何でも方言にすれば良いというものでは無い、と思うのだ




秋晴れの休日、運動不足解消のためにチャリで港の近くのフルモトまで遠征。ここはルネサンスの輸入盤がまとめて手に入ったり、春一番の4枚組じゃない、4枚シリーズのアルバムを発見したり、まあ、レア物がゲット出来た優良店。そうそう、Tレックスのトリビュートアルバムも、ここで入手した。最近、再発になったアレだよ。そのお店目指してチャリこいでる時に見つけた看板。

うーむ。これで良いのか?この看板を眺めているうちに、以前、Charがコンサートで話してくれたエピソードを思い出した。「宮崎に車で来た時にさぁ、高速降りたらいきなり『てげてげ運転は止めましょう』って書いてあって驚いたよ。みんなでてげてげ運転って何だよと大騒ぎになったけど、あれ県外の人から見たら訳分かんないよ」。そりゃあそうだ。ごもっとも、とその時は納得して聞いた。もちろん、その後に石やんと2人でやったアコギでベンチャーズとか、掛け合いの演奏が凄くて、しばらく忘れていた話だ。

方言というのは、もちろんその土地の言葉であり、愛着を持って使ってる人も多いし、県外に出た時に自分の使っていた方言を話す人間に会うと無条件で相手を良い奴だと思ったりする事がある。ふるさとの訛り懐かし停車場の、というやつである。

僕が初めて入った会社は、営業会社で、それも訪問販売の会社だったので方言を上手く使えるかどうかは、仕事に大きく影響した。田舎の町をネクタイ締めたセールスマンが飛び込みで営業するのだ。警戒心バリバリのお客様の懐に飛び込む1番の武器は方言だった。しかし、大変残念なことに僕は中二まで県北の街で育ち、その後、ザキミヤシティに引っ越したので、高校の3年間と合計4年間しかザキミヤの方言を使った事がない。さらに大学は関西だったので、ネイティブのザキミヤ方言が使えない。生まれも育ちもザキミヤの同僚や先輩と交流して方言を勉強したが、言語学的にマスター出来ても喋りは真似出来ない。いや、誰かが飲み会の時に言ったが、お前の宮崎弁は文章にしたら、確かに宮崎弁だが耳から聞くと、いかにも胡散臭い県外人の宮崎弁だ。こう指摘されても反論出来なかった。あれから苦節うん10年。今ではペラペラの宮崎弁を駆使出来るようになった。これも、大学時代についに単位をくれなかった言語学の岡田妙先生のおかげである。

ま、そんな話はさておき、方言ってのは武器にもなるが反感買うこともある。昨日、ロックバーで一緒に店番したケイちゃんから、彼女も参加したえつぷんのアルバムから「ニシタチHEYブルース」という曲を聴かせてもらった。曲名は左とん平の「ヘイ・ユー・ブルース」にインスパイアされたとしか思えないが、実に良い演奏と歌だった。ただ、何故宮崎弁なんだろうという疑問が残った。標準語にすればメジャーでも通用すると思うと感想を言ったが、笑って相手にしてくれなかった。ま、これが人徳というものだ。

しかし、下地イサムのように全て外国の言葉かと思わせるような方言なら強烈だけど、うーむ、どうなんだ。ま、ライブで聴いたらまた感想は変わるかもしれないが、再度、写真の看板の話に戻ると、これあかんやろ。まず地元の人にしか通用しない表現であることと、工事業者の卑屈さが見える。工事で迷惑かけるけど、ええ道出来まっせ、しばらくシンボーしとけば、悪いようにはせんから、ま、ま、談合とかそういう話は横に置いて、うっとこに工事任せとけば間違いありまへんで、てな意識が見え見え。こういう方言の使い方はオレは嫌いだ。なんかようわからん結論。

とりあえず、日本のジェームス・ブラウンこと左とん平のヘイ・ユー・ブルース


えつぷんの弾き語りによる「ニシタチHEYブルース」。バンドバージョンがなかった。


追記:その歴史的名盤の数々を発見したフルモトは解体工事の真っ最中だった。結局、ザキミヤのフルモト市場はブコフが独占することになったようだ。てか、ブコフも一時の勢いはないな。



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本日は写真展の受付で



午後1時から6時まで、アートセンター5階に張り付く。時間前に来てみると隣室から爆音が響く。真空管アンプの会のレコードコンサートが同時開催だった。スタッフの皆さんに挨拶してると、1人の方が手にレコードを持って近づいて来た。なんと、ジャニス・ジョップリンのライブ二枚組。うーん、サマータイムを聴きたい。トライを聴きたい。ムーヴ・オーヴァーを聴きたい。


ところで、今回のレコードコンサートのテーマは、日本のジャズだった。ヨースケやヒノテルや高柳などのレコードが炸裂するのか。ネイティヴ・サンなんかも、スピーカーがブルブル震えていい音するだろう。受付ゲルニして、という考えも浮かぶ土曜の午後。





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本日は、不死鳥のトランペッター



大野俊三のライブに参戦。その前の準備で地元のセンベロ酒場の高砂で軽く一杯。久しぶりに店に入ると、なんと年代が若返っている。いつの間に、こんなに若い人が集まるようになったのだ。

少し考えて、嫌な結論が出た。回りが若いのではない。俺たちがジジイになったのだ。





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また一つ、文化の灯が



今日は、健康診断を受診するために仕事を休んだ。去年は、仕事の合間に健康診断を受けたが、おかげで大変な目にあったからだ。原因は、バリウムである。これまで何度も飲んだ事があり、その時はノープロブレムだったが、昨年は下剤が全く効かず、仕事中に物凄い腹痛が襲ってきて脂汗を浮かべながらも働いた。働いて、働いて、働いて、休みたいとか遊びたいと思ったら、その時は死ねなどとブラック企業も顔負けなことを言う母親がいたからではなく、たかがハライタごときで仕事を早退するなどというのは、男は日に三言の九州男児のプライドが許さんわけよ。従って、断続的に襲って来る腹痛と闘っていたのだが、人には限界というものがある。九州には玄界灘がある。ま、それは関係無いが、とにかく迫り来る腹痛をなんとかしないと気が狂いかねない。仕事を早引けして、そのまま行きつけの病院に直行した。

その病院には、大腸内視鏡のベテランのお医者さんがいるのだが、去年だったか、その先生の都合が付かず別の先生にやって貰った大腸内視鏡の検査では地獄を見た。麻酔をかけられているのに、痛みで意識を取り戻すなどという鬼のような経験もした。それはさておき、昨年は職場から直行しレントゲンを撮って、バリウムがもう肛門の近くまで来ているのに、出て来ない。もう少し、時間をおけば自然と排便されるかもと医者は言ったが、ちょっと待て、痛いのはオレであってあんたじゃない。オレはこの痛みを、今すぐ無くして欲しいのだ。自然に任せるのでは無く、人類の叡智を使って痛みから解放してくれ、飛べない調査兵団は巨人のエサにしかならないのは歴史が証明しているじゃないか。などと、ハライタで苦しんでる人間が言える訳は無く、ただ一言。『せ、先生、艦長違う、館長、こっちでもないか、あの元スパイダースだった痩せた男が昔、良く言ってた、そう、カンチョーしてください』。と、頼み込んで、やって貰ったカンチョーの気持ち良さ。いや、その、性癖としてのカンチョーでは無く、それまで詰まっていたものが一気に出る快感。しかし、人間は下水管に目鼻というのは、けだし名言である。

というような経験を昨年したので、今年は万全を期して、仕事は休んで健康診断に向かった。人は過ちをおかすが、そこから学習する能力がある。今回は、前年の轍を踏まないために、バリウム検査の前に受付の若いおねいさんに、前回いかに苦しんだかを切々と訴えた。その効果は、早速現れた。通常は2錠しか出さない下剤を4錠、さらにテイクアウトで6錠貰った。バリウム検査は、多分、去年と同じ技師でやたら明るく声が大きい。その指示に従って右に回ったり、左に回ったり、回転するベッドの手すりを握りしめて仁王立ちしたり、目の回るような忙しさだったが何とか無事に終わった。そこから更衣室にダッシュで行き、大量の水と一緒に下剤を摂取。そのまま家に帰って、そそくさと飯を作って食った。すると、直ぐに便意を催しトイレに入ると、あら嬉しや、無事に出るものが出る。バラの木にバラの花咲く、何の不思議があろうか。艱難汝を玉にす、冬来りなば春遠からじ、などとありがたい諺を唱えつつ、しかし、ここで油断して出るものが出なくなると困る。どうすべきか?

結論は、身体を動かすことが一番だと判断。以前の大腸内視鏡検査の時も、下剤の効き目が悪く、病院の内外を当てもなく歩かされたことを思い出したのだ。そうだ、自転車に乗ろう。自転車に乗って(by 高田渡)ベルを鳴らし、隣の街まで嫌なお使いに行くのだ。いや、もう子供じゃないからお使いは余計か。そういえば、タワレコがこの街から撤退して、いわゆる新譜を置いてるCDショップにご無沙汰している。郊外のショッピングセンターまで、ぶらぶら自転車で往復すれば、お腹にも刺激になる。ペットボトルに水を詰めて自転車のカゴに投げ込んで出発した。

家から自転車で出て、大きな橋を渡り海の方に向かう。海の少し手前の大きな交差点を曲がり、そこからショッピングセンターまで一直線。の、つもりだったが、いつもと違う景色が目の前に現れた。地元では有名な大型書店の駐車場ががら空きで、しかも入り口に何やら張り紙がしてある。嫌な予感がして、その店に向かって張り紙を見た。なんと、今年の6月でこの場所での営業を止めていた。ということは、オレはこの書店に3カ月来てなかったのか。読みたい本は、図書館やネットで取り寄せして、新刊本の書店にはご無沙汰していたが、まさかこんなことになっていたとは。この書店は専門書も多く、文庫も充実していた。それと、何より新左翼党派の機関紙も置いてあった。こんなもの一体誰が読むんだと思いながらも、たまにその手の機関紙のやたら威勢のいい見出しや、この国の人民に対する悲壮なまでのアジテーションを立ち読みするのは嫌いではなかった。

やれやれと思いながらも、自転車を走らせると次は少し嬉しいことがあった。ブコフではないフルモトが、この近くにあったのだが、営業が厳しくなり廃業するかもといううわさだった。こちらはなんと9月からリニューアルオープンしていた。しかも、本もCDもDVDも一律30%オフだ。本は、これ以上買うといよいよ置く場所が無くなるので立ち読みし、CDを探したらマーク・ボラントリビュートのアルバム、マルコシアス・バンプの秋間が主催しているイベントのやつがあった。参加ミュージシャンにもちろん頭脳警察もはいっている。さらに徳間ジャパンから出されたブルースのコンピ盤。ウェスト・ロードのトランプや、入道、ソー・バッド・レビューにサンハウスにフラワー・トラベリング・バンド。名前を見ているだけで、あの時代を思い出して来た。しかし、地元資本の書店がまた一つ無くなったのは辛い。






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何十年ぶりかの学生生活



宮崎国際ジャズデイのイベントの一環として、宮崎公立大で『ジャズとアメリカ文学』の市民講座が開催される。ダメ元で申し込んだら、なんと受講許可が出た。いろいろ、魅力的な講義があるのだが一番聞きたいのは、ウィーピング・ハープ妹尾の授業。10年近く前に宮崎で、今は亡き塩次伸二と一緒にライブをした。その後、伸ちゃんは亡くなるのだか、彼の最期を看取ったのが妹尾隆一郎だ。その時のライブの様子は拙blogにアップし、それを読んでくれた人たちとの交流は今も続いている。

他にも楽しみな講義があり、サヒカブイの学生生活てか、キャンパス・ライフをエンジョイしたい。もちろん、大学の講義には付き物のバリストであったり、学生集会をやったり大学と資本の癒着を抗議しての団交など出来ると思うと、もう待ちきれない(笑)。あ、ヤバ、こんなことを書くと、あいつはボーリョク学生だと言われ、受講許可が取り消されたり、某党派の諸君からいじめられるかもしれんが、なんのそれしき。

もんじゅ再開阻止、東京オリンピック阻止、東北と九州の連帯を求めて孤立は求めないぞ。





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