ストーミィ・ウィークエンド、そしてソロ・ピアノ・デートの日 その2

 前回のエントリーに書いたように、BBQは魚介類をメインに焼きながらスタートした。塩やタレで味付けされた魚や海老は美味しかった。また本日の海釣りで釣って来たばかりのキスやチヌなども、大きさは熱帯魚程度ではあったが、H君の二男坊(面倒なので以下はH2坊と略す)の華麗な包丁さばきで刺身になって提供された。海釣りに参加したのはH君親子に『北朝鮮までノンストップで走るマイ・ボートを持っている海釣りの帝王』などと豪語しているZappy君など。で、釣果はといえば、赤ちゃんの手のひらサイズのキスをZappy君が1匹釣り上げ、その他の10匹前後の魚はH君親子が釣ったらしい。鯛やヒラメまでは期待していなかったが、それにしてもまあなんというか微笑ましい結果である。それでも釣りたての魚は新鮮で、こんな小さいのは刺身じゃ無理だろと思ったが結構食えた。もちろん、魚だけでは収まらないので肉類もどんどん投下され、各自のボルテージは上がってきた。後ろには曇り空ながら夕日が沈んでいくのがフィルター越しに見える不知火の海があるし、風も適度に吹いて心地よい。

夜のBBQ

 酒が進んでいくうちに、それぞれの近況報告が行われ、僕は最近やっているウィークディベジタリアンとウィークエンド肉食獣の生活を話した。特に最近はまっている煮豚の作り方などを話していると、何故かI上君がハゲしく、いや激しく頷く。聞いてみると秋口あたりにラーメン屋をオープンする計画があるという。それを聞いた途端、Zappy君が「それじゃ、開店祝いに海原雄山ごっこをやりに行かんとダメっすね、drac-obさん」、と他人の不幸は蜜の味的な声で叫ぶ。こちらも「そりゃそうだ。髪をオールバックにして、和服を着て、体格は最近、海原雄山にやや近くなってるから、いや、それはいいが、とにかく、『ごめん』と言って店に入って、突然、『なんだ、このザマは、あるじを呼べ、ええい、お前では話にならん、うん、貴様は史郎、相変わらずクズな連中と一緒か、ええい、不愉快な』みたいなこと言ってテーブルをひっくり返すわ、丼は割るわ、半鐘は鳴るわ、火消しは来るわ、大八車は来るわ、みたいな大騒ぎしたいな。」などと建設的な意見を出す。しかし、I上君は何故か苦い顔をしていた。これからスタートする新規事業を一番知られてはいけない連中に知られてしまったというような表情だったが、多分、僕の思い過ごしだろう。

ハゲシク同意するI上君

 そんなバカ話で盛り上がっていると、調理を担当していた女性陣、つまりZappy君の奥さんとI上君の奥さんがやって来た。この二人、仲は良いのだが性格は完全に正反対。多分、拙blogを読んではいないと思うが、万が一のことを考えてオブラートにくるんだ言い方をすると、Zappy奥さんは活発、良く喋る。I上奥さんはおとなしくて自分から口を開くことはない。その二人がもってきたものはおにぎりだった。酒飲みなら分かると思うが、呑みはじめからメシを食うやつはいない。メシは呑んだ後の締めにお茶漬けとか雑炊とか、あるいはおにぎりと番茶みたいな感じで頂きたい。しかし、Zappy奥さんは、「はい、パパ。おにぎり食べて。でないとまた悪酔いするよ。ちゃんと食べて、ほら。あ、drac-obさんも知らん顔してる場合じゃないでしょ。一緒に食べなさい、え、食べた、ウソじゃないですよね。ホントですよね。ほら、パパ。あのdrac-obさんも食べたんだから、ちゃんと食べなさい」。

 仮にも元上司であるし、人生の先輩でもあるワタクシに対して、そのようなものの言い方は如何なものかと思うのだが、それでも僕は奥さんに同情していた。なにしろ、このキャンプでZappy君の乱れ方、悪酔いの仕方は半端じゃなかった。何度、真っ白な灰になってしまったことか。また周囲の人に酒や水や氷をぶちまけた回数は、もう数限りない。そういう旦那様の醜態を未然に防ぐためにも、早めにメシを食わせて呑む量を少なくしようという生活の知恵である。結果はどうだったか。握り飯の1つや2つで押さえつけが出来るような酒癖じゃないんだ、彼は。この後、例によって事件を起こすが、それはまた。

 そういえば、普段おとなしいI上奥さんだが、今回のキャンプでは珍しく大きな声が出た。いや、怒ったとか気分を害したとか言う話ではなく、僕の意見とまったく一致して、いわゆる「異議ナシ!!」状態になったということだ。BBQの間はほとんど全員がビールを飲んでいた。いや、正確に言うと第三のビールでキリンの「のどごし生」とサントリーの「金麦」の二種類があった。ちなみに僕は金麦(これを配偶者はキンバクと読んだ。ゴールデン・ボンバーじゃないっちゅうの)を飲んでいたのだが、ふと思い出して「この金麦のCMに出ている女優、ゲロうざいよな。」と言ったところ、ほとんど全員が?????状態だったが、I上奥さんだけが「そう、そう」と合いの手を入れた。僕は、「あいつ、ゼッタイ秋吉久美子を意識してるぞ。やることなすこと、『ワタシ可愛いでしょ、ほら、とっても魅力的でしょ』みたいなオーラ出しまくってるし、ゼッタイ自分は男に好かれると思い込んでる。媚びてる」と断言すると、「そうです、絶対に秋吉久美子意識してますよ」と、これは本当に大きな声で賛成してくれた。そして調子に乗った僕が「ただ、不覚にも一瞬カワイイと思ってしまう瞬間があるんだ、これが。まあ、これは男の悲しいサガだな」というと、「それはちょっとおかしいです。drac-obさんは、ちょっと可愛い女の人ならだれでもいいんですか」などと風向きが怪しくなってきたので、「いや、ほら、あの女優、名前なんていうのかな」と話題を誤魔化し、回りの男性諸君に救いを求めたのだが、これまたそういうことを一切関知しないK瀬さんや、N村君は「いやー、知らんね。どんな女優」などと他人ごとであった。後で知ったが最近金麦のCMは件の女優バージョンと戸田恵梨香(こちらはカロリーオフの金麦)バージョンがあり、ほとんどのメンバーが戸田恵梨香バージョンを連想したらしい。



 そんな話で盛り上がっているうちに辺りは真っ暗になり、そろそろ風呂にでも入って汗を流して、室内でまた呑むかということになった。この御立岬公園は温泉もあり、キャビンから出て一度山の上に行けば、入浴料半額で入れるらしい。もっとも、全員酒も入ったし、歩くのも面倒なのでキャビンの風呂で済ますことにした。しかし、この風呂場が立派なもので、ユニットではなくちゃんとした在来工法。浴槽は大人が横たわっても十分だし、洗い場も1坪ちかくある。堂々たるものだった。しかも、ハンドタオルもバスタオルもシャンプー、リンスなど全て備え付けだった。わざわざリュックに入れて持ってくる必要は無かったが、こればかりは用意しておかないと悲惨な目に合う。年長者の特権として早めに入らせてもらった。風呂から上がると和室には既に布団が引かれていた。そう、布団やタオルケット類も完全装備。こりゃ荷物は何もいらなかったなと話をしていたら、H2坊が「drac-obのおじちゃん、マッサージしてやろうか」と言ってきた。魚釣りも上手で、魚をさばくのも上手だが、この中学生は柔道部でスポーツマッサージが得意技なのである。渡りに船とすぐに頼んだ。「お客さん、ずいぶん肩が凝ってますね。」などと生意気なことを言うので、「いや、オレは肩凝りは無いと思うけど」と言ったとたん、筋をこりこりされてその痛みに飛び上がった。「ほら、こんなに凝ってるけど気がつかないんですか」「気がつかんのや~」「ホントですか」「ほんまなんや~」「それでも人間ですか」「人間ちゃうんや~」などと大木こだま・ひびきの真似をしているうちに気持ちが良くなりいつの間にか転寝をしていた。

 「!!!!」、何を言ってるか分からないが、とにかく異常事態というか緊急事態であることは間違いのない叫び声が聞こえた。布団から飛び起きると、声を発したのはH2坊。布団の一部を指さし「ムカデ、ムカデ」と叫んでいた。見ると、体調は5センチもないくらいだが、確かに百本近く足があると思われる節足動物がそこにいた。すぐにH君が飛んできてタタキ殺し、その死骸を箸でつかんで窓から外に放り投げた。そういえばこのキャビンの入り口に『室内は害虫駆除をしているが、それでも季節がらムカデなどが出るので注意しろ』みたいなことが書いてあった。みんなでどこからムカデが入って来たか話し合ったが、布団の隙間にもぐりこんでいたという説と畳の隙間から出てきたという説が有力だった。そして誰かが「ムカデはペアでいるっていいますよね。1匹見つかったから、もう1匹いるかも」と不吉なことをいう。そんなことを言ってたら、「ムカデ、出た」と今度はフローリングの部屋で叫び声が上がった。先ほどのムカデよりもっと小さく3センチもないくらいだったが、確かにムカデ。小さくても刺されれば痛いし腫れる。侮ってはいけない。今回もH君が、電光石火で血祭りにあげ、窓の外に放り投げた。外は人家は全くなく、松林というか崖の上の森なのでバック・トゥ・ザ・ネイチャーでムカデも本望の筈だ。

 ムカデ騒ぎですっかり目が覚めてしまい、マッサージのお蔭で肩も軽くなり、僕はまたみんなと一緒に飲み始めた。僕のマッサージが終わるのを待っていたZappy君が今度は、H2坊から腕ひしぎ逆十字などを掛けられている。「イテテ」とか「お前、手加減しろよ」などと最初は言っていたが、しばらくするとZappy君がマジな声で「こら、お前、泣くな。男だろうが、おい、泣くな」などと言ってる。振り返ってみると、H2坊が布団の上で泣いている。その横でZappy君がなだめているのか脅かしているのか良く分からない口調で、とにかく泣き止めと言っている。それを見たZappy君の奥方は彼を叱り始めた。「パパ、パパがいけないんでしょ。子供相手にむきになって」「むきになってないけど」「だったら何で泣いてるの」「分からん、いきなり泣き出した」「分からんじゃないでしょ。パパが子供相手に本気出したから泣き出したんじゃないの」「いや、こいつはもう中学生で柔道部だから、本気出さないとオレが負けるから」「ほーらやっぱりパパが泣かせてる」。このやり取りを聞いて、薩摩は男尊女卑なんてのは幻想なんだなとつくづく思った。やっぱり母ちゃんが怖いのは日本全国共通なのだ。

 などというムカデ騒ぎや子供を泣かせるなどというハプニングはあったが、それでも例年になく穏やかに夜は進んでいった。ひとつには僕が、途中からアルコールを止めて烏龍茶にしていたこともある。実は、このキャンプの翌日に酒井春佳のソロ・ピアノ・コンサートがあるので、あんまり二日酔いになるのはマズイという自制心が働いていたせいだ。というのは多分誘っても断られるだろうな、それは分かっているがオトコだったら負けると分かっている闘いにも決起しなければいけないときがある、ああ、インターナショナル、我らがもの、と後半はぐだぐだになったが、何を隠そう、以前からお慕い申し上げている訳ありのおねい様に一緒にライブに行かないかとお誘いのメールをその日のBBQの間にしていたのだ。シカトされるかと思っていたが、案外早くOKの返事が来た。これは明日は万難を排しても行かねばならぬ。今回、行きに3時間半ほどかかったので、翌日のライブに余裕を持って行くためには、ここを遅くとも9時半には出発したい。そのためには呑み過ぎてハングオーバーになっていてはいかん。また、もしかしてライブの後に何かいいことがあるかもしれない。いいこととは何だと聞かれてもいいこととしか答えようはない。そんなもん絶対にないという声も聞こえるが、世の中に絶対ということは無い。森羅万象、天地天明、有象無象、ないったらないんだと最後は心からの悲痛な叫びではあるが、要するに体調万全にしておかないとライブも楽しめないという、まあ常識的な判断である。

 しかし、こういうところはやはり女性に見抜かれるらしくZappy奥さんから「drac-obさん、オカシイ。お酒を飲まず烏龍茶飲んでる、何、明日何かあるんですか」などと突っ込まれた。僕は腐っても九州男児である。こういうときにウソがつけない。こういう性格が人生においてどのような失敗を引き起こしたか、枚挙に暇が無いが今は触れない。「え、いや、明日はデートなんよ、でへへへ」と多分締まりのない顔で答えたと思う。「デートって奥さんと?」「ハァ?何が悲しゅうて花の休日に配偶者とデートせなあかんの、人生は短い喧嘩している暇はないとジョンも歌ってるでしょうが」「だったら誰とデートですか」「野暮な事いっちゃいけねーよ。デートつったらデートなのよ」などというやり取りをしていたら、「じゃdrac-obさんは不倫を認めるんですね」などといわれた。これは断固粉砕せねばならぬ。メロスは決起した。

 「いや、不倫は覚せい剤と一緒でダメ・ゼッタイ。不倫というのは人の道を外れることだからオレも絶対にしません。まあ、絶対ということは世の中にない、ってどこかで言った気がするが、それはともかく、不倫はダメですよ。ただね、浮気はね、これはしょうがない。気持ちが浮ついてしまうなんてこと長い人生であるでしょ。無いはずがない。でも浮気もね3回やったらダメね。2回まではセーフ。これはもう、世界共通のルール。グローバルスタンダードっちゅうやつね。ほらバスケでもトラベリングってあるじゃん。あれと同じ。でもね、2回やってインターバルがあればまた2回はオーケーなんだよ、これがルールの盲点てか、ネズミ―ランドを所有する某大国が良く使う手なんだな」などと持論を展開していたら、Zappy君から「見損ないました」と言われた。意味が良く分からんが、所詮、女房のケツに敷かれているやつの泣き言だろう。とまあ、そういう訳で例年午前1時や2時になっても誰かが起きて呑んで喋っていたといういつものキャンプと違い、午前零時を過ぎた段階で呑み会はお開き。僕たちはもう一つのキャビンに移って休むことにした。前のキャビンは全員でムカデの有無を調べたが、新しいキャビンでそれをやる元気はなく、刺されたら刺された時だと覚悟を決めて寝た。それでも根が小心なN村君は畳の隙間から出てくるムカデのことを考えたら怖くて眠れなくなり、フローリングの部屋に出してある食事用のテーブルに布団を敷いてそこに寝ていた。夜中にトイレに起きたときはてっきり脳卒中か何かで倒れたと思い肝を冷やした。

 翌朝は例によってカレーの朝食を食べ、部屋の整理と外のBBQの片づけをしてキャンプの管理棟に引き上げる電話を入れた。前に書いたようにキャンプ場と駐車場まで結構距離があるので、連絡をすると軽ワゴンが来て荷物を運んでくれるのだ。おかげで坂道も難なくのぼり、駐車場に集合したのは9時ジャストだった。来年の夏は宮崎勢が幹事と決まったので、僕とN村君は即決で青井岳キャンプ場にすると宣言した。今回の御立岬公園は景色が素晴らしくキャビンも良かったが何しろ遠かった。これは軽トラという移動手段の問題だという指摘も一部にはあったが、とにかくToo Farだった。来年は近場(宮崎勢にとって)という本能が働いたわけだ。軽トラの荷台に荷物を放り込んで、僕達は帰宅第一号として山を下った。走り出して少し経つとN村君がメーターを叩いた。「drac-obさん、ガソリンを抜かれたかもしれん。昨日は半分以上入っていたはずなのにメーターがゼロになってる」「え、あ、ほんまや、ヤバいぞ、どっかでガソリン入れるか」「うーん、ただこの軽トラも年季が入ってるから、最初からメーターが壊れていたかもしれんし、たぶん大丈夫でしょう」。大丈夫ではなかった。帰りは芦北から人吉を抜けて帰ろうとしていたが、芦北の町を過ぎて人吉に抜けるルートに入った途端、軽トラは止まった。

ガス欠_convert_20130922182210

 僕が最初に疑ったのはガス漏れだったが、車体にも道路にもガソリンが漏れた様子はない。やはり何者かがガソリンを抜いたのだろう。軽トラのガソリンタンクは、ドライバーで簡単に鍵が開くので、そこから抜いていったんだろう。とすると他のメンバーの車もやられている可能性がある。とりあえず、H君の携帯に連絡するが出ない。K瀬さんの携帯にかけたらつながったので状況を説明してレスキューに来てもらうことにした。実はH君とK瀬さんは1台の車に乗っていて、運転者がH君だったため携帯に出られなかったようだ。Zappy君にもメールしたが、返事が来たのは僕が自宅に帰って休憩している頃だった。相変わらず使えない男だが、実はその時はI上君夫婦と一緒にぶどう狩りに向かう途中だったらしい。これも前日のBBQの時、Zappy君の奥さんがどうしても行きたい、Zappy君は遠回りになるから行きたくないというのを僕が夫婦円満の為には旦那が折れるのが一番と、ここはやはり人生の先輩として説教してやり、本人も同意した癖に翌朝になったら知らぬ・存ぜぬで通そうとしたので、それはあかん、人の道に外れると再度説教したのだ。話がそれたが、H君の車もガソリンを抜こうとした形跡が残っていた。つまり確信犯だ。しかし、夜中にこっそり山の上の駐車場に来てガソリンを抜くというのは、どう考えてもジモッチー。他所からキャンプに来る連中はあらかじめガソリンをたっぷり入れてくることを知っている奴だ。真夜中に、もしかしたら酔狂なキャンパーが駐車場のところに星を見に来るかもしれない。そういうスリルと闘いながら、懸命に抜いたガソリンが推定10リットル。アホなやつだ。

 GSを探しに行ったH君たちが戻ってきた。街の中心部と正反対の方向に向かったので心配していたのだが、H君がGSの場所を知っていて、そこで1000円分ガソリンをタンクに入れてもらい、帰りに僕たちがそこでタンクを戻し追加のガソリンを入れたらいいという段取りまでしてくれていた。ありがたい。タンクのガソリン、多分6リットルくらいだが、それを入れてキーを回すとエンジンがかかった。「車はガソリンで走るんです」という古いCM(モップスの鈴木ヒロミツが出ていた)を思い出した。H君グループにお礼を言って、僕達は再び人吉を目指して走った。このルートはその昔、まだ宮崎から熊本までの高速が開通していなかった頃、しょっちゅう走ったルートだ。球磨川と並行している細い道を深夜80キロ近いスピードで暴走したものだ。たまに、それこそ地元の軽トラがテレテレ走っているとぴったり後ろに付いてパッシングして道を譲らせる、などという悪いことも良くやった。しかし、移動は大抵夜中だったので周囲の景色を見ることは無かった。今回、球磨川沿いの道路は綺麗に整備されていて、また日曜だったので急流下りの船やゴムボートと何度かすれ違った。人吉の街中を過ぎるといよいよ県境のループ橋である。ガソリンがあって良かったと思い、何気にメーターを見たら固まった。なんとまたもやメーターはゼロを示しているのだ。ということは、ガソリンを抜かれたのじゃなくて、洩れているんじゃないか。しかし、ループ橋の、それも登りの途中で、こんなところで車が止まったら完全にアウトだ。近くにスタンドは無いし、しかも交通量も多く、一方通行みたいな状況である。僕は思わず「走れ、とにかく走れ。ループ橋の上まで行けば後は下り坂だ。そこまで行けば何とかなる。走れ、熱いなら」と最後はパンタのセカンド・アルバムのタイトルを叫びながら軽トラを叱咤した。一念岩をも通す、いやおねい様に対する熱き想いのお蔭か、僕達は行きの3時間半という記録を1時間以上短縮し無事宮崎に帰ることが出来た。さて、これから楽しいデートである。というところで今回はこれまで。いやー、ここまでは書いていて楽しかったな、などと次回にやや暗い影を残しつつ、今日はこっでしみゃー。



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コメント

わかるような

そのCM私もわざとらしくて嫌いです。でもそのCMのおかげであの人、去年の大河で「魔性の白痴美女」役を手に入れました。しかし、イマイチだなーと思って、ドラマ自体見なくなりました。演技は上手い方だと思うんですが、色気が無いように思う。

でも他の人がそのCM自体をあまり認識していない状況もわかります。そんなにCMとかテレビをちゃんと出演者の不愉快さまで認識して見てる人ってあんまりいないのかも。
私はそのCMは認識してましたが、肝心の商品をよく知らなかった(笑)。ガンマジーティーピー問題で、ビールあまり飲まないんです。キリンかサッポロの商品だった気がするなー、とか、それもよく認識していなかった始末。

おお、同志(笑)

サントリーの金麦という、第三のビールは値段も手ごろだし、味も結構気に入ってるんですが、あのCM女優だけがあかんのですわ。walker-bros さんも指摘されているように、色気が無いのが一番でしょうか。色気と言っても肉食系の感じではなく、そこはかとなく感じる色気といいますか、和食系の色気がない(笑)。それは一体なんだと言われてもちょっと困るけど、ちょっとしたしぐさなんかでハッとさせるものが無いのかな。

さて、γ-GTPは僕もアル中時代に泣かされました。平気で1000くらいまで上がったりして、こりゃ命に係わると慌てて病院に行ったり(笑)。今は、ウィークディベジタリアンなので平日は一滴も飲まない生活をしています。その分、反動で週末ちょっとハングオーバーってときもあるけど、おかげで今は数値は30くらい。いたって健康です。 walker-bros さんもくれぐれもご自愛ください。
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