『ロマンティック・バイオレンス』の続きから



先日、臨時店番をしていた時から、ゆっくり聴きたかった山本翔のアルバムを開店前にかけている。このアルバムからは「アレイ・キャット」と「デビル・ウーマン」という2曲のスマッシュ・ヒットが出ている。そして、このあと「ロシアン・ルーレット」というシングルヒットを持って、山本翔は銀閣寺のサーカスに登場した。ストーンズが「ミス・ユー」のヒットを出した頃だった。

当時のサークルの会報だったか、新しく始めたミニコミだったか忘れたが、この時のライブのレポートを書いた。今でも覚えているのは、いつもはむさ苦しいニイちゃん、ねえちゃんの溜まり場だったサーカスに、小綺麗なティーンエイジャーの娘たちが沢山入って来たこと。最初にバックバンドが出て来たが、コスチュームがDEVO+テッド・ニュージェントという感じで訳がわからなかったこと。ただ演奏はとても上手くてカッコ良かったこと。山本翔は、やたら態度がデカくて小娘の客に、お前らのれよなとこ毒づいたこと。アンコールは「ミス・ユー」で、確かにミックに良く似ていたことなどは今もはっきり覚えている。

ライブ見たあとは、結構気に入ってしまい、当時バイトしていた祇園のクラブで、客のいない時間に有線に山本翔の曲をリクエストしたりした。うーん、オレは若い頃から行動パターンが変わっていない。

さて、このアルバムだが、もちろん山本翔の歌がメイン。メインだが、個性的な3人のギタリストの聴き比べも楽しい。土方隆行、芳野藤丸、そして土屋昌巳。この、それぞれ個性的でユニークなギターソロが聴けるのも、このアルバムの楽しみ。

最後の土屋昌巳は、サーカスのライブの時にバックバンドで参加していた。ライブのラストに山本翔がバンドを紹介した。一風堂という少し変わった名前のそのバンドが「すみれセプテンバー・ラブ」というマイナー・ヒットを飛ばすのは、もう少し後になるが。









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オークションで入手した



東芝の4枚組のレコード。1966年から1974年までの日本のフォークとロックのベスト盤。ざっくり言うとフォークルからミカバンドまでなのだが、良く考えたら加藤和彦はこの間出ずっぱりだったのだ。これは、実はすごいことでは無いか?♪オラは死んじまっただーから♪タイムマシンにおーねがーい!なのだ。理屈っぽいことをいえば、加藤和彦は常に先進的なアンテナを張っており、世界の流行の一歩前の時点でそれらを先取りし、見事に自分の音楽にしていた。そのおかけで我が国の大衆音楽の懐が広がったとも言える。

というテーマで、加藤和彦論を展開するのは若い人たちに任せるとして、いやいやそんな面倒なことする奴おらへんて、ここはひとつスイも甘いも噛み締めたおいらがやらなきゃ誰がやる、などとパラシュート革命的アンビバレンツに落ち込んでもしゃーないか。

違う、違う。今日のテーマはこれだ。『ジャマイカのレギー』、最初は気がつかなかったが、これレゲエのことちゃうか?レゲエという名前ご定着する前はレガエという言い方が一般的だったが、レギーという言い方をしていた時代があったとは不覚ながらしらなんだ。

これが、レコード会社お抱えの「評論家」なら、トーキョー・サリーと小馬鹿にしていればいいのだが、この記事を書いたのはあの人だ。ニュー・ミュージック・マガジンにいたあの人。無人島に持っていくレコード10枚の中にエリック・アンダーセンを沢山いれた彼だよ。分かるかな、小林くん、ふっふっふ、と不吉な笑い声を響かせながら怪人20面相は去って行くのだ。





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今月2度目の平日勤務は



ショーボートのアンソロジーから行こう。思えば昔はユニークなレコード・レーベルが沢山あった。頭脳警察を解散してソロになったパンタやウィーピング・ハープ妹尾が所属していたフライング・ドッグレーベル、名門ベルウッド、さらにURCといってもフォーク系のアンダーグラウンド・レコード・クラブしか知らない奴はモグリだ。ウラワ・ロックンロール・センターを知らずして日本のロックを語るんじゃない、はぁはぁ。と、オレは一体何を興奮しているのか。

そうそう、独立レーベルの話だった。もうこの際だか、ニューウェーブのパスレコードの話までいったろか、どや伸ちゃん、などとやってるときりがないので、このショーボートのアンソロジーの話に戻る。

比較的初期の南佳孝が二曲。歌姫吉田美奈子が一曲。そのあとは、久保田麻琴と夕焼け楽団のルーズな「ハイサイおじさん」。A面の最後は西岡恭蔵の、これまた名曲「アフリカの月」。

レコードひっくり返すと外道のハードなサウンドが炸裂する。そしてムードは一転して憂歌団のブルース、さらに知ってるかな花伸。ひところサーカスのライブにしょっちゅう出てたな。さらに誰がカバやねんロックンロールショー。ラストを飾るのがオレは鉄平こと児島鉄平。

断言する。このレコードでオレは日本のロックについて3時間は喋れる。しかし、客が来ない。





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今年もジャズナイトがやって来た



のは、良いのだが17時の開演に間に合うように、16時のバスに乗った。異変に気付いたのは、先行部隊のS原君からのメールだった。開場前から長蛇の列だと書いてあった。そして、毎年乗るバスに次々と客が入り、なんと乗車率は間違い無く200パーセント。このバスを普段利用しているおばあちゃんは目が点になっていた。

開演時間には楽に間に合う筈が、バスがついた時にはすでにバンドの演奏が始まっていた。TRI4THという、勝手にしやがれスタイルのバンドで、テナーサックスとトランペットが、やたら煽る。ヤノピもその傾向高い。ドラムが、バンマスっぽいが、マイクパフォーマンスが、なんちゅうか本中華(笑)。

セット途中でドラムとベースとピアノのトリオで演奏したが、完全にエマーソン、レイクアンドパーマー。石を取れ、クリソツ。このドラマーの名前がジョージ川口でもオレは驚かない。さて、今年は、どうなる?





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連日飲み過ぎでへべれけだけど、動画だけはうpしておかねばの娘

 昨日は宮崎ベースキャンプという、地元のベーシストが集まるライブに行ってきた。実は子のイベントのことは全然知らなくて初めての参戦だったが、いろいろ考えることがあった。そもそもこのイベントのことを教えてくれたのはロックバーに突然来られた女性客のお招きだったのだ。あるとき店番をしていたら、店のドアてかエレベーターが開いて1人の女性客がご来店。目的はその日一緒に仕事をしていたケイちゃんに会いに来たわけだが、ワタクシのほうを見て「お久しぶりです、お元気ですか」と突然言われた。「お元気ですか」と聞かれると、そのあとに「そして今でも私を愛しているといってくれますか」となり、それから「水色は涙色」とかになってしまい、いつの間にか「生まれたままの姿で」になってしまうのは、これは世代の責任である。というか、ほとんど意味が通じないな、あべ静江を知らないガキとは話はしたくない。

 えーと、非常に分かりにくい導入であったが、来店されたのは昨年、公立大で行われたジャズ講座の課外授業であったウィーピングハープ妹尾教授のライブの話に戻る。妹尾さんのハープに地元のミュージシャンが参加し「スィート・ホーム・シカゴ」などを熱演したのだが、その時にベースで参加していたT下さんは、実はロックバーで一緒に接客していた仲間だったのだ。その時にT下さんのお姉さんに会い、その人がおよそ1年後にロックバーに来て、このイベントを教えてくれて是非見に来てねといわれたのだ。

 オレは人から頼まれて嫌だということは滅多にない。滅諦にないが、頼んできた相手が嫌いだったら即断るという竹で割ったような性格だ。ただし相手が女性の場合、それも好みのタイプだったら断らない。万難を排してでも対応するという実に小気味いい性格である。ま、そんなこたぁどうでもいいか。とにかく7月15日にT下さんと、それからこちらは長いことライブを拝見させて頂いている、宮崎のビル・エバンスで何故かゴダイゴの熱心なファンであるO西さんと、さらに興味深いのはドラムは女子で編成されたバンドで登場するという話を聞いて、そりゃとりあえず行かねばの娘だと思った次第。会場はなんとワタクシが泣く泣くあきらめた岡林信康のライブのあったニュー・レトロ・クラブ。岡林のライブを見れなかった悔しさでいうわけではないが、ライブを見た人間から聞いた話だがMCばかりで歌はあんまり聞けなかったらしい。それでもええんちゃうか、相手は岡林だぞ。岡林のように言ってるだけで何もしないよりゃましだけど、なんてこと言ってた人もいたが、その人の話をすると終わらないので端折る。

 ということで当日、開演は18時半からだったがT下さんのバンドは20時過ぎに出ると聞いていたので19時半くらいに行った。なんと席がない。みんな立ってみている。中には乳児を連れた母親もいるが、立っているのだ。ちょっと舐めてましたね、宮崎のローカルシーンを。ま、それはいいけど、こんなこと買いていたら終わらないので、とりあえず動画を貼ります。いい演奏だった。ドラムは鹿児島から来た女子とアナウンスされた。あ、そうか島津藩は女子供が歌舞音曲に現を抜かすと国が傾くといって女子の楽器演奏はきんしされているからな。よって脱藩してザキミヤに来たのか。その心がけやヨシ。演奏後にO西さんに「ドラム良かった。下手なカーマイン・アピスって感じで良かった」などと感想を言ってヒンシュク食らった。わはは、そりゃしゃーないか。ということで動画貼ります。



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