で吉本見るか?Gyaoは映画がいっぱいあるぞ。Biglobeも「プリズナーNo.6」とか「キャプテンスカーレット」なんて懐かしいのがある。そうだ、you tube、全世界の動画が見放題、どうでぃシャチョー」などと最後のほうはタイマーズの「ロックン仁義」みたいなことを言って気をそらせて、今度の日曜日にネットを開放してやるといってたぶらかした。

 今朝何も言わなかったし、夜帰っても何も言わないので3日たったら忘れる鳥頭バンザイと心の中で会心のスマイルを、ただし表面上は「鳥インフルエンザにも困ったもんだ、東知事も大変だな」みたいなことを言って悟られないようにしていた。が、「今日、美容室に行ったら、お店の男の子が『mixiって知ってますか?ボクやってるんですよ』なんて言うのよ」などと言ってきた。バカヤロー、人の苦労を知らずにしょーもない世間話しやがって、いい若い者がmixiやっててどうする(このあたりやや誤爆であるが)、またぶり返したぞ、と身構えた。「私も『知ってるよ、主人がやってるけど招待してくれんとよ』と言ったら、その子が親切で『えー、そうですか。じゃボクが招待しましょうか。携帯でも出来ますよ』って言うっちゃわー」。

 メロスは激怒した。あの無知なる若者にゲバかけずにいられようか、いやいや失礼。取り乱しました。しかし、イラン事をいう奴もいるもんだと思いながら、僕は瞬時に敵の弱点を撃ちぬいた。「携帯なんかでやったらパケット費が大変、すぐウン万の世界。上の子真似する。下の子欲しがる。我が家の経済パンク、一家は離散して上州新田郡の寂しい村(コガラシモンジローだよ、知ってっか若者よ!)に行くことになるぞ」沈黙が数秒続いた。「だよねー、今パパの携帯代だけでも大変なのに、そうそう、あーた、いい加減PCから携帯に送るのやめてよ。今月もとんでもない請求が来てるよ…」。いかん、こちらも墓穴を掘ったが、携帯代で怒られるくらいなんのその。このままmixi話が流れれば御の字だ。ということで我が家のmixi騒動は週末にもつれ込みそうです。なんとか振り切って真の自由を勝ち取るその日まで、一時このブログを中止します。

 などと、ちょっと安田講堂の自由放送みたいなことを書いたが、いえいえ、隙を見て更新しますよ。平穏無事な人生より、オレは多少弾圧があったほうが燃えるのだ、と強がりを言っておく。それと前回のエントリーでは多くの方にご心配やご迷惑をおかけしました。オレのブログなんかどうせ誰も読んでねーやと、すぐいじける性格なのだが前回の反響は大変嬉しかった。僕のブログにはカウンターを設置してないので、どれくらいの人が訪問してくれているか一切分らないし、分析?解析?なんてことは当然出来ないのでコメントくれた人=読んでくれてる人という認識なのだ。カウンターなんか無料だしアクセス解析も無料で出来るんだからやればいいという考えもあるだろうが、僕は今のところ付けようとは思わない。何故か?アチーブメントテストで育った、旧課程の国立一期校・二期校世代ですよ(結局私立の文系だったけど…。ごめんね役立たずの文学部でって誰に謝っているんだ!)。偏差値エイジですよ。○○人来訪なんてデータ見たら上昇志向の欲望が渦巻いて、受け狙いになるのは明らか。それじゃいかん。仮にも学生時代は大学の移転に反対し、キョーイクのテーコクシュギテキ再編を許すなとか、ツクバ・チューキョーシン路線断固粉砕などと言っていた人間として、数値至上主義に陥ることは断固拒否する、などと妙に力が入った。脱線ついでに僕のいた大学の法学部自治会の連中のキョーイク奪還闘争というのは良く分らなかった。『教育を教授のものから学生のものへ』とか言ってたけど、学生が教授に教えられるのはマージャンの技術くらいじゃないのかと疑問に感じてたが、まあこの話はいいか。

 てなことで、なにがてなことか分らないが、昨日仕事で移動中にほとんど入ったことのないGE●を見つけたので、ちょいと寄ってしまった。昼飯の後の腹ごなしだからと言い訳して15分間で中古CDを物色していたら、佐野元春の「No Damage」が380円、ハービー・ハンコックの2枚組み「The New Standard」が580円であり、えいっとばかりに買ってしまった。ほらほら、こういう話を配偶者がmixi始めたら書きにくくなるわけよ。それでなくてもCDを買いすぎだとか、小遣いの入手ルートが怪しいとかイタイ腹を、いや、痛くもない腹を探られるのだ。今月は月末にリザードのDVDときっこの新しい日記が届くのをいかに誤魔化すかを、いやいやこれは内緒の話だった。そのほかにもウシャコダの、おっとっとっと、もうマジでやばい。話を佐野君に戻そう。

 佐野元春とは同い年で丁度1学年彼が先輩になる。最初に彼の存在を知ったのはダウンタウンブギウギバンドがダウンタウンファイティングブギウギバンドと名前を変えて「ファイティング‘80」というテレビ番組をやっていたときだ。この番組にはRCやパンタ&HALやアナーキーや、つまり70年代末から80年代にかけて日本のロックシーンに影響を与えたバンドやミュージシャンがライブを見せる番組だったが、そこに佐野元春は準レギュラー的な感じて登場していた。痩せた身体で、メロディから外れるのも気にせずシャウトする姿は最初は好きになれなかった。というか積極的に嫌いで「なんだ、こいつ。スプリングスティーンのパクリやん」とサークルの後輩連中に言っていたのを覚えている。しかし、「アンジェリーナ」を何度も聞いているうちにだんだん快感になってきたし「フッと迷ってしまいそうなときでも、二人でいれば大丈夫だぜ」というフレーズはかっこよかったし、くさいフレーズではあったが、意外と実戦では効果的って、何の話だ!!
 えー、話がそれてきたので元に戻すと、佐野元春は年齢が同じだけに気にはなっていたが、どうもこの人真面目にロックやってるというか、頭のいい人のロックだなと思えて、なんとなく敬遠していた。たとえは変だが、ボストンのトム・シュルツみたいなイメージが強かった。ただこの「No Damage」を何十年ぶりかに聞いてみてびっくり。全曲歌える。よく知っている。曲の並べ方もLPレコード時代はA面にあたる「Boy’s Life Side」、B面の「Girl’s Life Side」とうまく構成されているし、曲間がなくてほぼノンストップで流れる音楽が快適である。アナログ時代に作られたデジタルアルバムとでも言おうか、こんな良い曲作っていたんだと再認識させられた。ボーカルも演奏も若いなぁ、あのときぼーくも若かった~。というところで気が向いたら続きを書きます。今日はこれでおやすみです。
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コメント

ファイティング‘80

 「」 ライブ帝国という名前でDVD出ていますね。PANTAの「ファイティング‘80」の映像はあちこちで見られますが、
白竜が見られないのが残念。リリースされることはないでしょうね。
今や100パーセント俳優だから・・・・
 それと教育奪還闘争なんて言ってたのは、法学部自治会じゃなくて、文学部自治会だったように思うのですが、法学部は「刑法改悪粉砕」だったように思うけど、文学部の中でも教育学専攻の連中が言っていたように思うのですが、77年以前は法学部だったのでしょうか?

ファイティング'80のパンタ&HALは

まだバンドが若いと言う感じですね。ラストのインタビューでは竜童がパンタに敬意を払った喋り方なのが微笑ましい限りです。

法学部は「刑法改悪」も言ってましたが、「教育奪還闘争」という表紙の分厚いレジュメを読んだ記憶があるので間違いないとは思うのですが…。だんだん不安になって来ました。記憶には自信があったのですが、最近錯誤することが多いので注意しないといけないな。まあ、このブログは事実関係より、こう書いたほうが面白いだろうという僕の独断と偏見でやってるので、と言い訳しておきます。この手の話はあんまりいい加減に書いたらいかんしなぁ。

嵐の停滞?

せっかく何日かたったのに、ご親切な美容師サンのおかげで、ノーカウントになってしまいましたね。
携帯も「ナントカ放題」だの「ナンタラ割引」だの、いろいろありますから、油断はできませんなー。

佐野元春はスプリングスティーンが好きだと公言しているので、似ていても許す!
音楽的には別にキライではなかったのですが、ある時、仕事でライヴのビデオ(時代を感じますね)を見る機会がありました。
そしたら、客席がぜ~~んぶ同じノリ、同じ振りで、「うあーっ、宗教団体みたいだ!」とビックリして、なんとなくキライになってしまったのです。本人には何の責任もないんですけどね。

そうなんですよ、川崎さんってこれはこの前使ったか

はーーー(深いため息)。そうなんです。せっかくほとぼりが醒めかかっていたのに、アホな兄ちゃんのせいで元の木阿弥、観阿弥、世阿弥という奴です。明日はなんと言って話を誤魔化すか、とりあえず今日はレンタルのDVDを何枚か借りてきて、それで誤魔化しています。

佐野元春ファンというのは、なんとなくそういう神がかったというか、怪しい雰囲気ありますね。いつだったか佐野元春はライブのステージに客を上げて、座り込んでミーティングするという話を雑誌で読んで、こりゃたまらんと思いました。インタビュー読んでも笑いがないしね。それだけ真剣にやってるんだろうけど、たかがロックだぜ、ちょっとは遊び心がないとな、と思うのであります。
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