だけどクサるのはやめとこう…

勘太郎のサイン
 実は4/28にこの記事を書き始めたが、眠くなり中断。翌日は写真のファイルが大きすぎて上手く行かず断念。本日ようやく取り掛かっている次第。記念すべきブログの最初の話だが、まずは4/27の内田勘太郎&下地勇「風の十字路」のライブレポートをお送りしたい。

 僕が内田勘太郎を初めて見たのは今から31年前の12/20、何故はっきり覚えているかと言うとその前日が誕生日で当時所属していたサークルの仲間と大騒ぎし、やや二日酔いの頭で以前から約束していた「憂歌団」のライブを磔磔に見に行ったからだ。デビューアルバムを出した直後の「憂歌団」のライブは凄かった。木村のボーカルはシャウトや絶叫という次元を超えて凄まじいものがあったし、勘太郎のギターは独特のボトルネック奏法にやや演歌の香りがする日本人のブルースを演奏していた。どちらかと言うと当時はアンチ・ブルース派だった僕も完璧にノックアウトされ、その日から会う人ごとに「憂歌団」のライブを勧めた位だ。京都に居た頃は、ライブハウスや野音で彼らの演奏を聴き、サークルの部室ではレコードをかけまくるという日々であった。

 その後働き始めてからは、ビデオを見たりアルバムを聴いたりで、宮崎にはチョコチョコ来ていたがなかなかライブを見るチャンスはなかった。また僕自身も積極的に情報を集めることをしなくなったので、たまに入る情報は”ゲゲゲの鬼太郎”のテーマソングを歌ったとか、映画のサントラ(”月はどっちに出ている”等)をやったと言うことくらいで90年代末には無期限活動中止(実質的な解散?)になってしまった。その後ソロアルバムを何枚かタワーレコードで見かけたが、なんとなく買いそびれていた。

 さて今回のライブだが本当に単なる偶然から、その存在を知った。と言うのは、たまたま4/24に通帳の記帳をしに宮交シティに行った時エスカレーターのところに小さなポスターがあるのに気が付いたおかげだ。『あれ、カンタローやん』と何故か関西弁になりつつ、そのポスターを見ると4/27に宮古島出身の下地勇とのジョイントコンサートをここ宮交シティの紫陽花ホールで行う事が書かれていた。今までだったら仕事でまず見られなかっただろうが、何故か今は時間だけは自由に使えるので即チケット購入を決意。

 ただチケットを買いに行った時に、ずいぶん余ってるなと感じたことと、チケットの通しナンバーが000013番だったことに激しい不安を持った。『前売りで13枚しか売れてない=1500人入るホールで客13人?』その日偶然会ったロックファンの友達から、客のがらがらなライブに入ってそこから出るにも出られず、かといって眼を上げるとミュージシャンと視線が合ってしまいずっと下を向いていたこと2時間のつらい体験の話を聞き、これはヤバイと思い友人知人にライブを誘うが、今日明日の話でみんな予定が入っている。やっと1人その日福岡に日帰り出張する友人とアポが取れ、運命の日を迎えた…

 開演時間の18:00に行くとホールの前に2,3人のお客さん。寒いっと思いその横をすり抜けて書店に入る。友人は18:30ぎりぎりになるとの事だったので20分位時間をつぶし、再度ホールの前に来てみるとスタッフが青ざめた顔で右往左往している。『もしかしたらチケット払い戻しでライブ中止?』不安がよぎる。18:30丁度に友人と合流し、入場したが一瞬どこで演奏するか解らなくなる。と言うのもホールを半分に仕切っていてライブ会場にはその仕切りについてる小さいドアから入るようになっていた。ようやく会場に入るとアコギが2台と椅子が2脚、正面向かって左右対称においてある。客席はパイプ椅子をざっと60人分用意してあり、客は半分くらいの入り。やたら客電(天井照明)が明るく、ピンスポットがステージに向けられているが余り意味がない。

 パラパラと拍手がしたのでその方向を向くとカンタローと下地氏が手を振りながらステージに向かって来た。カンタロー痩せたなというのが第一印象だった。『今日はおぐらでチキン南蛮食べてきた』というMCで始まったライブは予想通り感動モノだった。初めて聴いた下地勇の宮古島方言の歌は、意味は解らないが熱く伝わるものがあった。しかし沖縄の方言の中でもわずか千人位しかその意味が分からないという方言で詞を書いて歌うと言うのはそうとうオリジナリティに自信がないと出来ないことだなと考える。

 前半下地の歌中心で、途中勘太郎のソロ、下地のソロそして後半がまた下地の歌中心と言うステージだったがあっという間の90分であった。おかしかったのはやはり客の入りが少ないのと、そのせいでノリが余りよくないのを2人とも気にしていたようでアンコールのとき『アンコールもらえて良かったです、来なかったらどうしようと二人で話していました』と下地氏がコメント。一同苦笑でした。

 ライブが終わりCDを買おうとしていたら、勘太郎・下地の両氏が来てサインしてもらえるとの事。HPでチェックしていたトリオのアルバムと名器Chakiを一人で演奏しているアルバムの2枚を購入。その際に勘太郎氏と直接話が出来た。カンタローから『drac obさんとはどっかで会った事ないかな』と多分にリップサービス気味の言葉を貰ったが『まぁ、どこにでもありそうな顔です』と答える。最後に『これに懲りずにまた来てや』と言われ固く握手。もちろん次はもっと早く情報をゲットし最大動員かけて行きます!!

 とまぁ取りとめのない話ですが、これから少しずついろいろな話をアップしていくので皆さんコメントよろしく。ちなみに今回のタイトルは「憂歌団」の”嫌んなった”と言う曲からでその後に”陽の目を見るかも、このオレだって…”と続きます。”陽の目!”を早く見たいよー!



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コメント

涙もんです

dracさん・・・・・・・こんなライブがあったなんて知らなかった。
ワタシも20年前、憂歌団のライブを聴いて感動しましたー。
ま、当時付き合ってた子が憂歌団好きで、初デートだったので喜びもひとしお・・・

大淀川さん、こちらでははじめまして

早速のお運び厚く御礼申し上げます。などと余所行きのご挨拶でしたが、僕も本当にたまたま宮交シティに行ったおかげで知りえたライブでした。このカンタローにしても、その後にアップしている加川良にしても、今回のカルメン・マキにしても、PR不足もいいとこです。もちろん小さい箱でコミュニケーション取りながらのライブもいいけど、やはりある程度の動員がないとミュージシャンもリキ入らないと思うのですが。まあ、イベントの企画がいわゆる呼び屋さんではないので、しょうがないのかもしれません。

音楽の話を一応中心にしていますが、基本は自分が歩いてきた足跡の確認の意味で書いてるブログなので下らない話も一杯ありますが、良かったらたまに覗いてください。コメントはいつでも大歓迎です。
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