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10月は黄昏てるぞ、というショートエントリー

 先週は体調が良くなくて、手抜きのエントリーばかりだった。いや、普段のエントリーも大体そんなもんだから、別に卑屈になる必要はないが、それでもblogを更新するのが義務みたいになっては本末転倒である。いったい何を考えて、今月は毎日更新すると決めたのか、今となってはわけがわからんが来月からは元のペースに戻そう。ということは、今月というか今週の金曜日まではしつこく更新を続けるというわけだ。とはいうものの、以前書いて中断している話、たとえば学生時代のアルバイトの話やサークルの歴史の話、ヒットポップスの話やライブ日記の続きなどはしんどいから書かない。体調は良くなったものの、やはり目が疲れやすいのと肩が凝りやすくなっているので、長文を書くのはしんどいのだ。じゃ、何の話だと言われると困るが、今この段階では何も考えていない。ただパチパチと端末のキーを叩いているだけだ。

 ま、無難に先週の振り返りをしてみると、何も思い出せない。仕事が忙しかったこととやたら頭痛に悩まされたこと以外、何も出てこない。オレの小さな灰色の脳細胞はどうなってしまったのか。かれこれ35年以上前の大学時代のことは、すぐに思い出せるものの(もっとも、こちらもだいぶ怪しくなってきた。日曜日に2006年や2007年にアップしたエントリーをざっと見直していたら、完全に忘れている話もあった)、たかが先週1週間のことが思い出せないようでは、ちょっとまずいのではないか。えーと、燐さんから中山うりのサイン入りCDを送ってもらったのは、あ、あれは10月3日にアップしているから3週間以上前の話だ。えーと、えーと、そうだ25日に西藤ヒロノブのライブがあるけど、どうしようか迷った挙句、一緒に行こうと誘ったおねいさんの都合が悪くなったので、僕も行かなかった。あ、それで終わりか。ザットイズオールなのか、オレの人生はそんなもんか。

 まあ、そんなもんかなという気はする。最近よく見聞きするのは学生時代に熱中したミュージシャンや作家などの訃報記事ばかり。自分自身も体調は思わしくなく、体のあちこちにガタは来ている。人間っていうのは一気に落ち込むことはそうは無いが、徐々に低空飛行になって、ある時突然エンジンが止まってしまう。場合によっては、新鮮なガソリンが注入されて汚れも落として、またブルブルブルブルと動き出すこともあれば、まったく完全に止まってびくとも動かなくなることもあるのだろう。季節も秋だが、僕の人生における季節も秋に近づいているのかもしれない。などとちょっとメランコリックな気分になってしまったが、いやいや、何の何の、人生はまだまだこれから。小林信彦も『人生は51から』とエッセイのタイトルにしているではないか。まあ、こちらは51をはるかに超えてしまったが。ということで、本日の忘れ去られたミュージシャンはキャプテン・ビヨンド。第1期パープルのボーカルだったロッド・エバンスと元アイアン・バタフライのラリー・ライノ・ラインハルトとリー・ドーマン。ドラムは同姓同名のミュージシャンがいるが、ボビー・コールドウェル。1作目のアルバムが曲の切れ目がなくてカッコよかった。77年の再結成はダサかったけど。



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コメント

いい選曲ですね

今年の初めでしたか、訪問させてもらっている 他のブロガーさんが、キャプテン ビヨンドのライブ音源と画像を取り上げられてました。すぐ解散したイメージでしたので、ライブ画像が有ったのは とても意外です。元~が集まったスーパーバンドでもブラインド フェイスを筆頭に べドラム、デテクティブ、ファーム、ワイルド ホーセズ等と 短命なバンドが 多かったですよね。 昨晩は ジャック ブルースを偲んで クリーム解散コンサートのLD(笑)を 観てました。合掌…

その短命グループに

ラフ・ダイアモンドも加えてください。デビッド・バイロンのボーカルとクレム・クレムスンのギター、ジェフ・ブリットンのドラムで大いに期待して、その期待通り1枚目は愛聴盤でしたが、あえなく消えてしまいました。長年、CDを探してある時再発になると聞いて、今は亡きタワレコに行ってみたらバドカンのほうのラフ・ダイアモンドだったという話はこちらです。
http://gakkan.blog64.fc2.com/blog-entry-321.html
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Author:drac ob
1975年5月から1981年3月まで、眺め続けた景色から時代と文化が見えてくる。混迷と停滞の時代を撃つ、はずはない。

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