予告編:中山うりのライブと新作について考える

 ツアーの名前がマホロバだから、新作からの曲が多いのも当然といえば当然だ。先日のうりちゃんのライブを見て最初に頭に浮かんだ感想はそれだった。いったい何を書いているかというと、およそ1年ぶりに地元宮崎で行われた中山うりのライブの報告と合わせて新作『マホロバ』について、例によって好き勝手にほざいているのだ。10月26日にDE JILLというライブハウスで中山うりのライブがあると知ったのは、うりちゃんのFBでの告知だったと思う。去年初めて宮崎で彼女のライブがあったが、その時は別のライブハウスだった。今回は、ジャズミュージシャンのライブが多いDE JILLというハコで、さらに僕はまだ行ったことがないところだったので大いに期待していた。そして、彼女のニューアルバムが8月3日に発売になっていたことは知っていたが、ライブの時に買ってサインをもらえばいいかと最初は考えていた。しかし、年に1度あるかどうかの中山うりのライブである。せっかく参戦するのに、新しいアルバムの曲も予習して当たり前だと考えを変えて、密林経由で取り寄せたのは10月9日。届いてすぐにショート・エントリーをアップし、深夜になるのを待って聴いた。いい。確かにいいが、なんというか次のアルバムが勝負だという印象が強い。間違いなく素晴らしいアルバムではあるが、中山うりの新地平を切り開くのは次のアルバムだと直感した。

 何故、そう感じたのか考えてみた。デビュー以来、彼女の作品は全て文句のつけようがなく素晴らしいのだが、特に『VIVA』から『ホロホロ』、そして『鰻』という2011年から2014年までのフル・アルバム発表ごとの充実度、楽曲のバリエーション、ボーカルとインストの絶妙な絡みなどどれをとっても進化、進化、進化の怒涛の時代だった。そして、突然アコギ1本で作った2015年のソロ・アルバム『ぼっち』。これはダメ押しだった。彼女の初期の曲から新作までを全く新しい表現で歌いあげた名作。ライブハウスのみでの販売という形態も手作り感満載でいい(のちに通販でも買えるようになり、おかげで昨年のうりちゃんのライブの前に購入し、しっかり予習できた)。

 それらのアルバムと比較して、今回の『マホロバ』は決してひけを取らないのだが、なんというか既視感ではなく既聴感があるといえばいいのか、どこかで聴いたようなというのが第一印象だった。これはすぐに分かった。それまでの彼女のアルバムは、僕にとって全てが新曲だった。当然だ。彼女のライブを見ることが出来なかったので、うりちゃんの新曲情報はアルバムを入手するか、たまに本人がアップする動画でしか入ってこない。したがってアルバムを手に入れるたびに新鮮な驚きにいつも出会っていた。特に、『鰻』はその収録曲に名曲が多いことと、自分で買ったのではなく大宰府在住の畏友、黒木燐さんがわざわざうりちゃんのライブに行き、さらに僕のためにサインを貰ってくれて、それを郵便で送ってくれたので、何も知らなかった僕は手に取ったときに、まさに有頂天になってしまった。早速針を落とすと、いやウソです。CDだからターンテーブルに乗せても再生できないっちゅうの。早速聴いてみると、ついこの前最高傑作と断言していた(いや、僕が勝手にね)『ホロホロ』をはるかにしのぐ。特にアルバムラストの「石神井川であいましょう」は何度も聴いて涙を流した。僕にとっての「夢で逢いましょう」的名曲だった。このあたりのことは、以前エントリーに書いたので繰り返さない。

 振り返って今回のアルバムは、昨年の宮崎ライブで聴いた曲が結構あった。アルバムに収録されているのは全部で10曲。その中の5曲は、昨年のライブで演奏されていた。「よいよいまほろば」、「わたしの真っ赤な自転車」、「青春おじいさん」、「まっしろけ」、「ふらふらここ」の5曲だ。どの曲も完成度は高いし、中山うりワールド全開の曲である。去年のライブで聴いたときも、中山うりが大きく変わりつつあると感じた。それまでS-KENプロデュースだったが、セルフ・プロデュースに変わっていったことも原因のひとつかもしれない。何度も書くが、素晴らしいニュー・アルバムであることは間違いない。このアルバムを初めて聴いてうりちゃんのファンになる人もいるだろう。いや、いるに違いない。ただ、なんていうか、オレのうりちゃんはこんなもんじゃないんだよ。もっと聴き手の想像を超える人なんだよ。写真より実物のほうが可愛いんだよ、と最後はどさくさまぎれで愛の告白であるが、まあ、そんな感じでライブ当日を迎えた。が、しかし、やはり中山うりは中山うりであった。どういうことか。虫刺されやめまい、耳鳴りでドツボにはまっている中高年パンクのワタクシのはるかに予想を超えたライブを展開したのだ。

 という、イントロで前回の中山うりのライブ・レポートを書くつもりだったが、毎度毎度、長文だらだらエントリーはいかがなものか。豊洲の盛り土みたいに、あるはずの中身がないみたいなことにならないか。いったん反省を込めて振り返ってみる。続きは近日中にアップすることを、すべての心ある中山うりファンの皆さんに約束する。ワタシはウソは申しませんっ!!!っって選挙民にウソついて大臣首になった人いたな。いつの時代の話だっての(笑)。



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