大脱線 JEP-OB CAMP STORY

 分かってます、分かってます、みなまで言うな、皆の衆。「過去への旅路」の続きを書く、書くんですよ、ワタクシは。え、いや、そんなこと言って、お前さんの場合はこういうシリーズものは途中で必ず飽きてきて、寄り道というか脱線話を間に入れて、いつの間にか立ち消えになった話ばかりじゃないか、ええ、どうなんだ、というご指摘があることは重々承知の助ですわ、はい。それでも、やはりこれだけは先に書いておかないと鮮度が落ちてしまうので、「過去への旅路」をもう1回だけお休み(前の話から随分あいだが空いているというところは、また別の問題だとして、笑)させていただいて、先週行ってきた恒例のJEP-OBキャンプの話を書いておきたい。

 そうそう、それともう一つ。ちゃんと書いておくべき話があるのだ。先日、仕事が終わって家に帰ったら、机の上に茶色い封筒が置いてあった。郵便物で、表に書いてある文字からsugarmountain君からだとすぐにわかった。手に取るまでもなくCDかDVDだと思い、急いで封を切ったらBingoでした。下地勇の新作、前回は彼のキャリアの総決算で2枚組のベスト、しかも全曲新たに録り直しという素晴らしいものだったが、今回のベストも下地が標準語で歌ったものや誰か別のシンガーのために書き下ろした曲のセルフカバー集。テレビのワイドショーの挿入曲になり話題となった「一粒の種」とかBeginの島袋優と組んだユニット、シモブクレコードでおなじみの「AKICAN」、そしてその島袋がプロデュースした名曲「また夢でも見てみるか」等、実に聴きごたえのある曲ばかり。しかも、ご丁寧にボートラが3曲も入っている。中には沖縄でしか聴けなかったオリオンビールのCM曲も入っている。いやー、いいものを頂きました。

 そういえば彼は「過去への旅路」シリーズでも書いたけど、淀屋橋の居酒屋で「大坂夏の陣」と銘打った元DRACメンバーによる呑み会の時にも、商売道具のCDやDVDを大量に持参して、僕もマリーンやノラ・ジョーンズなどの女性シンガーのアルバムなどをもらった。そうそう、その時に初めて会った後輩のT花君などは「drac-ob先輩を手ぶらで帰すわけにはいかない」などと、まるでどこかのオリンピックに出た水泳選手のようなことを言って、宴の終わりに僕にさりげなく高級フランス菓子を持たせてくれた。たかが大学のサークルの先輩・後輩の間柄でこれである。いわんや就職先の上司部下の関係においてをや。などと、その昔、古文で反語などと教わったフレーズがつい出てしまうのは、先日のキャンプで、あれほどいろいろ仕事を教えたかつての部下の諸君が手ぶらですよ。手ぶら。え、盆暮れの付け届けはしっかりするのが社会人の常識ではないのか。メロンだとか幻の焼酎だとか強欲なことは言わんが、それなりの手土産のひとつやふたつはないもんかね、いったい。

 こういうことを書くと、Zappy君が大声あげながら「いや、僕はちゃんと手土産持ってきました」というのは目に見えている。うん、確かに頂きました。以前、僕が欲しいといった好みをしっかり覚えてくれていたのは感心したし、ちょっと感動した。しかし、しかしである。僕もいい大人なのだ。何が悲しゅうて薩摩剣士隼人のストラップを、それも「つんつん」「コンコン」「隼人」の3タイプもらわなければいけないのか。いや、これは嫌がってるわけでは全然なくて、当然嬉しいのだが、どうせなら「ヤッセンボー様」のストラップも欲しかった、などと無い物ねだりをしてみるワタクシであった。まあ、これくらい書いておけば次回、冬のキャンプの時には「さつま揚げセット」とか「錦江湾獲れたて、ぴちぴちのキビナゴの天ぷら」とか何かそういう気の利いたものを持ってくると確信している。

 てな前フリを終わって、毎年9月と11月に行われる昔の会社の仲間のキャンプ、場所はいつもおなじみの伊佐市のキャンプ場にまたもや行ってきました。今回は、宮崎から昔の上司だったM木さんと当キャンプを最初に始めたN村君の車で3人雁首そろえて走った。今考えてみると、M木さんは九州ブロックの支社長だったし、僕はそのM木さんをサポートする営業管理課の元係長、そしてN村君は熊本の元営業所長。かつてのJEP九州ブロックの中間管理職ご一同様である。車中、例によって昔のさまざまなメンバーの話が出てくる。今回は宮崎に所属していた女子社員の噂話で盛り上がった。ここに書くことが出来ないのが残念なくらい、面白い話ばかりだった。ひとつだけ書くと、夫イケナイ妻フリン、いやいや、おっといけない、その一言が命取り。どんな話だったかは皆さんの想像にお任せする。

 このキャンプもここ数回は参加メンバーが固定して、それはそれで楽しいのだが、今回は熊本出身熊本採用、生え抜き肥後もっこすのN村君が初参加すると聞いて、楽しみにしていた。あ、苗字が被るので、こちらのN村君は名前の方でM男君と表記する。このM男君と会うのは、彼がJEPを退職してからなので四半世紀ぶりだ。中途採用の即戦力として期待された男で、その期待にたがわない働きをした。ルックスも甘い二枚目で、結構隠れファンが女性社員の中にいたと思う。しかし、生粋の熊本人、肥後の男である。ここで、熊本の人間かどうか、誰でも簡単に判定する方法を拙blogをお読みの皆さんにだけ、こっそり教える。『あいつクマモン(熊本のマスコットに同じ名前があるが、この場合は熊本者、という意味のクマモンである)と違うか?』という疑問が生じたときは、先ずその人間をどこか個室、まあ個室でなくてもどこか区切られたスペースに呼び出す。ポイントは区切りに開き戸、無い場合はドアでもいい、要するに出入り口がちゃんとついている場所というのがポイントである。アコーディオンカーテンでも無いよりはいいが、移動式のパーティーションでは判定がちょっと難しい。クマモンらしき人間をその場所に呼び出し、相手がその場所に来た瞬間、「アトゼキッ!!」と叫ぶ。相手がハッとした顔をして後ろを振り返ったら、間違いない。そいつはクマモンだ。意味は、クマモンに聴けばすぐ分かる。似たような県民判断ノウハウとして、向かい合った相手に「ヘガフッ」と叫び、相手が空を見上げたり大急ぎで洗濯物を取り込んだりしたら、そいつはサツマモンである。ヒュウガモンを見極めるには、箒を準備し、その前で「ハワケッ」と叫んでみる。相手が箒を取り周囲を掃きはじめたら、間違いなくヒュウガモンである。以上、南九州3県の見極め方、必殺技であった。ためになるなぁ。オレのblog。

 などとバカなことを話しているうちに、車は小林という県西の街に着いた。昼過ぎだったのでメシにした。むろんラーメンである。N村君は仕事で宮崎県内を、いやいや九州・沖縄エリアを飛び回っているので、あちこちの街の噂を知っており小林だとここが旨いらしいというラーメン店に入った。「こち」とも読めるそのお店は国道沿いにあり、築50年は経っていると思われる古いお店であった。ラーメンと餃子専門みたいで、入ると4人掛けのテーブルが4つほど、それにカウンターと座敷という昔風の作り。爺ちゃんと婆ちゃんで切り盛りしているようで、テーブルに着いてちょっとしたら婆ちゃんがにこにこ笑いながら「何しましょ」と注文を取りに来る。あれ、お冷はと見渡すとキャンプや運動会などで見かけるウォーターサーバーが店のあちこちに置いてあり、セルフサービスと書いてある。注文をして、そのサーバーに水を取りに行くと、コックから出てくる水は勢いがなく、ややぬるい。僕はチャーシューメンの大盛、二人はラーメンとライスと餃子がセットになったものを頼んだ。

 出てきたラーメンは、昭和40年代あたりの雰囲気。スープの色はやや黄色く、そこに麺ともやしとチャーシューだけという潔さ。メンマなんて、ありゃ昔はシナチクと呼んでいて、シナのタケノコに出汁で味付けしたものだからシナチク、どこが悪いんだよ一体、というような反東アジアという意識が明確、なわけないか、要するに具が寂しいんだよ。ま、いいけど。味、ですか。九州の男はそぎゃんせからしかことは言わんとです。味がうまかとか、まずかとか、そぎゃんこついうとるとションベンばちびりますたい、と左門豊作で居直りたくなるようなお店であった。いや、まあ、そんなに悪くは無かったけどね。トイレの入り口がアコーディオンカーテンで、しかも丈が中途半端で閉まりも悪い。まあでもそんなちっちゃいことを気にしていると桜島とか阿蘇山みたいな立派な人間になれないから、いいんだ、いいんだ、と流行歌(はやりうた)口にして後にした。

 午前11時に待ち合わせして、キャンプ場に着いたのは午後2時半くらいだった。いつものキャビンの前に車が1台も止まっていない。一番乗りだと思って、近づいてみると入り口のドアに紙袋を破いたものが挟まっている。見ると、H君の書置きでキャビンは2棟借りていて、そのうちの1棟はカギをかけていないから、そちらに荷物を入れるよう指示してある。どうやらH君一家は川に魚釣りに行っているようだ。キャビンに荷物を置いて、3人でゆっくりしていると軽トラがやってきた、串木野から駆け付けたK瀬さんである。仕事用の軽トラで毎回参加するK瀬さんだが、M木さんとは久しぶりなので話が盛り上がる。しかし、大の男が4人も集まって、おしゃべりばかりじゃ間が持たない。せめてビールくらい飲むかという話になったが、飲み物や食料は、幹事役のH君が買い込んでおり鍵のかかったキャビンに置いてある。近くにコンビニや売店などない。「しまったな。途中でビール買えば良かった。つまみだけは買ってきたんですけど、しようが無いからつまみだけでも食べますか」とK瀬さん。ちょっと小腹もへって来たから、そうしようということになり、K瀬さんがバッグから取り出したのは、裂きイカ、裂きイカ、裂きイカである。いや、微妙に加工の具合が異なっていて、ソフト裂きイカもあればアタリメなどと書いてある固いイカもある。いや、しかし、どれだけイカが好きなんだと久しぶりに皆にバカにされるK瀬さんであった。この人、営業センスは抜群で、どんな商品でも売りまくるのだが、どこか抜けているところがあり憎めない。その昔関東で働いていた時、会社の看板車でラブホテルに入った男がいて、それは一体誰だと噂になった。現場を見たK瀬さんは、常務から口止めされていたにもかかわらず「苗字に風のつく人」と漏らしてしまい、何、あの呑み屋のねーちゃん口説いてラブホにいったのはK間主任だったのか(伏字になってない、笑)と水戸の事務所全員が知ってしまったなどという心温まるエピソードの持ち主である。

 そうこうしているうちに、H君一家(もっとも今回は二番目の子供さんだけ参加。上の子供は高校のイベントのため欠席、そしてその世話のため奥さんも欠席)もやってきて、ようやくビールが配給された。気がついたらいつの間にかZappy君夫婦もいる。I上レーニン夫婦もいる。そこにやってきました、熊本ナンバー。「あれ、M男さんじゃないですか」「わ、白髪だらけ」「いや、顔や雰囲気は変わらないな」などと25年ぶりの再会は大いに盛り上がった。キャビンでビール飲みながらグダグダしていたら、怖いことで定評のあるZappy君の奥方が「パパ、ちゃんと動けるうちにバーベキューの準備をしたら」と一言。これはどういう意味かというと、どうせバーベキューが始まったら、あなたはグデグデになって動かなくなるんだから、まだそんなに飲んでいないうちに準備くらいしたらどうか、という意味だが、当然、Zappy君だけに言ったわけではなく、職場ではいざ知らず、こういう遊びになると誰一人建設的な行動をしないというかリーダーシップを発揮する人間はいないという我々のグループに対して、薩摩おごじょの怒りが爆発した訳だ。

 そそくさとキャビンを出て、全員でバーベキューの準備をする。そこにケータリングというのか、1台の車が来て何やらやはりバーベキューのセッティングを始めようとする人間がいた。話を聞いてみると、ケータリングを注文した客がまだ来ていないので、どこにセッティングしたらいいか分からず待機状態だという。雨が降るかもしれない空模様だったので、1か所しかない屋根つきのあずまやを即時「実効支配」するのだというスローガンのもと、我々は敏速に行動した。普段、だらだらしていても共通の敵(いや、そんな大層なもんじゃないか、笑)を発見したら、即座に協力してコンロを組み立て炭をおこし、ドラムで延長の電気をひっぱりランタンつけて、準備万端である。H君の息子は釣って来た魚をさばいて割り箸を口に突き刺し、こちらもバーベキューにしようとしている。しかし、中学生だが魚の鱗も落とせるし、包丁も使える。オレなんかよりずっと役に立つ。

 炭の火を起こす間にM男君が何やら取り出した。「川辺」と書いてある一升瓶だ。相良村の焼酎だという。米から作られる球磨焼酎である。1杯もらったが旨い。以前、繊月という、これも確か人吉あたりの球磨焼酎だが、旨い焼酎を飲んだことがあるが、それにも劣らない。飲んだ人間全員が旨い旨いとお替りするので、あっというまに1升ビンが空になった。すると今度はIWハーパーとブロック氷を取りだした。わざわざ熊本から持参したのだ。彼は昔から、こういう準備のいいところがあったが、そのあたりの性格は全然変わっていない。やはり使える男は違う。隼人の携帯ストラップを持ってきただけで、オレは使えるなどと豪語している男に爪の垢を煎じて飲ませたい。しかし、このあと使える男もそうでない男も五十歩百歩という現実を知ることになるのだが。そのIWハーパーをこちらも遠慮なくいただく。そうするうちに肉も焼けて、野菜も焼けてビールも焼酎もバーボンも乱れ飛び、どさくさまぎれで塩コショウたっぷりの魚をZappy君が食べさせられている。

 しかし、今回のZappy君の飛び方は早かった。まるでスーパーズガン豊臣君である。バーベキューが始まって、ものの30分もしないうちに呂律が怪しくなりまっすぐ立っていることが出来ない。やたらふにゃふにゃしている。会話が成立しない。中学生相手にむきになる。奥さんに怒られると一瞬大人しくなる。という、およそヨッパライというのはこういうものだという生態をキャンプ参加者全員の前に披瀝してくれた。普段、天文館でZappy君の尻拭いというか、後片付けというか緊急搬送班というか、まあ保護者的立場であるI上レーニン君が、こっそり僕に「録画しておいて後でZappyさんに見せてください」などという。「いやいや、こんな面白い動画はFBにアップして世界中に教えないと」と答えたが、キャンプのあと見直してみて、こういうものをFBにアップすると尖閣に中国の護送船団が一気にやってきて2国間の緊張関係がますますややこしいことになる、はずもないが、しかし、我がポンニチの恥を世界にさらすわけにもいかないので、とりあえず伏せておくことにした。Zappy君の冬のキャンプの動向次第で、その処置を考えてみたい。

 さて、バーベキューも大いに盛り上がり、キャビンで明日の朝食の準備をしていた奥方2名も、台所で作ったばかりのおにぎりを大量に持参して合流した。昔はお酒を飲んでいるときは一切ご飯類を食べなかった僕であるが、最近はやたらお米が美味しく感じる体質に変わったせいか、お酒を飲みながらのおにぎり、全く違和感なし、全面賛成とばかりに手に取ってかぶりついた。旨い。お米が美味しい。これが伊佐米か、侮れんな~などと話しているうちに、山の夜は一気に更けてきた。ランタンの明かりの下で、昔の仕事仲間の近況報告や、今回参加していないメンバーの噂話やよもやま話は尽きることが無い。話題はどうしても、今回初参加のM男君に振られるのだが、気がつくと彼の姿が無い。誰かが一人で川を見に行った、という。バーベキューをしているあずまやから川までは、ちょっとした坂を上って下るだけで、徒歩で往復10分もかからないが、とにかく今は夜で真っ暗。足元も悪くて、酔っぱらって川にでもはまったら命取りになるというのも、そんなに大げさではない。至急、探索隊が組織され迎えに行こうとしたら、ひょっこり本人が戻ってきた。人騒がせな男である。

 それから、小一時間もしなかったと思う。夜のとばりがすっかり降りて、ちょっと肌寒い感じになって来たので、キャビンに入って話の続きをしようということになった。皆、お酒が入っているので、外に出しているとマズいと思われる食材などを手に持ち、後はそのままにしてキャビンに入った。僕もあとから入ろうとしたら「え、え?」という、やや素っ頓狂な声がした。見ると、キャビンのリビングのテーブルに誰かが倒れている。見るとM男君だ。どうした、心臓発作か、あるいは某国のテロリストの仕業か、と一瞬緊張感が走ったが(大げさだな、笑)、要するに酔っぱらって寝ているだけだと判明。いったいいつの間にキャビンに来ていたんだろうと、皆で話したが川に行った後、すぐに姿が見えなくなったからその頃だろうという結論になった。

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 そして、キャビンでまたまたバカ話に花が咲くのだが、Zappy君もヘロヘロになりながら参加する。勿論、脳細胞はアルコール漬けになっているので、会話がかみ合わないというか、やたらM男君にちょっかいを出したがる。「M男さん、起きましょうよ。いつまで寝てるんですか」みたいなことを言うのだが、如何せん、本人も泥酔状態なのでふらふらして仕舞いには、M男君の上に倒れかけたりする。見かねた奥方が、注意すると「ハイッ」と返事だけはいいのだが、ものの4~5分もしないうちにまた「M男さん、起きましょうよ。いつまで寝てるんですか」を繰り返す。面白かったので、その時の様子も動画に撮ったが、これまた公表すると今度は桜島と新燃岳が噴火するんじゃないかと思われるくらいひどい。しかし、酔っぱらっていても一抹の羞恥心は残っているようでカメラを向けると「ちょっと待った、またblogにアップして笑うんでしょう」と、こちらの行動を見透かしたようなことを言う。何年か前のキャンプでは3次元ORZという必殺技を披露してくれたこともあるし、面白かったので写真を撮った(笑)。今回の出来は如何でしょうか。

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 さて、このところ晩御飯を食べると眠くなるという超健康優良児のワタクシ、その頃多分22時前だったと思うが、眠くてたまらなくなり遂には隣のキャビンに行って寝てしまった。これはある面不覚であるが、ある面正解だったと思う。何と、その夜の宴は延々と続き午前2時過ぎに及んだという。そして、恐るべきは肥後もっこすの根性。その時間になるとM男君も起き出してきて、再度酒盛りを始めたらしい。このあたりは、翌朝聴いた話なので詳細は良く分からない。キャビンの窓を開けたまま寝たのだが、9月上旬というのに伊佐の夜は寒くて、しかも天井に付いていたシーリングファンが空気をかき混ぜるのだが、冷たい風が巻き起こり寒くて目が覚めた。体の上に掛けていたシュラフのジッパーをしめて、きちんと寝袋状態にしてその中に入ってようやく熟睡できた。

 朝は、やはり最年長のM木さんが一番に起き出して、その後はこれはイカの効果だろうか、K瀬さんも起き出して話を始めた。僕はいぎたなく寝ることこそ、人生の幸せだと考える人間なので、そのまま寝ていたが耳に入る話が面白くて、とうとう起き出してしまった。せっかく起きたので、昨日は行けなかった川の方に散歩に行ったら、反対側からM男君が歩いてきた。心なしか顔色が良くない。「おはよう」と声をかけると、「おはようございます」と返事はするのだが、その後に小さな声で「ああ、体の節々が痛い」というのを聞いて思わず笑ってしまった。そりゃ、テーブルの上に大の字になって寝ていたら、体も痛くなるだろう。それでも朝の光は、昨日の過度の飲酒行動を反省しているワタクシたち全員にさんさんと降り注ぎ、そして恒例の朝カレーが始まった。そうなのだ。このキャンプの朝ごはんはカレーライスと決まっているのだ。これまで参加してきたキャンプの朝は、当然呑みすぎて二日酔いなのでとてもカレーなど食べられないのだが、今回は早く寝たおかげで食欲満点。なんと2皿も食べるという快挙。欲をいえば、朝のビールと共に摂取したかったが、それは控えた。まあ、宮崎まではN村君の車に乗せてもらう訳だから、呑んでもいいが合流地点に置いた車を自宅まで運転するわけだから、朝ビーは控えたわけ。もちろん、運転してくれるN村君にも気を使ったわけだが。

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 朝の食事も終わり、片づけをしてキャビンの清掃も終わり、最後は皆で記念写真を撮った。そして、11月のキャンプでの再会を約束してそれぞれが帰途に就いた。いったいいつまでこんなバカ騒ぎが出来るのかと、ちょっと考えたが、まあ人生なるようにしかならない。先のことを考えるより、来年の夏は菊池渓谷とか人吉とか、いつもと違う所でやるのもいいな、と楽しいことを考えるようにした。そうなんだ、それでいいんだ、いいんだと流行歌(はやりうた)口にしながら。



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コメント

長いねんw

どんだけ、長いねんw

内輪ばなしだけ、延々かいるけど誰読むねんw

というわけで、再開してます。

♪僕には関係ないけれど♪

貴殿の無事が確認出来て 良かったです。毎週土曜日が検査でしたっけ? 引っかかって、そのまま入院されたのかもと 思ってました。余計なお世話ですが、次が11月かい!? キャンプ実施時期、もう少し 間隔離れててもいいのでは?(笑)

あははは、長いですか?

それでも以前と比べると、大分短くなっていると思いますが(笑)。

てか、barrett.hutterさん、お久しぶりです。またblog再開したの
でしょうか?

このエントリーは年に2回のキャンプ話で、楽屋落ちばかりがお約束なんですわ(笑)。

おかげさまで、健康診断も無事クリア

もっとも大腸がんの検査をこの前やって、その結果が来週あたり出るようですが、まあお互い体のあちこちにガタが出るころなので、検査やメンテはしっかりやりましょう(笑)。

キャンプはもともと9月の第3土曜日に行っていたのですが、いつの間にか忘年会を兼ねて12月にもやるようになりました。ところが、師走はやはりいろいろ義理立てすることもあり、だったら1か月早めに忘年会キャンプをやることになりました。確かに2か月しかスパンが無いので、あんまり新鮮さはないですが(笑)。

手ぶら

やはり30年ぶりと毎年会ってる、の差でしょうか(笑)

そういえばあの水泳選手は延岡の人だそうですね。愛郷心の強い青年で顔立ちもステレオタイプ的な「九州男児」という印象です。

ちなみに私の母の甥にあたる人(早い話が従兄弟ですが、歳が離れていて、しかもそいつが小さいときにやたらチョロチョロ絡んできたので、既に小学高学年だった私が「うるさい!」と突き飛ばしたり、「あっちいけうるさい!」と怒ったことををまだ根に持ってるらしく、疎遠なのです)がなぜか延岡に住んでいると聞きました。

そろそろ

いやぁ、お互いそろそろ体にガタきてくる時期ですな。ちょっと費用が嵩むのですけど、PET診断受けといた方がいいですよ。糖代謝を超短期の半減期の放射線マーカーで調べる検診方法なんですが、癌の発見率がかなり高いです。ただし、PETは発癌している場合を除いて、保険利かないのですよ。それにPETでも検出できない癌もありまして…。でも、非常に微細な癌まで発見できるので、予防医学の観点から窮めて有効です。

延岡は、その昔、『坊ちゃん』で

「日向の延岡たぁ、なんだ。大かた人とサルが半々に住んでいるところだろう」と夏目漱石が喝破した場所です(笑)。旭化成の企業城下町で、住民の多分8割は何らかの形で、旭化成の関連会社に所属しているので、支持政党は民社党というダサダサの街です(笑)。有名人は、新日本プロレスを支えた坂口征二(旭化成の柔道部)、陸上界のザ・ピーナッツと呼ばれた、誰も呼ばないか、宗兄弟(旭化成の陸上部)などです。

今回の松田君は旭化成と関係は、どうなのかな、とにかく地方のスイミングスクールで25メートルプールで練習していた選手がメダルを取り、あのゴールドメダリストのメンツを立てたのだから、ちょっと嬉しいです。まあ、顔だちはご指摘の通りですが(笑)。

前回の健康診断の結果は

まだ届いてませんが、途中経過の話や最後の問診のドクターの反応からNPであると確信しております(笑)。それでも、やはり若干の運動をすべきだと思い、取り急ぎ昼休みのウォーキングは再開しました。後は、夜時間を決めて歩くつもりですが、こちらはなかなか踏ん切りつかずに実行できていません。まあ、今度の月曜日に大腸がんの検査結果と月に1度の診断があるので、その結果次第と延命を図っております(笑)。

いやぁ、寿命だけは努力如何で何とかできる範囲を越えてますから、貧乏だろうと何だろうと、ドクターだけは良いのを掴んでおかないとw 出来の良いホーム・ドクターは、もうターミナル・ケア(終末治療)を手掛けてますからねぇ。そういう根性の入った医者を何人か掴んでおけば、志半ばで病に倒れてもそれが天命だと諦めがつきますからねぇ。PET診断なんて、本当は保険でできるようにすべきもので、それで医療費を莫大に削減できる筈なのに、不思議でしょうがないです。もう、かなりの診断機が設置されているのですけど、あれ設備費が嵩むから、検診する患者の奪い合い状態の筈なんですが…。

ベルギーのフランス国境辺りでブルーパブを経営しながら、地元の客で賑わう店内を揺り椅子に腰掛けたまま眺めて、眠るように絶命するというのが理想なんですが、そこまで余生があるのかどうかw

心身ともに信頼できるドクターがいましたが

何と、突然死で亡くなられました。それも、前日まで全く変わった様子もなく、好きなお酒を飲んで寝室に行き、翌朝なかなか起きてこないので奥さんが起こしに行ったら亡くなっていたというかなりへヴィなお話でした。ありとあらゆる病気を見てもらい、専門医への紹介もその後のケアもちゃんとしてくれるドクターでしたが、残念です。

理想の死に方を持ってらっしゃるようで羨ましいですね(笑)。オレはどうかなぁ~。ま、なるようにしかならないか・・・。
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