嵐の前に



家に届いた『空飛ぶ冷やし中華』。この本を阪急電車の中で読み、オレは即座に全冷中過激派を宣言した。何処で?BOXで。誰に?全サークル員に。そして、この本にはサークルのゴム印が押され、全冷中主義者の共有化がなされた。いや、革命のバイブルとなったのだ。

一体何のこっちゃと思われる方が、圧倒的多数であることは千も承知だ。そもそも、全冷中など今は何処にも存在しないし、そんな団体があったことも、連日連夜の党派闘争があったことを知る人も少なくなった。余談だが、いま「とうはとうそう」と書いて変換したが、全然違う文字しか出ないので頭に来て単語登録した。

説明するのも面倒だが、この全冷中というのは山下洋輔が作った全日本冷やし中華愛好会の略称である。ある冬の日、昼間から蕎麦屋で呑んでいた山下洋輔とその仲間達。突然、冷やし中華が食べたくなった山下洋輔だが、この時期は冷やし中華をやっていないことは承知の上で注文した。案の定、季節商品なのでやっていない。そのことに激怒した山下御大、その場で声明文を作り行きつけのバーの壁に貼った。要は何故、冬場は冷やし中華が食べられないのか?このような間違った習慣を少しでも変えていこうという趣旨で作られたシャレである。ところが、これに反応する人間が次々出て来て、ついには会報は作るし、イベントは行うし、収拾のつかない騒ぎになるのだ。

それはさておき、この本を大学3回生のときに読んで、いろいろな冷やし中華主義者の論を比較したが、ダントツ優れていたのが全冷中神奈川委員会に属する伊達政保であった。そして時は流れることウン十年。何とフェイスブックで、もちろん以前からチェックはしていたのだが、伊達政保さんご本人とつながることが出来た。そうそう、この全冷中の初代会長である山下洋輔御大にも、今年初めて話をさせてもらい、伊達理論で武装した全冷中過激派であると名乗る事が出来たのは、我が人生最良の思い出の一つである。

ちょうど『水を石油に変える人』を、読み終えたので次はこの本をじっくり読もう。どうせ連休も台風だ。





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