本日のブツ



連休中に休みが1日しか取れないバカ娘と、久しぶりにフルモト探索。いつも行くお店では無く、大学の近くの店舗に行って見た。CDは、高田渡のベルウッド時代の作品が4、5枚。迷ったが、とりあえずパス。この前、岡林が美空ひばりの歌を歌ったアルバムを買ったばかりで、そのまま渡に行くとフォークジジイになりそうな悪寒が(笑)。

ロック系のアルバムは、これもマニアックなものがあったがパス。何気にハードカバーの廉価コーナーを眺めていたら、飛び込んで来たのが井上光晴の遺作。娘の荒野の日記を以前読んだが、癌との闘病生活が奇妙なユーモアに包まれていて印象に残っていた。

手に取るとブックカバーも綺麗だし、本を包む油紙も変色無し。こりゃ万引本と違うかと訝ったが家に帰ってページをめくると、確かに人が読んだ形跡がある。更に、最後のページには新聞の切り抜きが挟まっていた。なんと、この作品のレビューである。

勝手な想像だが、この本を購入した人が何らかの事情で、手放すことになったのか。その事情は、もしかして亡くなられ、そのご家族ご遺品整理でフルモトに出したのか。

フルモトで買うCDに、ミュージシャンのサインがついてる事があり、フザケンナ、この野郎。せっかく貰ったサインを売るな、と怒った事が何度かあったが、それもこういう理由だと仕方ないか。

などと、勝手な想像ばかりするので文学部出身は世の役に立たん(笑)。





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誰がカムパネルラを殺したのか、そして図書館の在庫管理はどうなっているのかという話

カムパネルラ

  年末に図書館で、山田正紀の『カムパネルラ』を借りた。日曜の新聞で書評を読んで興味を持ち、図書館で借りようとしたが、既に貸し出されていたので予約した。その段階で何人か予約が入っていたので年内は無理だと思っていたが、予想外に早かった。

 もともとSFは好きだったが、最近はほとんど読んでいない。何年か前に日本の歴史を操るネズミの話を読んだくらいだ。今回の本に興味を持ったのは、いわゆるタイムスリップの話ではあるが、優れて今日的な話だと思ったからだ。つまり、もう直ぐに、これから直ぐにやってくるかもしれない管理社会の話だと思ったからだ。

 ネタバレにならないよう、ストーリーを書くと母の遺言でその遺骨を宮沢賢治の生家近くの川に散骨しに行った主人公が『銀河鉄道の夜』の世界に迷い込む。しかし、その世界は原作と少し異なり「美しい日本」のために自己犠牲を賛美する思想を若者に浸透させようとするメディア管理庁の陰謀の手が蠢いていたのだ。

 宮沢賢治という作家というか詩人は、どうにも苦手だった。だいたい、雨にも負けず風にも負けない男がなんでデクノボーなのか、とかね。風の又三郎より、オレは北風小僧のカンタロウのほうが良いなとか、あるいは裁判に強制参加させられて、その報酬がドングリってのもちょっと嫌だなみたいな違和感てか、軽い嫌悪感があった。

 この小説を読んで、宮沢賢治の自己犠牲の思想は、確かに今の『子供達を乗せた船が敵から攻撃を受けても、今のケンポーでは何もできないんでつ、キリッ』とヒステリックに叫ぶ我がポンニチの最高権力者が喜ぶてか、親和性があると思う。ま、どんな思想だろうが、それを悪意に取れば何でも正当化できるから宮沢賢治の責任では無いけど。

 年末年始の休みの合間、それもお酒を飲んでいない夜の寝る前に読んでいたので、返却日までに1回と半分しか読めなかった。いろいろと再検証したい箇所もあったので、貸し出し延長を図書館のホームページからしようとしたら、次の予約が入っていた。仕方がないので、一旦返却して又新たに貸し出し予約するつもりだった。

 返却日は平日だったので、夜の7時までに返しに行くつもりだったが、雑用もあって図書館に着いたのは7時を回っていた。窓口は閉まっていたので、夜間返却のポストに投函した。

 その翌日に図書館のホームページから貸し出し予約を入れようとしたが出来ない。調べてみると、まだ僕が借りたままになっている。年が明けて、図書館も利用者が多く忙しくて事務のてが回らないのだと思っていた。

 それから数日して、昼休みにスマホのメールをチェックしていたら図書館から返却督促のメールが来ていた。読んでみると、お前が借りた本をいつまでも返さないから迷惑しておる。ついては裁判をするのでネコネコ山の裁判所に金色のドングリを持ってやって来い。遠くて大変なときは夜鷹のタクシーを使ってもいい。

 などとは書いて無かったが、要は、はよ返さんか、ボケという内容だった。昼休みではあったが、僕は直ぐに電話して本は当日、返却ポストに入れたことを説明したが、受けた人間が何とも要領が悪く、「えーと、おたくが借りたのは、カン、カン、えーとカンパン、ネラ?」みたいな対応で時間ばかりかかる。こちらは、休み時間を使って電話してんだよと、ちょっと強い口調で言うとあたふたして、担当の窓口に代わるから少し待てと言われ、相当な時間待たされて、やっとその窓口に繋がった。

 今度は、やたら冷たく感情の入らない声で、再度、名前と電話番号、用件を聞かれた。全て答えて、本は締切日の夜に返却した事を話したら、「いえ、こちらのデータではまだ返却されていません」と言われた。いや、だから、そちらのデータじゃなくて、返却ポストに入れたんだから、そこを探せば出てくるってーの、だいたい締切日の翌日にはちゃんとチェックしておくことじゃ無いの?借りるの楽しみにしている人がいるんだから、延滞料をあてにするレンタル屋みたいなことするなと、これは流石に口にはしなかったが、まあ、気分はそんな感じだった。

 それから図書館は何も言って来ない。昨日、ホームページをチェックしたら無事に『カムパネルラ』の予約は出来たが、そこには本を追加購入したみたいなことが書いてあった。やっぱり出て来なかったが、もう督促が面倒なので補助予算を使って購入したのか?

 あまり気分は良く無いが、本日も図書館に行き『宮澤賢治伝説』を借りて来たので良しとするか。

※追記~書き忘れたが、この本の初版は奥付を見ると、2016年『10月21日』となっていた。確信犯だ。


本日は市民講座



久しぶりに公立大の市民講座に参戦。先週の金曜日も行くはずだったが、例のめまいで泣く泣く欠席。今回は、満を持して定時の30分前に出席。前の市民講座はジャズとアメリカ文学史という気楽に聞けるものだったが、今回は国際政治経済についてのお堅い授業で、テーマは『トランプ劇場の分析』。さて、キチンと話を聞けるか、場合によっては元ボーリョク学生の乱入で授業ボイコットなどということにならないか、いささか不安(笑)。

このショートエントリーを書いて、昨夜の6時過ぎから何度も送ったが、FC2が反応せずアップ出来なかった。何故だ。









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ほな、来年はいつやっちゅうねん



暇つぶしに本屋でマンガを立ち読みしていた。あらかた読み尽くしたが、もののついでに『学生島耕作』も読んだろとページを開いた。飛び込んで来たのが、この場面。新宿騒乱の話らしいが。このリーダーの発言を見ると、国際反戦デーは毎年日付が異なるようだ。しかも新左翼セクトにしては珍しい表現で『大規模な反戦行動』などとアジってる(笑)。ベ平連かっちゅうの。

こういうところが、ヒロガネケンジのいやらしさ、小賢しさである。しかし、今時、国際反戦デーの日付について文句をいうオレもオレだが(笑)。







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図書館で借りて



直ぐに読んだのだが、あまりに内容が濃すぎて貸し出し期間を延長しようとしたら予約が入っていた。一旦、返却して再度予約したのだが、なかなかメールが来ず、漸く予約本が入荷しましたと連絡があったのは、今週の初め。平日に図書館に行く元気が無くて、今日、やっと受け取りに行けた。

貸し出しの受付には、若いおねいさんがいて、ややふっくらしてはいたが中々にワタクシの好みだったので、ラッキーと心の中でつぶやきながらも、あくまでこちらの内心を悟られないよう、また、オレはこの時代を憂えているのだ的なハードボイルド的表情を取り繕い、予約本を受け取りに来た旨伝えた。

おねいさんは、機敏に書架に向かい探し始めた。しかし、なんとなく様子がおかしい。返却本の書架は50音順に並んでいるのだか、何故かア行から探しているのだ。まあ、念のために丁寧に探しているのだと思い、しばらく待った。その間に他の人が貸し出しの受付に来て、別のおねいさんが対応していたのだが、くだんのおねいさんは書架の前で何度も首を傾げている。

そのうち、別のおねいさんもやってきて一緒に探すが見つからない。2人で何か言いながら探しているのだが、見つからない。もしや、間違えて他の人に貸し出したのでは、と不安が頭をよぎる。その時、おねいさんたちの会話が耳に入った。「何処にあるのかね、この『トウザンシュウレツデン』」。

バ、バカヤロー、それは『きりやまかさねれつでん』だ、と叫ぶ直前に後から来たおねいさんが見つけてくれた。そりゃ桐山襲はメジャーじゃないけど、オマーラ図書館のスタッフだろうが、もしかしたら司書の資格くらい持ってるんじやねーのか。などと怒りをぶちまけようとおもったが、やはり好みのおねいさんなので、何も言えず黙って受け取ったワタクシは大人になったと思う今日の出来事であった。と、本日はシラカバ的な香りのする心温まるエッセイでまとめました。





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