ぐゎんばれ、イバラキ!!47位がどうした!!

 その昔といっても、いつごろだったかをはっきりしないと大抵の話は昔話になってしまう思秋期のワタクシです(笑)。えーと、ちょっと調べてみると平凡パンチが廃刊になったのが1988年だから、たぶんその少し前くらいかな、すでにライバル雑誌とは呼べないくらい発行部数でパンチを抜き去っていた週刊プレイボーイが「ぐわんばれ、平凡パンチ!僕らは強いライバルが欲しいのだ」という特集記事を出して、落ち目のパンチにエールを送ったことがあった。もっとも平凡パンチなんてのは大橋歩のイラストでVANとかJUNなんてこじゃれた洋服メーカーの記事にあふれて、そうそう創刊が1964年。東京オリンピックの年で、今我が国の人口の中で一番うじゃうじゃいるダンカイ世代のバイブルだった。そのパンチが記事も詰まらん、特集もさえない、雑誌の方向性があっちふらふらフラメンコ、こっちによろよろヨーロピアン(by アナーキー、ってロックバンドのほうだよ)で、こんにゃくみたいで挙句はバンザイしてしまったのだが、その落ち目の三度笠のときにあえて頑張って雑誌を再建して、もう一度強いライバルとして復帰してくれとこれは大いに真面目に記事を組んだのだから、週刊プレイボーイの男は上がった。その故事来歴を意識して、本日はぐわんばれ、茨城県というテーマで日本全国で一番人気のない県にエールを送りたい。

 昨日、一昨日だったかモーニングショーや夕方のバラエティ系のニュースに、やたら熟年好きの漫才師やデブだけど踊りだけは得意なデブ女が「なめんなよ」などと、これはもうバブル期に流行ったナメ猫(ドントペロリアンなんてコピーもあったっけ)というか、今は忘れ去られたTHE CRAZY RIDER横浜銀蠅ROLLING SPECIALみたいなことを言ってるシーンに何度か出くわした。うん、なんだ、どうしたとテレビの画面を見ると、そこには47という数字がでかでかと出ている。これは偶然にも我がポンニチの都道府県の数と同じだとさらに注意して見てみると、何やら全国の都道府県の人気番付というかチャートの発表があって、1位は北海道、2位は京都などの人気の都市がならぶが、なんと堂々47位、つまり最下位、つまりドンベに輝いたのは、それも2年連続で輝いたのは茨城県だったらしい。そこで、先ほどの男女二人が「なめんなよ」と言っているらしいのだが、人気が最下位だったら舐められてもしょうがない。いや、違ったそんなことを書くつもりじゃなかった。僕がどうしようもない大学生活を終わり、このキビシー、シホン主義社会で生き抜いていく知恵と技術を教えてくれたのは、何と茨城だったことを思い出し、いや、そんなに悪いところじゃないよ、いいところもいっぱいあるよと弁護してやりたくて、本日のエントリーをアップすることにしたのだ。

 そう、だからそのテレビを朝の出勤前で少し気持ちはせいていたけど、画面に向かって、「茨城もいいところあるぞ。大洗の海水浴場に、えーとえーと、つくばの学園都市もある、水戸にはオレは大嫌いだが納豆もあるし、梅まつりもある。水戸黄門が米俵に腰かけて百姓の婆さんから追い掛け回されたってのは、あんなもん、講釈師の作り話だが、えーとえーと日立、そう日立がある。あそこで初めて仕事して、お客さんの職業聞いたら誰もかれもニッセイ、ニッセイというから、えらい生命保険の人が多いなと思ったら、日立製作所略してニッセイって、そんなもんわかるかー」などと叫んでいたら、配偶者から遅刻するから早く行けと言われた。

 その日の仕事が終わり、家に帰り先輩からいただいた京都土産のマキコーヒーを飲んでいたら、またニュースで47位だけどいいとこあるぞ茨城なんてやってたけど、今度は登場する地元の人がみんなネガティブで、自虐的。どうせ、こちらは最下位だからとひねくれている。それを見ていて、「いや、あかんやないか、そんなことでは。それだから茨城の人間はみんなデレ助と言われるんだよ。もっと自信を持てよ、そりゃ牛久の大仏は意味がないし、今どき戦国時代の軍師官兵衛じゃないんだから干し芋なんてありがたがらん。あんこう鍋が旨いと言ったって、そりゃ下関のフグ鍋のほうが豪華だし、美味しそうじゃないか。何が悲しくて深海魚を食わねばならぬのだ。おまえら、そんなに食いもんがなかったのか。そういえば、初めて茨城で生活した時に、関東、特に北関東の人間は牛肉を食べないというか、豚ばっかり食べていたっけ。たまには牛肉食べようって会社の奴を誘っても、『う、ウシなんか食ったら、おめ、角はえっど。九州の人間はおとろしいことすんな~』などと若干訛って返事されたっけな、そうそう、そもそも茨城県は「イバラキ」なのに、地元民がみんな訛って「イバラギ」って発音するから、オレも長いこと「イバラキ」は大阪の茨木市で、北関東の茨城は「イバラギ」と発音すると思い込んでたじゃないか」などと叫んでいたら、バカ娘1号にうるさいと言われ黙るしかなかった。

 しかし、しかしだ、イバラギも住めば都だった。水戸にいたときは千波湖の近くの会社のアパートに住んでいたな、和室6畳の2DKに10人くらい一緒に生活してたな。仕事は営業だったから夜は遅いし、だいたい10人からの人間が風呂に入るのを待っていると夜中になるから、ほとんどの連中は平日は風呂に入らず、コロンで匂いをごまかしていたっけ。風呂に入るのは土日だけだったけど、1週間ぶりに入るのは気持ちよかったな。飯はまだ当時はコンビニがぼちぼち出始めた頃なので、大抵セブンイレブンか地元のわけのわからないエセコンビニ、深夜0時まで空いてれば御の字だった。そうそう、下館の寮にいたときは近くにタイムリーワンってやっぱりローカルコンビニがあって、店名の由来は深夜1時までやってるからって聞いたな。でも深夜1時に行く客ってオレくらいだったよな。買い物終わって外に出ると街灯がないので、真っ暗で、その時の会社の寮は小さな平屋の借家で電気つけっぱなし、鍵開けっ放しだったけど泥棒に入られたことは一度もなかったな。水戸の生活だけど、一緒に寮住まいしていた連中はみんな茨城県や栃木県内に実家があったので5月の連休はそれぞれ帰るのだが、九州から来ていた僕は一人だけ。まあ、自由を満喫できたのはいいけど、一人じゃつまらんから、水戸駅の近くのにっかつロマンポルノの上映館に行ったら、そこは有名なハッテン場でガラガラの席なのにわざわざ隣の席に座る親父がいる。何だこいつと思って見ていると膝の上にスポーツ新聞を開いておいている。映画館だから暗くて新聞なんか読めるはずないのに、何故かその新聞が動く。ガサガサ動く。枡を描いているんだということが分かるまで、なーんびょう、かかっただろう(ここ「恋するカレン」でお願いします)。気色の悪い奴やと思って別の席に移動したら、新聞紙を腰巻みたいにしてまた隣の席に来た。付き合ってる暇はないのでさっさと映画館を出たけど、その時のオールナイト料金1000円は誰が払ったんだ、オレだ。やってられん。

 ま、それはさておき、茨城には水戸の市役所の隣のビルに入っていた会社で働いていた。毎朝、その雑居ビルの屋上でラジオ体操したり、朝の気合一番の挨拶をしたりするのだが、ちょうどその位置に市役所のビルの窓があり、小役人どもがへらへら笑いながらこちらを見ているという状況が大変不愉快だった。営業部長に言わせると市役所にいる人はみんな自分の会社のファンだなんてのんきなことを言ってた。そんなこと言ってるからバブルの後にあっさり倒産して自社ビルも乗っ取られてしまったっちゅうの。あれ、なんだか、いやなことしか思い出さん。うーん、きっといいことはあったと思うし、多分住めばなじめると思うけど、今更住みたいとはおもわんな、やっぱり。でも、2年連続最下位はあまりに可哀想だ。ぐわんばれ茨城県、と声援だけは送っておこう。ということで、本日は茨城出身の忘れ去られたミュージシャン、寺内タケシとブルージーンズの「太陽の彼方に」。♪のってけのってけのってけサ~フィン(笑)



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