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入院日記 再開2日目


昨日から再開した日記だが、手術の話を書いたところで力尽きた。本来なら、その続きから書くべきだが、本日の驚くべき急転直下の話を優先したい。

予兆は、実は少しだけあった。昨日、担当医から明日は血液検査と腸内検査をするのでスタッフの指示を受けるように言われていたのだ。血液検査は入院前から数えると何度目だろう。若い頃は血の気が多いという自覚もあったが、最近とみに人間が出来て来たワタクシからあんまり血を取るなや。血もタダちゃうぞ、オレの血は他人の血では無いのだ。などと心の中で悪態つきながらも、表面は「ハイ、分かりました、親方(by スネークマン)」とばかりに大きくうなづいた。

で、今朝の5時過ぎ、男性の看護士が「採血します」と注射持って登場した時は、もしや内ゲバで狙われたのかと思うくらいビビった。そりゃそーだろ。いくらこの病院の起床時間が早いからといって、早朝5時過ぎはまだみんな寝ている。元10ccのゴドレー&クレームの名曲に「ファイブ・オクロック」というのがあるが、その歌でも朝5時はまだ寝ている時間になっていた。

どういうルールか知らんが、速攻で血を取られた。終わってから枕元灯を消して、それから、また横になったものの眠れない。少しして6時になったので起きて洗面所に行った。片手で顔を洗ったり歯を磨いたりするのは大変である。さらにオシッコはビーカーで取って、それを僕の名前の書いてある小さめのポリタンクに移すという作業も面倒だが、ルールなのでやるしかない。

またベッドに戻り、しばらくネットを見ているうちに朝の看護士のチェックが入る。体温、血圧、前日の排尿回数、排便回数、傷痕の痛みなど聞かれる。その時に、今日は腸内検査なので、この後は水もお茶もダメと念を押される。手術後に何が欲しかったかというのは、昨日も書いたが水である。点滴してるので脱水症状になることはありえないが、やはり口から喉を通って飲む水は美味い。唯一の楽しみを禁じられたが、ま、これも自分のためだ。メシは食ってないが、下手に水分取って腸内検査中にドクターに鮮烈なゲリ便シャワーを浴びせたら、これまで培って来た僕の信用が無くなる。人格が否定される。

その後、小一時間ほど寝たようだ。人の気配を感じて目を開けると超不機嫌そうなバカ娘1号がいた。手に何やら持っているが、多分、僕のタオルとかそういうものだろう。実は昨日、配偶者にお願いをしていた。本日、9日は『進撃の巨人26巻』の発売日なのだ。ただ以前経験したように発売日当日はセブンイレブンしか入荷せず、ローソン、ファミマは少し遅れる。その事も、きちんとメールに書いて購入をお願いしたのだが、バカ娘がわざわざセブンイレブンに行ったが入ってない。店の人に尋ねたら、バックヤードに行って確認してくれたが、やはり来てないと言う。

バカ娘に言わせると、ザキミヤはど田舎なのでコミックの発売日は東京より数日遅れるとのこと。いや、それはもちろん知っていて、だから24巻はアマゾンで予約したが、その発売日当日の仕事帰りにセブンイレブンに寄ったら入荷していたという事実がある。その事から、25巻はあえて予約せずに発売日当日、セブンイレブンで入手したのだ。

そのあたりを説明するが、せっかくの仕事休みの日に父親の命令でコミックを買いに行かされた事にやはりムカついているんだろう。最近の若い人は、ガマンが足りんなぁ。

そうこうしてるうちに、検査の時間がきたと看護士が迎えに来てくれた。大腸内視鏡の検査の時は、後ろに穴の空いたデカパンを穿かされるのだが、今回はパジャマの下だけ着替えて点滴とドレンホース二本ぶら下げて検査室に入る。

担当の看護士から検査用の下着かと聞かれ、いやノーマルですと答える。すぐに検査用の下着に履き替えるよう指示が出る。着替え終わると検査用ベッドに横になって、まず写真。写真もナンボ取るねん、ちゅう感じ。手術を担当したドクターが登場し、看護士に何やら数値の確認。こちらには、ガスが出たか、排便はあったかなどを確認。そのまま横になり、肛門からゴム製の内視鏡みたいなものが入れられる。覚悟はしていたが、あまり気分のいいものではない。ドクターは、「お、いいんじゃない」と言うがサブについてる技師から「でもなんとかが何とかで」とか、「ここは大丈夫ですかね」とか、不安を煽るような発言が続く。

「はい、いいでしょう。昼から食事入れて見ましょう。あ、ドレンもどっちか取るか。えーと、こっちがいいかな」というドクターの声が聞こえる。え、ドレン抜くって麻酔は?と聞く間も無く、体内からドレンホースが一本抜かれていく。なんて言えばいいのか、ニュルニュルした感触のものが、身体から引き抜かれていく。

来た時と同じように看護士に誘導されながら、自分の部屋に戻って着替えを済ました。検査が終わったのでお茶も水も問題ない。さらに今日の昼から食事が出る。1日から入院して絶食だったのでやっとかめ、違う、8日目にしてメシが食えるのだ。

ワクワクしながら昼の配膳を待つ。実は添付した写真は夕食だが昼もこれと同じ。メインは重湯、それも炊飯器から溢れて出てくる、米粒の全く入ってないやつ。スープはチキンで出汁を取り、かすかな塩味が付いている。コンソメではない。そして野菜と果物のミックスジュースに豆乳。

美味いか?王様のスープの童話をご存知だろうか。グルメで何を食べても満足しない王様。その王様を満足させたのが、1日絶食した後のいつものスープ。結局、空腹に勝る調味料は無いという教訓だ。美味いとか不味いとか考える間も無く、口の中から食道を通って飲み込むことのありがたみを感じた1日だった。さらに、ものには味があるという当たり前のことを思い出した1日でもあった。

おっと、大事なことを書き忘れていた。実は僕は小さな頃から牛乳がダメ。飲めるがすぐにゲリする。今回は豆乳だし、腸を切除して体質も変わったと信じて飲んだ。5分後に地獄が待っていることも知らずに。



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入院日記 再開初日


先週の金曜の夜に手術が決まった。内視鏡検査でも状況が良く分からないので、思い切って開腹手術で行くことに。17時20分からのオペなので、10分前に手術着に着替える。下着は紙のオムツのみ。その手の趣味の人は良いかもしれないが、僕は全くそういうのはダメなのだ。手術室は病室と同じフロア。まだまだ元気なので歩いて入った。6、7人のスタッフの中に入って挨拶。しかし、寒い。エアコンの温度は20度くらいではないか。

手術台に乗せられ、手で両足を抱き抱えるよう言われた。加藤登紀子の歌を浮かべながら、手で両足を抱き抱えるのだが、なんとこの間の絶食にもかかわらず、まだハラが出ている。そのハラにメスが入るんやなどと思っていたら、脊椎注射で麻酔を入れられて記憶が飛んだ。

記憶が戻った時は大勢の人が僕のお腹の前で動いていて、とても痛かったのとめちゃくちゃ寒かったことしか覚えていない。もう凍死寸前と言っても良い。舌の根が全く合わない。配偶者が「頑張ったね」とねぎらいの声をかけてくれたが、こちらが言えるのは「寒い、寒い、寒い。‥痛い」のリフレインのみ。あ、以前に麻酔を受けた時は赤い壁など摩訶不思議な物が見えたが、今回はスターレスアンドバイブルブラック。まるで今のこの国の現状と全く同じであった。

死ぬかもしれないと思った事が、これまでに何度かあったが、今回の術後の寒さはその履歴に追加されたと思う。すぐに看護士が電気毛布を沢山かけてくれたが、あれは熱を持つのにやや時間がかかる。なんとか暖かさを感じるまで30分以上は楽にかかった。

土曜の朝は最悪の目覚めだった。喉が乾くが水を飲むのは禁止されている。お腹は、これはどう表現していいか分からないような痛み。そして時々寒さ。そうなのだ。あの手術以来、体温調節機能がなくなったのか、エアコンがやたら冷たい。鼻にチューブが入っているので違和感がある。さらに酸素マスクを付けられていて、これも勝手が悪い。

看護士さんに水、水、欲しいものは水(by 加川良)とお願いするが、ドクターストップに変わりない。割り箸の先にガーゼを巻いて、そこに水を浸して口を濡らしてくれる。口中にもそれを入れて少しなら吸っても良いとのこと。吸いました。ねぶりました。甘露という言葉の意味を身体で知るワタクシ。

お腹を切って初めて知った不便さに咳やくしゃみをする時に痛い、ガスを出す時の辛さなどがあるが歩行にも困難をきたすとは思わなかった。それ以上に驚いたのは、昨日、手術を受けたばかりだというのに午後には歩くよう指示されたことだ。最初は我が耳を疑った。何が悲しゅうてハラキリ翌日に散歩や。いや、散歩は好きだよ。夜の散歩なんて乙なもんだ。が、よりによってこの日、ハラがいてーよ、痰を切りたいよーと泣いている今日只今、一体どうして病院の通路を歩く必要があるのだ。

元気なときだったら、何だかんだ言って絶対言うこと聞かなかった筈だが、良く良く考えてみると元気じゃないから入院して手術を受けたのだと妙に納得して歩くことにした。電動ベッドを起こして腰掛けることから始まるのだが、まずベッドから起きる事が出来ない。いや出来るが痛い。そして腰掛けるという動作がこれほどしんどいものだとは思わなかった。涙を流しながら、いやこれは文学的表現でも何でも無いリアルな表現だが、涙を流しながらやっと腰掛けたが、これからが大変。身体に付いてるチューブやドレン、尿の入ったポリ袋などをまとめて、手には点滴のキャリアを持ちながら立ち上がる動作のキツイ事、キツイ事。

その病室のすぐ近くに食堂があり、まずはそこまで歩くと目標を決めた。一足踏み出す毎にお腹の傷が痛む。たかだか五メートルくらい歩くのに、額に汗をかいて肩で息をしながら、そうかこれが青息吐息ということか。看護士さんは声かけしながら、一緒にゆっくり進んでくれる。通路に長椅子があったので、そこで休むよう言われた。もっともそこに座り込むのがまた一大事だった。

しかしながら、この術後翌日から歩いたというのが、その後の回復に大きく役に立った。

しばらく中断していた日記ですが、回復も順調なので今日から再開。ただ手術のことを書いたら、少ししんどくなったので今日はここまで。





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入院日記 3日目


本日の夕方から手術なので、早めに日記をアップする。昨日は、夜一度トイレに起きただけで、結構熟睡した。朝のナースの巡回まで目が覚めなかったから大したものだ。起きて体温、血圧を測る。指に何やら挟み込むので何やこれと聞いたら血中の酸素を測るとか。世の中便利になったもんだ、とこれはジジイ的感想。

後は手術着の説明とか、何故か足の動脈にマジックで丸をつけられる。手術着は10数年ぶりだが、ソックスは初めて。血行を良くする、いわゆる、エコノミークラス症候群対策か。手術の時は背中の骨髄の隙間から麻酔を注射すると説明を聞いて記憶が蘇った。

前回、手術を受けた時は右足の親指の第一関節から切断したのだが、麻酔注射の痛みより足指の痛みが強かった。ただ下半身に熱い液体がじわじわ入ってくる感触は覚えている。それからしばらくして何故か赤い壁に囲まれている夢を見た。手術が終わった時に思わず赤い壁と呟いてしまったが、医者からはスルーされた。しかし、赤い壁とは何だろう。安部公房とデビッド・ボウイとセックス・ピストルズ?

その後、持ち込んでいたノーパソで『三里塚のイカロス』を観た。手術前に気合いを入れようと思ったのだが、実に考えさせられる映画で国家と農民、党派と個人、家族と生活など考えこんでしまった。ま、一つ言えるのは運動を党派が引き回すと碌な事にはならないという歴史的事実。ノンセクト万歳。そういえば、この映画に出てくる白い人達から『80年代決戦か逃亡か?』という問題提起というかイチャモンつけられたこともあったな。分厚いレジュメだったが、途中で投げた。アホらしくて。

そうしているうちに昼になり、実家に報告に行った配偶者からメールが来た。「お昼はケンチキです」。「うるせー、オレは絶食だ、何でも好きなもの食え」と返事を書くと、今日の手術後、どうなるかわからないので、耐え難きを耐えた。

さて、今回の手術では赤い壁は見られるのか?



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入院日記 2日目


昨夜は21時30分消灯で横になった。前日、寝不足だったので、すぐ寝付いたが、点滴のせいか24時過ぎにトイレに行きたくなり目が覚めた。オレはもー、めーがーさーめーたーとボ・ガンボスの歌を頭の中で反復しながら用を足してベッドに戻った。しかし、今度は寝付けない。眠れない、トゥナイト、と今度はRCの歌を思い出していると、闇を切り裂く叫び。さらにナースコールの音。廊下を夜勤のナースがバタバタ走り、時々話し声も聞こえる。こうなると、眠れません。通常なら開き直って本を読むのだが、消灯なので電気がつけられない。また睡眠導入剤を飲むという手もあるが、薬は全て医師に取り上げられている。

カーテンの向こうが少し明るくなってからウトウトした。が、しかし、すぐにカーテンを開ける音と「おはようございます」という元気な声で起こされる。スマホ見たら6時半。こんな時間に起きること普段はないと思いつつも洗面所に行く。

今日は10時から内視鏡検査。その前に艦長、違う、館長、いやこれも違う、浣腸が待っている。過去二回の内視鏡検査の時は、最初、大量の下剤を飲み、それでもダメな時は浣腸だったが、今回は僕の腸が破裂寸前なので、いきなり浣腸である。

10時前にナースが来て、検査着と浣腸セットを持参しトイレに誘う。これ、街中だったらスカトロの風俗店。いや、行ったことはないけど。トイレで立ったまま浣腸され、しばらく我慢してから一気に出す。なんか、この辺り、表現が隠微な感じ(笑)。

検査着に着替えて、いざ内視鏡検査に向かう。前に担当してくれたY田先生がわざわざ声をかけてくれた。こういうのは心強い。点滴に眠り薬が入れられて、呆気なく寝てしまう。途中、何度か声を掛けられ体位を変える。予想よりはるかに短い時間で終わった。病室まで車椅子で運ばれて、そのままベッドに寝てしまう。

少ししたら、再度ナースが今回の診察結果を担当医が説明するというので、ふらふらしながら部屋に向かう。30日の写真と今日の写真を元に説明を聞いたが、結論から言うと内視鏡のカメラが入らないくらい腸管の一部が細くなっていて十分な検査が出来なかったとのこと。したがって後は可能性の問題だが腫瘍が良性でも、これだけ大きければ削除しかないとのこと。悪性、いわゆるガンの場合であればなおのこと削除が必要。ただ手術をするかどうか、配偶者とも相談して決めて下さいと言われた。

幸い、今日の午後に高校時代の同級生で神経内科の先生であるS原君が見舞いに来ると言ってたので彼に相談することにした。以前も中々治らない目眩をメールで相談したら見事に一発回答してくれた事があった。細かな事は書かないが、彼の助言で手術を受けることに決めた。

S原君と相談中に仕事を終えた配偶者が来た。その後、担当医にもう一度説明を聞き、正直にいうと今回はちょっと遠慮して、また次の機会にしようかなと若干日和見主義になりかけていたが、配偶者が一言。切ろう。シャーない、切るしかないか。

善は急げで、早速、明日の夕方に手術が決定。多分、痛いので明日の日記はお休みです(泣)。あ、写真は何かというと見舞いに来てくれたS原君が冤罪の本とかストレスの溜まるものではなく、こういうミステリ読んで浮世離れしろと貸してくれた文庫。しかし、明日ハラを切る手術の人間に殺人ばかりの本を貸すのは悪趣味ではないかという気がしない訳でもない(笑)。



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入院日記 初日


入院の用意をして、10時に総合案内の受付に来るように言われていた。前日は、仕事を昼から休み諸々の準備をしたので万全の体制である。病院までは自分の車で行こうと思ったが、入院案内に禁止されていたので、配偶者に送ってもらった。仕事が忙しくて、最初は断られたが何とか午前中休みを取って送ると、やや恩着せがましく言うので普段ならイランと怒るところだが、耐え難きを耐えてお願いした。

指定時間より15分ほど早く病院に着いたら、待合室は雲霞の如きジジババの群れ。そうか、昨日が台風の影響で来れなかった人が殺到しているのかと状況判断する。多分、すぐに呼ばれて簡単な説明の後に病室に案内されると思っていたら、まずは医者の問診があった。

一昨日、この病院で診てもらい、その結果、入院になったので話は通っていると思ったが、全部最初から細かく質問される。これ、あれや、別件逮捕のパターンや。同じことを何度も何度も聞いて、多少でも言い淀んだり辻褄が合わなかったりすると相手の態度が一変し、そこから一気呵成にゲロさせるという公安の手口。と、これは今読んでいる冤罪の本の影響か。

この間の症状やそれに対する医者の話を聞いて、もう一度レントゲンと、それと出来ればCTを撮らせて欲しいと言われた。いや、ここでゼニがかかるからあかんと言える立場では無いので、ややうつむき加減でうなづく。

レントゲン撮る前に、前回、何たらのチェックをしてないので、もう一度、血液検査をすると言う。正直、ここは嫌や、そんなん前回チェックせーへんかったオタクのミスやん。どうしてもちゅうなら、その分、タダにせな、と恐らく大阪人なら言うだろうが、温厚が服を着て歩いていると言われるディープサウス生まれの僕は、ここでも悲しい微笑をしながらうなづくしかなかった。

血液検査は、若手のナースが担当した。その横に、僕が通い始めた13年前からいるベテランナースが付いて、新人を指導しつつこちらをフォローする。注射針の刺し方が、やや強引で若干痛い。ベテランナースには、いてー、いてて、と直ぐにアピールするのだが、若手を伸ばすためにじっと我慢する。ここでホントに若手を伸ばすなら、痛いと言うべきなどという原則論大好きな人がいるかもしれない。それに対しては、知ったことか、オレはこのナースに面倒な患者だと思われたくないのだ。注射なんか何十人も打ってりゃ、そのうち上手くなるだろ。また、その指導のためにベテランが付いてるんだろ、と何故かココロがササクレだっている。

レントゲン撮った後に病室に案内された。四人部屋の奥の窓際。見晴らしは良いが、日差しが暑い。配偶者は、荷物を整理して仕事に向かった。僕は読みかけの本の続きを読んだり、イアホンで音楽聴いたりしたが、やはり集中出来ない。そうするうちにCTの時間が来た。呼びに来たナースは、お、当たりや、ちょい可愛いのとちゃう、と、相手はマスク姿なので、断定は出来ないが、嫌いな感じではない。いや、そんな場合とちゃうか。

CT室は、めちゃくちゃエアコンが効いて寒い。寝台に横になって説明を聞いていたら、突然、「お久しぶりです」と声をかけられる。なんと13年前に、僕が大腸憩室炎と診断したY田ドクターだった。明るく良く話をする先生だが、残念ながら言語明瞭意味不明瞭。とりあえず挨拶だけ返しておく。

そのY田ドクターから、検査中、身体が熱くなったり強いお酒を飲んだ感じになるから驚かないように言われる。また万一、点滴が痛くなったら直ぐに申し出るよう注意される。まずは一度造影剤を使わず撮影。テストかな。そのあと造影剤使って本番なのだが、右手に点滴をしているので、何かあった時のためにナースの手を握っておけと指示された。いや、ドクターがそう言ったの。オレが不安だからナースの手を握ったとか、どさくさ紛れに手を出したとかじゃない。ま、しかし、暖かいナースの手を握っていると、確かに安心ではあった。

その後、外科の担当医からCT画像の説明があったが、一昨日の医者の説明とほぼ同じ。ようは内視鏡で観ないと何もわからない。ただ憩室が多いので、万一、手術になったらかなり厄介だと言われる。一昨日から何も変わらないじゃないかと、いつものオレなら激怒するのだが、入院させられている身の上だけに黙って聞いた。一つ言えるのは腸閉塞を起こす危険性が、かなり高かったらしい。全然、そんな自覚はないのだが。

さて、何も食えないので水だけ飲みながら消灯時間を待とう。え、消灯が21時30分?眠れるもんか。


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