我が国における物流の問題、あるいは田舎をバカにするな、このやろの話



先週の木曜日に、「宮崎国際ジャズデイ」の話の続きを書こうとして、山下洋輔のHPを見たら、5月20日に新書が出たと書いてあった。今は亡き相倉久人と共著であり、オビはナベサダが書いてる。こりゃ買わねばの娘だが、一抹の不安があった。

5月20日販売ってのは、花のお江戸の話であって、こちとらディープサウスのザキミヤ在住の身だ。だいたい発売日から1~2週間遅れるのは、ざらである。この前は、進撃の巨人の22巻が出たと聞いて、探したがどの本屋にも出てない。もうすっかり忘れた頃に自宅近くの本屋で見つけて、即捕獲したが、あれも発売日からかなり経っていた。

しかし、今回はすでに6月1日。発売日から10日は過ぎてるし、だいいち月も変わっている。当然、本屋の新書コーナーにあるはずと思って、行ってみたら何のことはない。どこにも見当たらない。新潮新書のコーナーの1冊目は『バカの壁』である。今時、誰が読むんだ、こんな本と毒づきながら探したが、無い物は無い。無念の涙を飲んで、本屋から撤退した。

家に帰って、そうか、ネットで買えば早いと気がついた。しかし、まあ、明日には本屋に入ってるんじゃないか、ぼちぼち週末も近いし、本屋も商売だから週末に大量入荷して、ポップなんかも飾って、もしかしたら今までの山下洋輔の全出版物を一挙に集めて、大山下大バーゲンという特集がないと誰が断言出来る。世の中に絶対なんてことはないのだ、はぁはぁと何だか知らんが、やたら興奮してそのまま寝た。

ま、ネットで注文しなかったのは、こちとらの読書傾向をアマなどに知られて、ほら、おま、こんな本好きやろ、こんな音楽も好きやっちゅうことも分かっとるんやで、どや、どや。と迫られるのがウザい。しかも、今、アベのボンクラが無理やり共謀罪を成立させようとしてるし、そうなると個人のデータなど敵権力に好き勝手に見られ、何かあったら、お前が共謀してるのは明白じゃ、さっさとお縄についてキリキリ歩けと言われるのは必定。そんな手には乗らんぞ。

とまあ、いろいろ考えた翌日、仕事帰りに本屋に寄るが無い。うむ。明日は土曜だし、明日には入るだろうと、またもや1日待ってみた。土曜は朝からいろいろな用事を済まし、午後になって本屋に向かった。新書の棚を丁寧に探したが、無い。お、どーなっとるんや、この国の物流は。え、もしかしてザキミヤは鎖国しとるんか、関所で入り鉄砲と出女は厳しく詮議しとるんか。てか、この場合は入新書か、え、おい、責任者出てこんかい。と、怒鳴り散らしたかったが、気圧のせいか頭痛が酷くなり帰って寝た。オレは休日は寝てばかりだが、ピースオブマインドをキープするには、スリープがナンバーワンと何故かルー大柴化してしまう。

で、本日の日曜だが、例によって午後遅く起きだして、なんだかんだ買い物など済ませて、いや、目的なんかないんよ、週末の気晴らしのサイクリングやねん。本屋、寄らん寄らん、いや、少し疲れたらのぞくかもしれんが、せいぜいマンガの立ち読み。新書のコーナーには寄りません。と、これは誰に言ってるのか、多分、自分に過度の期待を持たせないためのマインド・コントロールか(笑)。

そういう気楽な気持ちが良かったのか、新潮新書の棚の一番最後にありました。たった1冊。もちろん、ゆっくり手に取り、ついでに明治維新なんて長州テロリストのクーデターやんけ、吉田松陰門下生全員共謀罪じゃ、と普段から考えているワタクシなので、もう1冊、気軽に読めそうな本を買って家に帰ったのだ。

ということで、例のエントリーの続きは、もう少し後になりそうな今日この頃(笑)。





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本日のブツ



連休中に休みが1日しか取れないバカ娘と、久しぶりにフルモト探索。いつも行くお店では無く、大学の近くの店舗に行って見た。CDは、高田渡のベルウッド時代の作品が4、5枚。迷ったが、とりあえずパス。この前、岡林が美空ひばりの歌を歌ったアルバムを買ったばかりで、そのまま渡に行くとフォークジジイになりそうな悪寒が(笑)。

ロック系のアルバムは、これもマニアックなものがあったがパス。何気にハードカバーの廉価コーナーを眺めていたら、飛び込んで来たのが井上光晴の遺作。娘の荒野の日記を以前読んだが、癌との闘病生活が奇妙なユーモアに包まれていて印象に残っていた。

手に取るとブックカバーも綺麗だし、本を包む油紙も変色無し。こりゃ万引本と違うかと訝ったが家に帰ってページをめくると、確かに人が読んだ形跡がある。更に、最後のページには新聞の切り抜きが挟まっていた。なんと、この作品のレビューである。

勝手な想像だが、この本を購入した人が何らかの事情で、手放すことになったのか。その事情は、もしかして亡くなられ、そのご家族ご遺品整理でフルモトに出したのか。

フルモトで買うCDに、ミュージシャンのサインがついてる事があり、フザケンナ、この野郎。せっかく貰ったサインを売るな、と怒った事が何度かあったが、それもこういう理由だと仕方ないか。

などと、勝手な想像ばかりするので文学部出身は世の役に立たん(笑)。





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誰がカムパネルラを殺したのか、そして図書館の在庫管理はどうなっているのかという話

カムパネルラ

  年末に図書館で、山田正紀の『カムパネルラ』を借りた。日曜の新聞で書評を読んで興味を持ち、図書館で借りようとしたが、既に貸し出されていたので予約した。その段階で何人か予約が入っていたので年内は無理だと思っていたが、予想外に早かった。

 もともとSFは好きだったが、最近はほとんど読んでいない。何年か前に日本の歴史を操るネズミの話を読んだくらいだ。今回の本に興味を持ったのは、いわゆるタイムスリップの話ではあるが、優れて今日的な話だと思ったからだ。つまり、もう直ぐに、これから直ぐにやってくるかもしれない管理社会の話だと思ったからだ。

 ネタバレにならないよう、ストーリーを書くと母の遺言でその遺骨を宮沢賢治の生家近くの川に散骨しに行った主人公が『銀河鉄道の夜』の世界に迷い込む。しかし、その世界は原作と少し異なり「美しい日本」のために自己犠牲を賛美する思想を若者に浸透させようとするメディア管理庁の陰謀の手が蠢いていたのだ。

 宮沢賢治という作家というか詩人は、どうにも苦手だった。だいたい、雨にも負けず風にも負けない男がなんでデクノボーなのか、とかね。風の又三郎より、オレは北風小僧のカンタロウのほうが良いなとか、あるいは裁判に強制参加させられて、その報酬がドングリってのもちょっと嫌だなみたいな違和感てか、軽い嫌悪感があった。

 この小説を読んで、宮沢賢治の自己犠牲の思想は、確かに今の『子供達を乗せた船が敵から攻撃を受けても、今のケンポーでは何もできないんでつ、キリッ』とヒステリックに叫ぶ我がポンニチの最高権力者が喜ぶてか、親和性があると思う。ま、どんな思想だろうが、それを悪意に取れば何でも正当化できるから宮沢賢治の責任では無いけど。

 年末年始の休みの合間、それもお酒を飲んでいない夜の寝る前に読んでいたので、返却日までに1回と半分しか読めなかった。いろいろと再検証したい箇所もあったので、貸し出し延長を図書館のホームページからしようとしたら、次の予約が入っていた。仕方がないので、一旦返却して又新たに貸し出し予約するつもりだった。

 返却日は平日だったので、夜の7時までに返しに行くつもりだったが、雑用もあって図書館に着いたのは7時を回っていた。窓口は閉まっていたので、夜間返却のポストに投函した。

 その翌日に図書館のホームページから貸し出し予約を入れようとしたが出来ない。調べてみると、まだ僕が借りたままになっている。年が明けて、図書館も利用者が多く忙しくて事務のてが回らないのだと思っていた。

 それから数日して、昼休みにスマホのメールをチェックしていたら図書館から返却督促のメールが来ていた。読んでみると、お前が借りた本をいつまでも返さないから迷惑しておる。ついては裁判をするのでネコネコ山の裁判所に金色のドングリを持ってやって来い。遠くて大変なときは夜鷹のタクシーを使ってもいい。

 などとは書いて無かったが、要は、はよ返さんか、ボケという内容だった。昼休みではあったが、僕は直ぐに電話して本は当日、返却ポストに入れたことを説明したが、受けた人間が何とも要領が悪く、「えーと、おたくが借りたのは、カン、カン、えーとカンパン、ネラ?」みたいな対応で時間ばかりかかる。こちらは、休み時間を使って電話してんだよと、ちょっと強い口調で言うとあたふたして、担当の窓口に代わるから少し待てと言われ、相当な時間待たされて、やっとその窓口に繋がった。

 今度は、やたら冷たく感情の入らない声で、再度、名前と電話番号、用件を聞かれた。全て答えて、本は締切日の夜に返却した事を話したら、「いえ、こちらのデータではまだ返却されていません」と言われた。いや、だから、そちらのデータじゃなくて、返却ポストに入れたんだから、そこを探せば出てくるってーの、だいたい締切日の翌日にはちゃんとチェックしておくことじゃ無いの?借りるの楽しみにしている人がいるんだから、延滞料をあてにするレンタル屋みたいなことするなと、これは流石に口にはしなかったが、まあ、気分はそんな感じだった。

 それから図書館は何も言って来ない。昨日、ホームページをチェックしたら無事に『カムパネルラ』の予約は出来たが、そこには本を追加購入したみたいなことが書いてあった。やっぱり出て来なかったが、もう督促が面倒なので補助予算を使って購入したのか?

 あまり気分は良く無いが、本日も図書館に行き『宮澤賢治伝説』を借りて来たので良しとするか。

※追記~書き忘れたが、この本の初版は奥付を見ると、2016年『10月21日』となっていた。確信犯だ。


本日は市民講座



久しぶりに公立大の市民講座に参戦。先週の金曜日も行くはずだったが、例のめまいで泣く泣く欠席。今回は、満を持して定時の30分前に出席。前の市民講座はジャズとアメリカ文学史という気楽に聞けるものだったが、今回は国際政治経済についてのお堅い授業で、テーマは『トランプ劇場の分析』。さて、キチンと話を聞けるか、場合によっては元ボーリョク学生の乱入で授業ボイコットなどということにならないか、いささか不安(笑)。

このショートエントリーを書いて、昨夜の6時過ぎから何度も送ったが、FC2が反応せずアップ出来なかった。何故だ。









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ほな、来年はいつやっちゅうねん



暇つぶしに本屋でマンガを立ち読みしていた。あらかた読み尽くしたが、もののついでに『学生島耕作』も読んだろとページを開いた。飛び込んで来たのが、この場面。新宿騒乱の話らしいが。このリーダーの発言を見ると、国際反戦デーは毎年日付が異なるようだ。しかも新左翼セクトにしては珍しい表現で『大規模な反戦行動』などとアジってる(笑)。ベ平連かっちゅうの。

こういうところが、ヒロガネケンジのいやらしさ、小賢しさである。しかし、今時、国際反戦デーの日付について文句をいうオレもオレだが(笑)。







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