『ロマンティック・バイオレンス』の続きから



先日、臨時店番をしていた時から、ゆっくり聴きたかった山本翔のアルバムを開店前にかけている。このアルバムからは「アレイ・キャット」と「デビル・ウーマン」という2曲のスマッシュ・ヒットが出ている。そして、このあと「ロシアン・ルーレット」というシングルヒットを持って、山本翔は銀閣寺のサーカスに登場した。ストーンズが「ミス・ユー」のヒットを出した頃だった。

当時のサークルの会報だったか、新しく始めたミニコミだったか忘れたが、この時のライブのレポートを書いた。今でも覚えているのは、いつもはむさ苦しいニイちゃん、ねえちゃんの溜まり場だったサーカスに、小綺麗なティーンエイジャーの娘たちが沢山入って来たこと。最初にバックバンドが出て来たが、コスチュームがDEVO+テッド・ニュージェントという感じで訳がわからなかったこと。ただ演奏はとても上手くてカッコ良かったこと。山本翔は、やたら態度がデカくて小娘の客に、お前らのれよなとこ毒づいたこと。アンコールは「ミス・ユー」で、確かにミックに良く似ていたことなどは今もはっきり覚えている。

ライブ見たあとは、結構気に入ってしまい、当時バイトしていた祇園のクラブで、客のいない時間に有線に山本翔の曲をリクエストしたりした。うーん、オレは若い頃から行動パターンが変わっていない。

さて、このアルバムだが、もちろん山本翔の歌がメイン。メインだが、個性的な3人のギタリストの聴き比べも楽しい。土方隆行、芳野藤丸、そして土屋昌巳。この、それぞれ個性的でユニークなギターソロが聴けるのも、このアルバムの楽しみ。

最後の土屋昌巳は、サーカスのライブの時にバックバンドで参加していた。ライブのラストに山本翔がバンドを紹介した。一風堂という少し変わった名前のそのバンドが「すみれセプテンバー・ラブ」というマイナー・ヒットを飛ばすのは、もう少し後になるが。









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遅かりし由良之助てか、尼之助



地方都市に住んでいると、物流の不便さがつきまとう。アルバムでも本でも、新作が発売されると話題になってもわ実際に商品が店頭に並ぶまでにやたら時間がかかる。ディープサウスのザキミヤよりは、はるかに首都圏に近い福岡県在住の燐さんも、以前、エントリーでこのことを書いていた。要するに本土と九州の間の玄界灘が実はとんでも無く大きな海峡であり、首都圏から長距離トラックで運ばれて来た本やアルバムなどは、玄界灘を渡る前に一度本土側で荷物を降ろし、海が荒れないように人身御供を捧げてから海峡を渡る。この時に海に生きたまま投げ込まれるのはニートで、それは我が国の生産性に一切貢献しないからだという説を、確か柳田國男が主張していたはずだ。

ま、そういう風習があるので(ウソに決まってます、笑)、本土と九州には新作が到着するのに大きな時差がある。要するに、発売予定日など何の役にも立たない。しかし、同じポンニチに住み同じように働いて、きちんと納税している人間が、ディープサウス在住だから、本土の人と同じタイミングでブツが入らないというのは、いかがなものか。これは地方サベツでは無いかと菅官房長官に大きな声で質問してみたい。多分、「全く違う」と言われるのが関の山だろうが。

それはさておき、毎回楽しみにしている『進撃の巨人』の新刊が出た。今回は、出遅れないようにアマゾンに予約した。これなら発売予定日から大して遅れずに、また確実に手元に届くと思ったからだ。だが、一昨日、仕事帰りに寄ったコンビニのコミックの書架に、この本が何冊も置いてあった。え、何でや、オレのとこにはまだ来ないのに、コンビニが先か。ちょっとプンスカしながら家に帰ってPC開いたら、アマゾンから商品発送のメールが来ていた。到着予定日は金曜日。くそ、あと2日もある。

そして今日、午前中から配偶者関係の墓参に二箇所行く予定をしていたので、留守番のバカ娘にアマゾンからの荷物が届くので、オレが家に帰るまでは出かけるなと厳しく言いつけ外出。先ほど帰ってみたら、郵便ポストにブツが投げ込んであった。

バカ娘には、留守番した意味がないと文句は言われるし、非常に不愉快な休日の午後であった。









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今夜は山本翔


名盤『ロマンティック・バイオレンス』を聴こうと、店に来たら終日忙しく片面聴くのがやっと。続きは、次回。





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オークションで入手した



東芝の4枚組のレコード。1966年から1974年までの日本のフォークとロックのベスト盤。ざっくり言うとフォークルからミカバンドまでなのだが、良く考えたら加藤和彦はこの間出ずっぱりだったのだ。これは、実はすごいことでは無いか?♪オラは死んじまっただーから♪タイムマシンにおーねがーい!なのだ。理屈っぽいことをいえば、加藤和彦は常に先進的なアンテナを張っており、世界の流行の一歩前の時点でそれらを先取りし、見事に自分の音楽にしていた。そのおかけで我が国の大衆音楽の懐が広がったとも言える。

というテーマで、加藤和彦論を展開するのは若い人たちに任せるとして、いやいやそんな面倒なことする奴おらへんて、ここはひとつスイも甘いも噛み締めたおいらがやらなきゃ誰がやる、などとパラシュート革命的アンビバレンツに落ち込んでもしゃーないか。

違う、違う。今日のテーマはこれだ。『ジャマイカのレギー』、最初は気がつかなかったが、これレゲエのことちゃうか?レゲエという名前ご定着する前はレガエという言い方が一般的だったが、レギーという言い方をしていた時代があったとは不覚ながらしらなんだ。

これが、レコード会社お抱えの「評論家」なら、トーキョー・サリーと小馬鹿にしていればいいのだが、この記事を書いたのはあの人だ。ニュー・ミュージック・マガジンにいたあの人。無人島に持っていくレコード10枚の中にエリック・アンダーセンを沢山いれた彼だよ。分かるかな、小林くん、ふっふっふ、と不吉な笑い声を響かせながら怪人20面相は去って行くのだ。





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今月2度目の平日勤務は



ショーボートのアンソロジーから行こう。思えば昔はユニークなレコード・レーベルが沢山あった。頭脳警察を解散してソロになったパンタやウィーピング・ハープ妹尾が所属していたフライング・ドッグレーベル、名門ベルウッド、さらにURCといってもフォーク系のアンダーグラウンド・レコード・クラブしか知らない奴はモグリだ。ウラワ・ロックンロール・センターを知らずして日本のロックを語るんじゃない、はぁはぁ。と、オレは一体何を興奮しているのか。

そうそう、独立レーベルの話だった。もうこの際だか、ニューウェーブのパスレコードの話までいったろか、どや伸ちゃん、などとやってるときりがないので、このショーボートのアンソロジーの話に戻る。

比較的初期の南佳孝が二曲。歌姫吉田美奈子が一曲。そのあとは、久保田麻琴と夕焼け楽団のルーズな「ハイサイおじさん」。A面の最後は西岡恭蔵の、これまた名曲「アフリカの月」。

レコードひっくり返すと外道のハードなサウンドが炸裂する。そしてムードは一転して憂歌団のブルース、さらに知ってるかな花伸。ひところサーカスのライブにしょっちゅう出てたな。さらに誰がカバやねんロックンロールショー。ラストを飾るのがオレは鉄平こと児島鉄平。

断言する。このレコードでオレは日本のロックについて3時間は喋れる。しかし、客が来ない。





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