今更ですが



ただいま読了。噂に違わず面白かった。京都の、洛中の人間のいやらしさを楽しませて貰ったが、一番面白かったのは最後の章。『私は国旗や国歌、日の丸や君が代に伝統を感じる人々のことも、いぶかしく思っている。あんなものは、東京が首都になってからうかびあがった、新出来の象徴でしかありえない。』『明治政府ができる前の象徴には値打ちがない。そう言わんばかりのかまえを見せる現政権に、私は鼻白む。』

全くその通り、異議なしである。この新書は好評なようだが、こういう本が売れているということに、かすかな希望を持つ。あ、5月3日が過ぎてしまったか。



※おまけの引用。平成11年7月1日の内閣委員会で当時の内閣官房長官だった野中広務の発言から。

> 植竹委員御指摘のとおり、日の丸・君が代は、我が国の長い歴史認識の中で培われてきたものであると存じておるところでございます。
 おっしゃいますように、一時期これが誤った方向に使われたとき、あるいはそういう時代を経験をいたしましたけれども、私どもは大きな犠牲の上に新しい憲法をつくることができ、その憲法を基本として今日まで五十余年、あの忌まわしい戦争に参加することもなく、また戦争に巻き込まれることもなく今日を築くことができたこと、これを重く受けとめ、新しい世紀にどのようにしてこの国が世界に伍していくかを考えますときに、戦後私どもがこの二十世紀中に取り残してきた幾つかの問題を、この機会に新しい世紀へ引き継がないように何をなすべきかということを重く考えていかなくてはならないと思うわけでございます。過去の歴史をかがみとしながら、未来に向けてこの国が他の国々と伍してやっていけるような、そういう節目にありたいものと考えております。(引用終わり)

しかしながら、我らのアベちゃんは先輩を立てるなどという気はさらさらないようだ。こういうところを見ても、「美しい日本人」ではないのはどっちなのか、天照大神に聞いてみたい。



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コメント

国家神道め

昨日まで京都旅行してきました。基本的に楽しかったし、親切な人にたくさん会えたのだが、狭い路地で乱暴な軽自動車にはねられかけ、大通りで小母さんの自転車がスレスレで人の前を横切り(関西の自転車のマナーはすごいというが本当だった)、極めつけは平安神宮で係員が人を外人と思ったらしく、思いっきりぞんざいに扱ってきた。さすが極右国家神道ですわ。そこにいたのは修学旅行と外人さんがほとんどやったが、修学旅行はともかく外人は本音ではお断り。そんなのを感じたなあ。
(なんでそんなとこに行ったかというと駅から聖護院八つ橋~京大の寮、西部講堂を拝見の順路の途中にあったからです。ま、ついでに、という感覚で。ロックTシャツが外人ぽかったか知らんが、他所でも英語で話しかけられた。西部講堂は気が育ちすぎです。2☆しか見えず。後ろから若い兄ちゃん二人も入ってきて「木が邪魔なんだよねー」と言っていた。ちょっとした観光名所か。)

おお、いい季節に京都に行きましたね

もっとも観光客も多いので、大変な時期でもありますが。この新書は書評を読んだときから購入しようと思いながら、アマゾンでも頼み損ねなんだかんだしているうちに今回の連休に入ってしまい、地元の書店で購入。一気に読み終えました。洛中の人間は洛外の人間を京都人と認めないという噂は学生時代にも、ちらほら聞きましたが、まさか梅棹忠夫もワンオブゼンだとは知りませんでした。坊主と舞妓の話や、京都と寺の共存関係など面白い話が満載でした。

もっとも一番面白かったのは、エントリーにも書いたように後半の歴史の話です。戦後生まれの関東もんが、総理大臣になったからと言って、明治以前の日本を全否定するとは何事だという怒りは全くその通り。あのバカ、図に乗って「憲法には自衛隊の表記がない」などぬかしとる。当たり前だろ、今の憲法が出来たときは警察予備隊も保安隊もなかったのは歴史的事実。水俣病だって60年安保だって憲法には載ってないっての。

周縁と中心

周縁と中心部の関係と言うと東京の23区の中にもごちゃごちゃ(下町と山手とか、北部東部と西部とか、山手線の中外、その中でも北と南…等等などなどとか、各県でも県庁所在地とその中の中心と外、衛星市町村・・、都市間対立とか、割とよくありますが、歴史ネタと嫌らしいインテリ(インテリと言うだけで敬遠されがちな人物がそういう言動をしてたというのは「おいしい」かも)が絡みやすく、全国区の話題になる京都は本になりやすいですね。(東京の場合は東京者自体が嫌味なイメージがあるからかいまさらな感じか)大阪から火がついて売れたというのもわかりやすい。

>5月

ちょっと「ザ・観光地」をそれると人がグンといなくなるのも良かったですが、30度ありましたので結構暑かったです。

>あのバカ

ある北陸出身の事情通(笑)から聞いたのですが、捕まったタモさんのタニマチである石川県の北國新聞の社主は元は富山の北日本新聞にいた人。そこを干されて金沢の北國に。そこで森ヨシローと組んで金沢エリートを粛清して、その地位に。普通の田舎新聞だった北國新聞は今やネトウヨに「神新聞」と呼ばれてて、産経より右で、県民を洗脳しまくり。森ヨシローは○×郡の出身で、森のスポンサーのパチンコ屋は県南部の小松市の在日朝鮮人&小松発祥のアパホテル。(アパはご存じ田モさんを世に送りだした)。子分の馳浩は金沢人から「越中サ」と蔑称で呼ばれる富山県出身者・・・と色々面白い話を聞かせてくれました。
コンプレックスがトンデモ右翼を産む見本のような・・・。

わはは、こりゃ面白い

まあ、あえて批判を承知で書けば、しょせん人間なんて他人をサベツして自己の精神の安定を確保しているわけで。経済力でかなわない相手には、出身地をいじることでバランスをキープしようとする傾向ありますが、まあそれでも世間一般に認知されるかどうかですよね。タモリが言い始めた名古屋サベツも、方言のネチャネチャした感じとモーニングサービスとか、名古屋城とか味噌煮込みうどんとか地元でしか評価されないものを全国ネットでさらし者にして笑うことで、それぞれの田舎者の留飲を下げたってとこあるんじゃないですかね。

ところで、↑のコメント返しで、アベちゃんを関東もんと読める書き方をしてしまったのですが、もちろん、あいつは長州もんです。薩長政権粉砕。

758

ちなみにその北陸石川県金沢市事情を話していた人となぜそういう話題になったかと言うと、石川県小松市の産んだ「めんたんぴん」の話から、彼らの地元での現在の扱われ方についてという話題になったからです。その後話が発展し、めんたんぴん、というよりはめんたんぴんの佐々木氏の現在。そこで地元紙の北國新聞文化人となっている佐々木氏と北國新聞とは何、とか小松市などと「県都」金沢市の関係、佐々木氏と出身高校閥・・・、下の世代、ロックに疎い圧倒的多数の中高年読者や出身の小松高校関係者ではない人からは佐々木氏はどう見られているだろうかといった話題。

>あべ

ああいう世襲議員家の「東京育ちの後継者」ってのも色々考え物ですね。変ななくなり方をした森ヨシローの息子(前述の知人によれば、生きているときは地元でも悪しざまに言われていたが、死んだら、親父とおふくろさんが可哀そう、みたいなムードになった。といかにもありそうな話が。)、小渕優子等々。

タモリの名古屋ネタやあの手の土地差別ジョーク、当時は他に「ダサいまた」とか聞きましたが、最近はあまりないような気がします。ネット上にはたくさんあるのでしょうけど・・・。
タモリの名古屋ネタの元は東京在住の名古屋出身者によるものが結構あったのではないかなあと思います。dracさんぐらいまでの世代の方だととにかく名古屋の管理教育やネチャネチャした村社会ってのから大学入学を機に逃げ出した上京エリートがとにかく名古屋の悪口を言いまくるっていうのが結構あったんですよね。(他の愛知県出身者でも同様)、で、大抵地元に残る人間からは裏切り者扱いでその軋轢もおもしろおかしく(実際にはかなり縁を切る切らないぐらいの軋轢があったりしたようだが)。
ただ、皮肉にもタモリのジョークが全日本的に有名だったころにはそういう雰囲気が薄れてきていたような感じがありました。
タモリはブラタモリで名古屋に行くのかなあ(笑)。歴史ネタには事欠かないし、断層だらけだし、京都奈良編などに出てきておなじみの崖の先生はどうやら名古屋出身者のようで(笑)。そのうち岐阜とセットで満を持して・・・(笑)

小松では「めんたんぴん」と書いて

神様と読むと聞きました(笑)。サークルの後輩の鳥肌音楽の管理人が小松出身ですが、彼も最初はブリティッシュ・ロックを聴いていたけど、めんたんぴんに出会ってからアメリカのロックに傾いていったそうです。また彼の高校時代のクラスメートでプログレしか評価しない男がいたそうですが、そんなやつも「めんたんぴんは別格や」と評価していたそうです。多分、ライブの時にLSDかなんかで頭をやられたんでしょう(大)。

忠平のブログを先ほど読みましたが、何だかな~。ま、右だ左だと今更な話ですが、たかだか明治維新以降の風潮に乗っかっている頭の悪い右は嫌いですね。同じ時期に活躍したセンチメンタル・シティ・ロマンスとはずいぶん違ってしまったんだなというのが素直な感想です。

愛知出身の人間て、僕の知る限りでは近親憎悪的な奴が多かったです。サークルの後輩でも愛知出身が結構いましたが、愛知のこういうところが田舎だとかダサいとか平気で言ってましたね。それでも山本屋の味噌煮込みうどんは大好きなようでしたが(笑)。
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